暮れ色の空／航跡

＜暮れ色の空／航跡＞

今、日没。上空はまだ残照が有るのだろう、西の空へジェット機の白い航跡が光る。
乗客には沈みゆく太陽が見えるのだろうか・・・
サンセットクルージング　1月も一緒に西の空へと消えて行く。

花のむくろ／紫陽花

＜花のむくろ／紫陽花＞

がく紫陽花の花びらが網の目になってふるえている。

もうすぐ壊れるであろう花の姿をかろうじて保って。

雪の跡

＜雪の跡＞

連日厳しい寒さが続いている。北国の方々には申し訳ないが、薄氷が張ったり雪が
舞っただけで充分寒いのである。今日も昼間ちらちら雪が舞った。凍った道ですべ
らないようにへっぴり腰で歩く。

冬ごもり／花椿

＜冬ごもり／花椿＞

おはよう地球。

雪雲が切れ切れになってゆっくりと東の方へ流れてゆく。時折ちらりちらりと雪が
舞う。この寒いのにうすい桃色の椿が葉っぱの間から顔をのぞかせている。　空の
雪雲の行方が気になっているのかもしれない。

わっ！雪や！

＜わっ！雪や！＞

大寒気団襲来！遠く天王山（天下分け目の戦が有ったところ）の方が雲と地上の
分かれ目がなくなったと思ったらしばらくして紙吹雪をひどくしたような雪が！
ただし短時間でやんだので道のはしっこがうっすら化粧した。もし、今夜も降る
ようなら明日朝は雪化粧かな・・・

無限空間／上弦の月

＜無限空間／上弦の月＞

日没前、天頂に半月が白く浮かぶ。夜ならば空に月が貼り付けてあるように前後の
距離感がないが、薄暮の空は奥行きがありその無限の空間に月がぽっかり浮かぶ。
月も私も宇宙の一員。それぞれに見合った一生を漂ってゆく。

雪便り

＜雪便り＞

ブロ友もtwitterもメル友も知人は北の人が多い。寒がりのくせして妙に北の国に
あこがれているのだろう。その方々からも良く雪情報がちらちらと流れてくる。
強烈な寒気団が日本列島を包んでおり、ここ枚方も明日朝は雪マーク。そんな寒さ
にますます元気なのはさざんか。雪をかぶったさざんかの赤はさらに鮮やかになる。

twilight moon／上弦

＜twilight　moon＞

北の国は大雪。しかも明日はこの冬一番の寒気団が日本列島を包むという。裸木に
なったけやきの梢に今沈んだばかりの太陽を追いかけて月が西の空へ。
地球などには脇目も振らず、ただ一途の横顔を見せて。

迷い葉／こぶし

＜迷い葉／こぶし＞

散りそびれたこぶしの葉。行き場所を失いまだ迷っている。

それを冬のひばが受け止めてくれた。ここに居ていいよと。

冬のひばは夏葉に比べ柔らかく細い。緑の色もやさしい。

魔法／枯れ紫陽花

＜魔法／枯れ紫陽花＞

病院の行きかえり遭遇する「がんばり屋」のがく紫陽花。生きてるのがかろうじて
わかる葉っぱが一枚。「頑張りな、僕も負けんとガンバル！」
強力な寒気団がまた来るという。

朝日湧く／大寒

＜朝日湧く／大寒＞

おはよう地球・・・

ひざが痛くその影響か体調が悪い。特に一年で一番寒くなる時期にめげてしまう。
リハビリの先生によると古傷が炎症を起こしそれをかばって体のあちこちに無理
が生じているという。マッサージのリハビリを受けているが少しずつ楽になって
いる。日の出に「今日もひどくなりませんように」と祈る。

家路

＜家路＞

ひざの痛みで憂鬱でならない。月はちらりと見ただけで早々に家へ。

明日は晴れますように。

梅一輪

＜梅一輪＞

今日の昼間（19日）は風もほとんどなく3月頃の気温だったという。暖かく感じる
はずで14℃くらい。職場の横の川の土手に梅の花がほころんでいた。たった一輪
まるで眠った赤ん坊が微笑んでるのを見たような温かい気持ちになれた。

冬空／メタセコイア

＜冬空／メタセコイア＞

藤田川というバス停の隣にある地域のシンボルツリー的な存在。夏は涼しい木陰を
冬は芸術的なみせてくれる。少し離れて見ないと首が痛くなるほど高くそびえる。
今は葉を落として複雑な枝がむきだしで、風が吹くと「ビュオー」といった感じで
うなり声をあげる。

野菜高騰／葉牡丹

＜野菜高騰／葉牡丹＞

この冬、異常気象や台風の影響で野菜が例年の倍を超える値段になっている。子供
達の作っている野菜畑も、例年ならフサフサと茂っているのだが貧相な背丈と隙間
の目立つ株それぞれが寒々としている。しかし、冬を飾る葉牡丹は元気元気！
みずみずしい白や、紫の葉っぱが今日も健在。ふとおいしそうと思ったのは私だけ
ではあるまい。もちろんうさぎじゃないから見るだけにしているが・・・