若もみじ
2014-06-30 | 短歌

<若もみじ>
突然、雲の切れ間から陽が射した。もみじの若葉にスポットがあたる。これから
の主役を紹介するように。これからは君たちの時代だというように。
<言の葉をきざむ>
詩も短歌も俳句も作っている時、とても怖くなる時が有る。
自分の粗末な語彙や知識で言葉を操っていいのだろうかと。
結局は自分へ再確認のため言葉に記すのだと思うことにしているのだが。
デッサンを知らずに絵を描いているのに良く似ている。
<天のかぐや>
白い花びらに宝石のようなブルー。色の組み合わせが絶妙。白はなお白く、
青は謎めいて神秘的な色を帯びる。天のかぐやが彦殿に会う日の宝石を
選んでいるようで微笑ましい。