常盤露草
<常盤露草>
梅雨も一時休止なのかどんよりとした重たい雲が空をおおっている。
地上は今日もむし暑い。
道ばたではときわつゆくさがひっそり咲いている あの青い露草ほど
存在感はない。ただ真っ白な花弁と真っ白なしべが一抹の涼を覚え
させる。
<常盤露草>
梅雨も一時休止なのかどんよりとした重たい雲が空をおおっている。
地上は今日もむし暑い。
道ばたではときわつゆくさがひっそり咲いている あの青い露草ほど
存在感はない。ただ真っ白な花弁と真っ白なしべが一抹の涼を覚え
させる。
<紫君子蘭/アガパンサス>
雨は上がった 家の横のアガパンサスもきれいな瑠璃色にかがやいて
いる。 和名:紫君紫蘭 和名はなんとなく仰々しいが花のカタチは
君子蘭という名前がしっくりくるような気品にあふれた花である。
花の語源はギリシャ語の愛らしい花 でこちらがぴったりくる感じ。
ヒガンバナ科 アガパンサス属
<梔子/くちなし>
昨夜はだいぶ降ったらしい 木々が生き返って緑がまぶしい。
図書館横のくちなしが真っ白な花を咲かせている。ねじれて尖った
つぼみがねじれをほどきながら咲いて行く 静かな朝の儀式だ。
顔を近づけるととても品のよい香りがしている。
<蠟梅の実>
これは蝋梅の実である。早春に柔らかい黄色の和紙で作ったような
花を咲かせるアノ蝋梅である。
実は花の柔らかいイメージからかけ離れた無骨な実でしかも硬い。
このまま秋になると葉を落とし実は茶色のカリカリに乾いたもの
になり冬を向かえる。 そしてそこに繊細な花があったことさへ
気配を消してしまうのである。
<ガウラ/白蝶草>
文字通り白い蝶のような花 花付きが良く沢山咲いていると白い蝶が
群れているように見える。花枯れの時期に貴重な花で花壇のスター的
存在。草丈は1mほどにもなる 花色は白とピンク。北アメリカ原産
アカバナ科 ヤマモモソウ属 和名:山桃草
<夏日照り/放射雲>
今日も30度越えの猛暑日 空に秋のような放射状の雲がかかっている。
下界はうだるような暑さだというのにどういうことか まさか熱い風が
なびいている訳でもあるまい 「真夏の昼のミステリー」である。
全国的な猛暑日で日射病の危険日であるという ただし梅雨明けはまだ
なのでこれからもっと暑い日が訪れよう みなさまもご注意の程を!
<なでしこ>
猛烈なあつさである 男のくせについに日傘のお世話になった。
いきなり30度越えはやはり体にこたえる。
学校の土手では赤白のなでしこがカンカン照りをものともせず
咲いている いかにも涼し気に。
<文月紫陽花>
ところどころに朽ちかけた紫陽花をみる。グレーパープルに変色
したもの、 グリーングレーやダークブラウンに変化したものと
往年の鮮やかなパープルをイメージできる花はないがそれなりに
味わい深い色合いである。
<わるなす>
橋にも棒にもかからない雑草 生命力が強く駆除しても駆除しても
しつこく生えてくる草でナス科の植物の割合には花がじゃがいもに
そっくり 道端で出会ったらじゃがいもとまちがいそう。
茎に鋭いとげがありうかつに触れない方が無難。しかし花は真っ白
でかわいい 6月末から7月にかけて花をつける。
<ガマの穂>
図書館の隣にあるスーパーの駐車場入り口付近のあるガマの穂
屋上駐車場なのでスロープになっており、ガマの穂は首から上
しか見えない まだ花子で竹輪状の部分も青いけれど十分ガマ
の穂とわかる。見れば見る程ユニークな夏の風景だ。
<白鳥華/ハクチョウゲ>
通りの植え込みに白鳥華:ハクチョウゲの花が満開である。
花径1cmほどのこの花は梅雨時期に咲く花で花には雄花・雌花が
ある。花色は白かピンク常緑の低木で花壇のふちどりとか公園の
植え込みに用いられる。
アカネ科 ハクチョウゲ属 別名 六月雪 白丁花
<欧州万年草>
道脇の欧州万年草 ふかふかのカーペット状の葉っぱの間から
五弁星形の黄色い花がウワッと広がる 花径約1cm。
この道ばたには不似合いの雑草はヨーロッパ原産でコンクリート
の間でも定植してしまうほど丈夫な植物だ
ベンケイソウ科 マンネンソウ属
<泰山木>
おおきな鳥がうずくまるように泰山木が咲いた。大きな木で花は
見上げるような位置に咲く 肉厚の白い花は深緑の大きな葉っぱ
に包まれるようにさいている。
原産は北米で 泰山木 という大陸的な名前に似ず中国産では無い.
モクレン科 モクレン属