詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

満天星冬芽

2023-01-31 | 俳句

 満天星冬芽

<満天星冬芽>

凍った風がピューと吹き抜ける 冷たい寒い!

道端の満天星が塗り箸を何本も立てたように冬空を見上げている。

申し合わせたように2~30cmほどの冬芽が頭を揃えている  この穂は

成長芽でもちろん花は咲かない 花は下のこんもりした部分に付ける。

多分秋に剪定漏れして生き残ったのであろう 生命力を感じる。

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中天高く上弦の月

2023-01-30 | 俳句

<中天高く上弦の月>

29日は上弦の月 日本中を震え上がらせた寒気団も関西は小康状態で

雲の切れた空6時30分ごろ丁度頭上に 空気が澄んでいるのでくっきり

と見える 西に向かって木星、金星が間隔を取って一列に並ぶ。

いつ見ても上弦、下弦の月は見事なものだ。

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ろうばい

2023-01-29 | 短歌

 素心蝋梅

 蝋梅

< ろうばい >

春を告げる花に蝋梅もある。 今が丁度満開の時期で近くに行くと

得も言われぬいい香りに包まれる。蝋梅は中国原産で花芯が暗紫色

の花を「蝋梅」花芯が薄黄色のままのものを「素心蝋梅」という。

いずれも薄い和紙で作ったようなやや半透明の花弁がやさしい。

ロウバイ科 ロウバイ属

 

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しばさくら狂い咲き

2023-01-28 | 俳句

<しばさくら狂い咲き>

今日も雪が降りました 小さな雪でごくうっすらと積もりました。

テレビのニュースでも日本国中 雪情報で交通網のみだれや断水の

ニュースが各所で起きているとのこと 

こんな中何と言う事でしょう 入口よこの芝生でしばさくらが花を

つけている。この寒空にどないしたん? 

周りを見るとほかにも2ツ3ツ たしかこの花は春もだいぶ暖かく

なってから咲くはず その健気さは今日の寒さを感じさせない。

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雪空の月と木星

2023-01-27 | 俳句

<雪空の月と木星>

26日雪雲のかかった空に三日月と木星がぼんやり浮かぶ。

天気は薄い曇りがち とても幻想的な絵だ かすかに浮かぶ木星を

あたかも月が照らしているような 風のない静かな夜。

 

 

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雪の朝

2023-01-26 | 随筆・雑感

<雪の朝>

日本列島が震え上がった雪の朝 めったに雪など降らないここ枚方市も

今朝はうっすら雪が積もった。 枚方駅前を越して遠く高槻市の山々も

白っぽくなっている。京都の知人のところは40cmほど積もってまだ降り

続いているという 隣近所は屋根が白くなって交差点あたりもうっすら

積もっているようだ。この雪昼頃まで残っていた。

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シクラメン

2023-01-25 | 俳句

<シクラメン>

真綿色していない真っ赤なシクラメン シクラメンと言えばこんな色

の方がピタッと来る。これも冬の花クリスマス頃が最盛期か でも花期

が長いのもこの花の特徴だ 真冬の寒さを和らげるような花。  

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黄葉のつつじ

2023-01-24 | 俳句

<黄葉のつつじ>

20日は大寒 こよみ通りに猛烈な寒波が日本列島全体を襲う。

23日から25日にかけて関西も雪の舞う冷え込みになるんだとか

うそ寒い近所探訪も枯れ色ばかしで寒々とした冬色である。

ただマンションの横の植え込みのつつじが黄葉がすすんでみごとな

オレンジ色の絨毯となり寒空に唯一の暖を感じさせる風景だ。

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冬バラ

2023-01-23 | 短歌

<冬バラ>

市役所の前の広場 この寒空にバラがふたつ咲いている。

少し小ぶりだがふたつとも一点の傷もなくパーフェクトなカタチのバラ

白い色がさらに冴える。行き交う人は身をこごめて見上げる人もない。 

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枯れ芙蓉

2023-01-22 | 俳句

<枯れ芙蓉>

水仙とさざんかのみの花枯れの季節 町は茶色に沈んで見える。

異彩を放つのは枯れ芙蓉 花で愛でられ枯れて愛でられ詫びさびを

地で行くような一生である。枯れ芙蓉は絵の題材にも生け花の素材

にも珍重される。しかしこんなにたくさん花が咲いていたかなあと

しげしげと見なおす枯れ芙蓉である。

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雪中花

2023-01-21 | 俳句

<雪中花>

水仙のことを別名 雪中花という いかにも冬に咲く花としてふさわしい

粋な名前だ。 純白の花は清楚で気高く花枯れの季節を彩る。

時期的にこの一重の水仙が一番早く咲き、その後で房咲とか八重咲とか

色付きの花が続く。ヒガンバナ科 スイセン属

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さざんか

2023-01-19 | 俳句

< さざんか >

この寒空にさざんかがますます元気である つぎつぎと花を咲かす。

もともと花付きが良いのがさざんかの良い所なのだが この時期元気

なのはさざんかと水仙ぐらいで他に目立った花が無いのも理由の一つ

なのであろう ともかく大木も小木もびっしり花を咲かすのは見事の

一言に尽きる。

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八手の花

2023-01-18 | 俳句

<八手の花>

厳しい寒さである 外に出るのがおっくうになる  空はどんより

肌を差す風が冷たい 駐車場へ向かう小路の八手の花はこの寒さを

ものともせずに咲いている。良く見ると海の珊瑚みたいな不思議な

カタチだ 真冬に虫が飛んでいる筈もないのに元気よく咲いている

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ひっつき虫/小栴檀草

2023-01-17 | 俳句

<ひっつき虫/小栴檀草>

また急激に冬型になった ともかく寒いほほを切る風が冷たい。

道端には頭の軽くなったえのころ草やひっつき虫というせんだん草が

揺れている。 写真を撮るのに夢中になっているとこのひっつき虫に

襲われおびただしい数のひっつき虫に泣かされる。

キク科 センダングサ属 熱帯アメリカ原産 種類がたくさんある。

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時雨降る

2023-01-16 | 俳句

<時雨降る>

この時期の雨は激しくは降らない 静かにつぶやくように降る。

植物には慈雨になるのか ただ少しの雨は植物の枝や葉に小さな水滴

を作りさかさまに像を結びながら正月の松が明けるのを見守っている。

 

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