詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

静寂/蓮の花

2017-07-31 | 俳句


<静寂/蓮の花>

蓮の花には静けさが似合う。その姿は一片の無駄がなく、私のような俗っぽい人間
の触れることを拒むような品の良さが有る。逆に、この花はしんと静まりかえった
あたりの空気を演出しているのかも知れない。
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陶芸教室/植木鉢

2017-07-30 | 陶芸・工芸

植木鉢


釉薬焼成見本

<陶芸教室/植木鉢>

長さ260mm×奥行165mm×高さ鉢部50mm・脚部20mm 赤土2㎏ たたらつくり

前半の最後は自由制作。大皿を考えたが家で置いておく所もないし、使用頻度などの
諸条件を考えて結局は植木鉢。今挿し木をしている植物のゆくゆくの住み家の準備に
植木鉢をたたらで作ることにした。たたらの箱物は乾燥・焼成時にそりなど変形しや
すいので部品を張り合わせず全てつながった状態での菓子箱形状にした。
※釉薬焼成見本は上段が白土に使用したもの、下段が赤土に使用した効果の実物見本
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忘れ草/甘草

2017-07-30 | 短歌


<忘れ草/甘草>

おはよう地球。(ワスレテタ)

古い時代、旅に出るということはそれこそ命がけだったそうで、遊興の旅がほとんどの
現代と異なり出張的な意味合いや宗教的な意味合いを持った旅がほとんどだったようで
それこそ何日も地に伏し草に枕する毎日を徒歩や馬で移動したようだ。
その行程は人災や天災に会いやすく、それなりの覚悟が必要で旅立ちの時後ろ髪引く思
いを断ち切るためおまじないとして服に忘れ草/甘草を飾ったそうな。(以上webより)

写真の花はやぶ甘草。他に野甘草、キスゲ等種類がある。 若い葉は食用になることで
知られている。
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色気/むくげ

2017-07-29 | 俳句


<色気/むくげ>

ここは匂い立つような色気でなくそこはかとなく漂う色気。一日二日でしおれてしまう
短命の花なのでこのさわやかな色気は一瞬のものでしかない。
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ぎぼし

2017-07-28 | 俳句


<ぎぼし>

昨夜は弱い雨が降ったらしく地面が湿っている。が花が一息つくには程遠いようだ。
だから今朝も水遣りをする。地面が湿っている分空気も心なしかひんやりしていて
気持ちが良い。すでに周りは蝉の大合唱がはじまりつつある。
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グラジオラス

2017-07-27 | 俳句


<グラジオラス>

学校の夏の花壇は向日葵と朝顔となぜかグラジオラスが定番。育てやすいのかな、
その当たり前の風景がウォークの途中となると趣が変わる。よそのお宅の庭など
に見かけると何となくおしゃれな感じがして朝顔や、向日葵などがとても庶民的
な気がしてならないのである。
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百日草と黄揚羽

2017-07-26 | 俳句


<百日草と黄揚羽>

今年も通勤途中の峠道の畑に色とりどりの百日草が咲いている。この畑は世話をして
いるおばさんが花壇替わりに使っているらしく季節々に綺麗な花を見せてくれる。
今の時期は百日草。良く知っているとみえて、黄揚羽が二匹飽きることなく花に戯れ
ていた。
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ひまわり元気

2017-07-25 | 俳句


<ひまわり元気>

わが家の(ぼくの)ひまわり一号が咲いた。飼育係は毎日の暑さにグッタリして
いるのだが、このひまわりぼくの元気まで吸い取ったように元気元気!
毎年五月連休明けぐらいに種をまくのだが 今年は試しにと五月末に種まきした。
花の時期をお盆頃にちょうどいいようにと計画したのだが、 時期が来ると花は
咲くんだねえ。背丈など例年の半分。鬼百合も花は終わった。失敗。
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青ぶどう

2017-07-24 | 俳句


<青ぶどう>

熱気の残った朝の路。少し歩くだけでも汗ばんでくる。この並木の途切れたところで
折り返せばいいか、あの信号で止めればいいか。などと良からぬ願望が頭をもたげる
のを無理やり抑え込んで朝のウォークは続いている。歩く途中、商店街で作っている
ブドウの棚が有る。結構な大きさの幹に育っていて青いちゃんとしたブドウがなって
いるその色合いがとても涼やかだ。汗だくの中でのお気に入りの風景だ。
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パステル色の夏日

2017-07-23 | 俳句



<パステル色の夏日>

おはよう地球。おはようみんな。

梅雨明け後この世とも思えぬ真夏日が続いている。

紫陽花もけなげにその色を保っていたが、さすがに衰えを隠しようもなく

茶色の花柄が目立つ。中にどういう神のいたづらなのだろうか、

うすいパステルグリーンへと色の変わった紫陽花がある。

花の終焉を飾るにはとても落ち着いた色合いが似合っているのだが、

少しく猛暑を和らげているようで好もしい。

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ダチュラ/朝鮮朝顔

2017-07-22 | 俳句


ダチュラ咲く清楚な顔に隠す罪

<ダチュラ/朝鮮朝顔>
夏の朝爽やかに咲くダチュラ。白い大輪の花はなかなか見ごたえがある。しかし、
この花は清楚な趣を裏返すような毒を持っているという。神経をしびれさす猛毒
が有るんだと。誤って誤食などしようものなら即救急車。ひどければ線香が立つ
華岡青舟が全身麻酔に使用したのもこの草を精製したものという(以上webより)
綺麗な花にはとげがあるというけれど、毒も持っているというからコワイ。
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からすうり/天女の夏衣

2017-07-21 | 短歌


           烏瓜夢の天女の夏衣

<からすうり/天女の夏衣>
見事なレース状の花は純白で短命。その日の朝開くと昼にはしおれてしまう。だから
寝坊助はめったにその優雅な姿にお目にかかれない。里山と人家の境目がお気に入り
らしく人間になりたかった天女のおしゃれ着なのかもしれない。
この辺りではスーパーの駐車場と小山の境目にたくさん咲いている。
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梅雨明け/美月

2017-07-20 | 俳句


        梅雨明けの微風の朝の美月かな

<梅雨明け/美月>
梅雨がどうやら明けたようだ。とは言っても寝苦しい夜は続いている訳であいまいに
梅雨時が終わったという感じである。ただ、今朝はいつもより1~2℃気温が低いだけ
で何となくひんやりしている。空は日の出前美人の月が眠らずに待っていてくれた。
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海の月

2017-07-19 | 俳句



        染め抜きの浴衣の色や海の月
                海月・・・・くらげ

<海の月>
先日の船遊びの時のこと,出航前海面をながめていると半透明の白い

くらげが帯状になって漂ってきた。 大きいもので25cmほど、

小さいものが10cmほど。およそ数千匹はいたろうか。裏返しのもの、

横向きのものそれぞれ触角をゆらゆらさせて泳いでいる。

まるで海に模様を染めたように幻想的だった。船員さんの話だと

今年は海水温が高く大量発生したんだという。

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航跡

2017-07-18 | 俳句


          日々の憂さ泡に流せり船の跡

<航跡>
外海が近くなると海の色が緑から濃い紺碧に変わってくる。淡路島は瀬戸内海の
入口で、船の航跡も紺碧と白い泡になって、その泡も生まれては消え生まれては
消え自分の歩いてきた後を清めてゆくようだ。願いごとをするでなし、懺悔など
するでなし、ただぼんやりと誕生と消滅の様をながめているだけで心が蘇生して
ゆく思いがする。
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