詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

行く年くる年/冬眠

2017-12-30 | 俳句



<行く年くる年>

2017年はもう行こうとしています。

私的に今年前半は夜中に起こされたりして毎日がハラハラドキドキする日々でした。

後半は波静かな穏やかな日々を送れ、ふと気が付くともう年末です。

一年間お付き合いいただいた皆様に心よりお礼申し上げます。

都合により年越し、新年三ヶ日の雪割一華を冬眠をしたいと思います。

時折、巣穴から世間をのぞき見させていただきます。
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枯れ芝生/檜扇の実

2017-12-29 | 俳句


<枯れ芝生/檜扇の実>

日常の風景の中で小菊が咲いていても、それは当たり前で風景にうまく溶け込んで
しまい同化してしまう。しかし、檜扇のように真っ赤な花を見せていた植物が黒い
艶やかな実をつけていると思わず「おやっ!」というように目を引く。それは少女
が初めて唇に紅を引いた姿を見た時のような新鮮な驚きがある。」
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公園

2017-12-28 | 俳句


<公園>

家から10m程の距離にある小さな公園。あまり利用する人も無く中央あたりにある
栗の実を取る人が訪れるくらいかでひっそりとした公園である。植えられている木
は銀杏、栗、南京ハゼ、つくばね空木、くちなし、桜で撮影時によく利用する。
一番美しいのは11月末から12月始め、木々の紅葉が公園を埋め尽くす時。もちろん
月の写真を撮るのもこの公園から。※写真は12月始め頃
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枯れ山

2017-12-27 | 俳句


<枯れ山>

膝痛のため陶芸教室の近くにある病院へ。 久しぶりに寄った生涯学習センターの
後ろの山は限りなく茶色に近い赤い色の葉っぱのくぬぎで、まだ枯れた森の様相を
保っている。行きはそれどころではなかったのだが、帰りは少しは楽になったので
辺りを見回す余裕が有ったみたい。
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しぐれ跡

2017-12-26 | 俳句


<しぐれ跡>

天気予報では雨が降るのはイヴだけだったのに、時折パラパラっと来る気紛れ雨
 別に傘をさすほどではないのだが、この時期の雨はひざに古傷を持って居る身
にはつらい。ジワ~ンと来る重さと痛みと。 ひどいときは階段の上り下りさえ
つらくなる時がある。落ち葉に残る水玉を見つめながらスライディングで痛めた
ヒザの治療をもっと丁寧にやっとけば良かったなぁと後悔が脳裏をよぎる。
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鈴の音や/雨のイヴ

2017-12-25 | 俳句



carillon:カリオンというケーキ屋さん


けやきマルシェのイルミネーション

<鈴の音や/雨のイヴ>

毎月末にオープンされる手づくりマーケットをのぞきに行った。クリスマス前日と
あって家族連れでかなりにぎわっている。その一角に有るこのショッピングプラザ
に1軒しかないケーキ屋さんへ寄った。中は混んでいて店内に入ってマゴマゴして
いたらお姉さんが声をかけてくれた。クリスマスバージョンの和栗のモンブランと
自分用にサンタクロースのチーズケーキを買った。ケーキがひっくり返らないよう
そろそろ帰ったのは言うまでもない。ちなみにお店の名前はcarillon:カリオンで
「鐘」という意味だそうでクリスマスに丁度似合う名前だ。 イヴは雨になった。
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朝焼け/雨予報

2017-12-24 | 俳句


<朝焼け/雨予報>

おはよう地球。

朝焼けは雨の予兆というおばあちゃんの教え。天気予報も午後遅く雨になるという。
これではサンタさんもカッパを着たりトナカイにもビニールシートを着せたり準備
が大変だろう。もっと気温が低ければ「ホワイトクリスマス」などというおしゃれ
な演出になるのだろうが、生憎と関西の昼間は13℃の気温出かけるには折り畳み傘
の準備が必要。この時とばかり相合傘の出来る恋人同士ならいざ知らず底冷えの
するイヴになりそう。
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冬至冬中冬始め/冬空

2017-12-23 | 俳句


<冬至冬中冬始め/冬空>

12月22日は24節気の冬至。一年で一番昼の短い日。

冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)はこれからが本当の冬の寒さになる
と言う意味。ゆず風呂(ぜいたく)に入り、かぼちゃ(ビタミン豊富)を食べ残り
数日になった今年を元気で締めくくりましょう。
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冬至の空/三日月

2017-12-22 | 俳句


<冬至の空/三日月>

夜の長さが最も長い日「冬至」。夕方5時過ぎ、やっと陽が沈み西の空はまだ茜色
の名残が鈍く光っている。わずかに紺色を濃くしてゆく高い空への途中 三日月が
その闇を掬いとるように冷たく光っている。
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早とちり/木瓜の花

2017-12-21 | 俳句


<早とちり/木瓜の花>

自転車で走っている時、赤いものが目の端をかすめた。「?」みると木瓜の赤い花
が数輪鮮やかに咲いているではないか。確か春先に咲くんだよなあ思いながら最近
カバンの中に携行しているカメラを取り出して撮影。ふと、気配を感じて足元を見
ると散歩中と思われる小型の犬が座り込んで尻尾を振りながら見上げている。
「あやしいおっちゃん何してるの?」「ごめんな、ボケの花撮ってんねん、お散歩
か?」と飼い主とも犬とも話する。ボケの花の赤さと犬との会話が暖かい。
※木瓜は春の季語ですがあえて使用しています。
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黒い実の置きみやげ

2017-12-20 | 短歌


<黒い実の置きみやげ>

ふと、気が付いた。あれほどやかましかった「ひよどり」の鳴きかわす声が聞こえ
ない。栴檀の実にも南京ハゼの実にも群がっていたはずの姿がない。もう遠い所へ
旅立ってしまったのか。残された黒い実を複雑な思いでながめる。
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氷点下/水仙

2017-12-19 | 俳句


<氷点下/水仙>

今年一番の冷え込みで朝の気温は-1℃。寒さに弱い私はすでに右手の人差し指が
しもやけになって痛い。今時!と笑われる向きも有ろうが、ある事故で指先を負傷
してしまいそれ以来いつも氷のような血の気のない指先になっている。水仙が咲き
始めるころから梅の咲くころまでが特につらく、カメラ好きにとってはシャッター
押す指が中指に頼るざるを得ないのも仕方がない。水仙が咲くのは好きだけど寒さ
との戦いのスタートでもある。
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黎明の月

2017-12-18 | お気に入り



<黎明の月>

12月17日早朝。月の出の時間5:40に合わせ起きる。すぐさまカーテン

の隙間より東の空をうかがう。 夜明け前の空は鉄紺から灰紫そして

鈍い橙色へと複雑なグラ デーションを見せている。

月が山の端から昇ってきたのは45分すぎ。地球照が見えるので極細の

リングを見る思いがする。18日が新月なのでまた少しずつふっくらと

した月になってゆく。月は15分ほどで夜明けの空へ溶けていった。

有明の月。

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美晴日:ビバルディ/わくら葉

2017-12-17 | お気に入り



<美晴日:ビバルディ/わくら葉>

おはよう地球。

室内楽が好きである。あのさらりとした味わいの、まるでお茶漬けの

ような音は聞き流してコーヒーを飲んだりウィスキーをなめたりする

のにピタリとシンクロする。

写真を撮っていて枯葉が音符になっている枝を見つけた。ビバルディの

「四季の冬」と言うより「 秋 」のメロディーが頭の中を流れた。

とてもいい

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陶芸教室作品展2017

2017-12-16 | 陶芸・工芸


展示風景




<陶芸教室作品展2017>

枚方市南部生涯学習センター1F 展示場で行われている 当センターの

陶芸教室作品展 各曜日8教室150名300点(一人2作品出品)好評

のうちに開催されている。5月~11月の約半年の汗と涙と大笑いの結果の

力作はプロの陶芸家にない素朴さとひたすらな努力の跡が味わいである。

12/17日(日曜日)PM3:00まで。

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