詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

野の花-ねじばな

2012-06-30 | 短歌
 

<ねじばな>

捩花。もじずりともよぶ。6~7月の草地に不思議な咲様をして群れている。鉢植えなど
試してみるがなかなか根付かない。やはり野に置けの花らしい。ラン科の植物らしく拡
大してみるとなかなかの美形。とても特徴的なのはらせん状に上へ上へと咲く姿。他
に例を見ない。妹のままごとのごはんになっていたのを思い出す。

むらさきのらせんを巻きて咲く花の連なりてのぼる上へ上へと
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絵になる風景

2012-06-29 | 鉛筆は6B


<絵になる風景>

絵になる風景というのが確かに有ると思う。日常の目に映る周りの風景で「ア いいな
」と思う瞬間だ。その時気を付けてみると「いいな」と思ったものが何なのかそれが絵
のテーマなのだ。この写真はそこらに有るなんでもない風景だけれど、咲きほこるがく
あじさいと不思議な模様の水路。花が季節感を(いいなと思った心情を)水路は花をひ
きたたせる役目と全体に奥行きを持たす役目を兼ねている。これだけの切り取りがで
きれば、日ごろ楽しむための絵の世界は8割がた完成だ。あとは水彩にするか油絵に
するか、写真にするか本人の気の向くままだと思う。
※「えんぴつは6B」のカテゴリーは絵に関する事を浅く広く独断と偏見で書いてゆきま
  す。しかも、気が向いたときに!
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アガパンサス

2012-06-28 | 短歌
 

<アガパンサス>

紫君子蘭 梅雨時に似つかわしいパープルブルーの花。ユリ科の植物で6~7月に線香
花火みたいに四方八方へ向けて次々と咲く。拡大して見るととてもデリケートな風合いを
持った花である。

紫君子のるりいろの花曇り空とけ込まぬよう今朝のこころも
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オーロラ雲

2012-06-27 | 随筆・雑感


<オーロラ雲>

仕事の帰り駅の改札を出ると少しだけホッとした自分がいる。しかし、頭だけは今日
を引きずっていて今日のセミナーの出来事や明日の打ち合わせ、まとめなければな
らない計画の事などあれこれ頭の大半をしめている。バス待ちの空にくれかけの綺
麗な雲がたなびいていた。天使が窓のカーテンを閉め忘れたのか、レースの端っこ
が白いオーロラのように波打っている・・・バスは1本見送ることにした。
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ブラックベリー

2012-06-26 | 短歌


<ブラックベリー>

木苺は実の黄色いものしか知らなかった。日当たりの良い藪などに良く自生していて
その熟した黄色い実はわずかな酸味を伴った甘いおいしい季節のおくりものだった。
ブラックベリーは文字通り黒い実でいかにも外国から来たという雰囲気である。食用
と観賞用を兼ねて北米原産の物が良く栽培されているんだそうだ。きっと黄いちごと
同じような味にちがいない。

木苺の実の熟れる頃この森の梅雨あけるらし緑濃くして
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しゃぼんだま

2012-06-25 | 


<しゃぼんだま>

幼いころに見たしゃぼんだまは
麦のストローで生まれていた
虹色に輝いて音もなく消えてゆく
あのしゃぼんだまは
どこへ行ったのだろう

子供のころに見たしゃぼんだまは
麦のストローで生まれていた
ほろほろと青い空へ消えてゆく
あのしゃぼんだまは
どこへ行ったのだろう

公園の広場で見たしゃぼんだまは
青と白のしましまのストローで
生れていた
虹色の記憶とともに消えてゆく
あのしゃぼんだまは
どこへ行ったのだろう

虹色のしゃぼんだまは
魔法のように生まれて
すぐ消えてゆくものと思っていたし
しゃぼんだまの短い命を
自分の記憶の糸と
よりあわせてみて
そんなものだったと
結んではひとつづつ消えてゆく
しゃぼんだまを目で追っている
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KEYAKI MARCHE (手作り市&野菜市)

2012-06-24 | 随筆・雑感
  

<keyaki marche>
香里ケ丘CONOBA前の100mほどの広場を利用して毎月第四日曜日に開催されるストリー
トフリーマーケット。手作り商品の小さなお店が並ぶ。まだ知名度が低いもののマンション
がどんどん建って若い人が増えて来たのでこういうクリエイティブな催しが定着してくるの
だろう。すばらしいことである。音符は入手した涼やかなステンドグラスのペンダントトップ。
そしてしゃぼんだま売りが夢を売っていて携帯カメラをむけたらサービスに何回も飛ばし
てくれた。お兄さんアリガトウ。


  
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陶芸教室 作陶-マグカップ

2012-06-24 | 陶芸・工芸
 

<陶芸教室-マグカップ>
作陶条件※必ず取っ手がついていること。もちろん手びねり、同じものを2個作るために
大きな植木鉢の小判型のものを作り最後に2等分して半円形の形にすることを考えた。
ずめんを先生に見てもらって、結果ダメ。仕方がないので丸いのを2個つくり最後に板で
一面をパンパンと叩いてフラット(♭)面を作った。形も大きさも高さもシャープ(♯)にならず、
その分気持ちが半音下がった。次の削りで挽回しよう。用途:スープ用マグ

<つげへらとかきへら>
マイ道具です。つげへら(上)は器の見込み(内側)を綺麗に成型するのに使います。かき
へらは刃がついており器の外側を削るカンナみたいなものです。
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ピンクのバラ

2012-06-24 | 俳句



<ピンクのバラ>

雨の隙間をぬってホッとしているピンクのバラ。

せっかくのデートの日雨があがって良かったー♪と、そんな風情。

こういうワクワク感はいつまでも持ち合わせていたいたいもの。

いつまでも心をみずみずしくしておくために。

梅雨の間のピンクのバラのひと呼吸

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梅雨の晴れ間

2012-06-23 | 短歌


<梅雨の晴れ間>

あじさいの花がそこにも、あそこにも、いま満開である。もともと華やかな花なのだが
AKBの娘たちのようにキレイ・かわいいが団体で「どうだっ!」と言ってるようで賑や
かな咲様である。今朝は超接近してインタビューして見た。「競争激しくて大変だね
センターはどうやって決めるの?」「よく見て!しべがきれいでたくさん有るからわか
るでしょ!」 梅雨の晴れ間のできごとである。

むらさきの色あふれ咲くあじさいの花がこぼれる梅雨の晴れ間に
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風はともだち

2012-06-22 | 


<風はともだち>

ひらひらひらりあかいはなびら
ひらひらひらりしろいはなびら
ひらひらひらりきいろいはなびら
ゆらりゆらりかぜはともだち
ゆめでまどろむひらひらひらり
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うたほん

2012-06-22 | 陶芸・工芸
 

<うたほん>
手つくりのうたほん。中紙が真っ黒のスケッチブックを見つけた。表紙も真っ黒でこれで
歌の本を作ろうと思い立った。このほんのサイズはA4、全体のバランスと作りやすさを
考えてはがきサイズの和紙とか水彩紙に詩とか歌とかを印刷し左側に右側は絵とか写
真とかを両面テープで張り付ける。アルバムではないので左右同じサイズのものをなら
べるとすっきりまとまる。このスケッチブックはスプリングが大きいのでできる技である。
この本は2冊作ったがもっと詩集とか童話とかに種類をふやしてみたいなと思っている。
スケッチブックはサイズA4又は正方形 真っ黒タイプと純白タイプが有りおもしろい。
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モミの木

2012-06-21 | 短歌


<モミの木>
クリスマスツリーはいろいろな常緑樹が使われるようだが代表的なのはやはりモミの木
今、モミの木に松ぼっくりみたいな実がなっている。昔聖夜の降誕祭に演じられたアダ
ムとイヴの堕罪の舞台劇で冬に葉を落とすリンゴの木の代わりに針葉樹を用いてリン
ゴを飾った由来が有るとか。(net調べ)モミの木の実はリンゴとは似ても似つかぬ形をし
ているが・・・
初夏の空モミの木たちてあおき実も冬知らぬげに日射しを浴びて
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紫式部 - 小紫

2012-06-20 | 短歌
 

<紫式部-小紫>
秋になると3~4mmの紫の実がなる。その清楚な実の美しさを王朝文化の華紫式部に例え
たとも、紫の実がびっしりなることから紫敷実と呼ばれたのが変化したともいわれる。
前者の方がロマンが有って良い。いずれにしても、そんな大げさなものでなく実物はいたっ
てひっそりとつつましやかな植物なのだ。白花は白式部と呼ばれ白い実がなる。

むらさきの花は細枝にひそと咲き梅雨待ちの空雲厚くして
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月見草

2012-06-19 | 俳句



<月見草>

本来の月見草は昼咲月見草を白花にしたような花で夕方純白の花が咲き

時間とともにピンクに色が変わって行く別名「湯上り美人」と呼ばれる

花なのだそうな。(webより)

私も写真でしかみたことがない。みんなが月見草と呼んでいる黄色い花

は正式には大待宵草。

夕方近くから朝方まで咲いていることから通称月見草と呼ばれている。

台風のニュースの中の月見草

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