詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

かっこうあざみ/アゲラータム

2024-11-21 | 俳句

<かっこうあざみ/アゲラータム>

急激な冬の訪れ ぴゅーぴゅー吹いている風は木枯らし1号。

手袋にはまだ早いと思いつつかじかんだ手をポケットに入れる

花壇ではかっこうあざみの青い花が小さなイヤリングのように

揺れる 全国ふるえあがった突然の冬の訪れ。

キク科 アゲラタム属

 

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雪便り

2024-11-20 | 俳句

<雪便り>

今年一番の冷え込みで東北・北海道では本格的な積雪ニュース。

急激な季節の変貌に体がついて行けない。いつものウォーキング

ルートを変更して行ったことがない裏山越えの地域へ足を延ばす

長い坂道を上り峠のあたりで色づき始めた夏みかんを見つけた

まだわずかに緑を残した若い実はみずみずしい。

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花水木実

2024-11-19 | 俳句

<花水木実>

紅葉した花水木のあちこちに赤い実が見える 周囲も真っ赤

なのだけれどその赤に埋もれずちゃんとその存在を主張して

いるのだからたいしたものだ。 そして来年のつぼみと同居

しているのは何とも不思議な絵である。

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秋の暮れ

2024-11-18 | 俳句

<秋の暮れ>

ふらなかったものの雲の多い天気 

秋の日暮れは早い 空には西へ急ぐ飛行機の航跡が2本

通りを隔てた建物のシュルエットをかすめて伸びてゆく

明日はいい天気になるのだろうか・・・

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柿の実

2024-11-17 | 俳句

<柿の実>

今年も豊作 もう十分に渋味も取れて甘くなっているだろう。

柿は本当に気まぐれで、当たり年と不作の年がはっきりして

いる。今年はその当たり年の様だが6本あるうちのこの1本

だけで後は全くの不作かまばらな実付きのようだ。

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野紺菊

2024-11-16 | 俳句

 野紺菊

<野紺菊>

もっとも好きな花のひとつ 家のベランダでも鉢植えにして

たくさん花が咲きだした この花の持つ清楚なたたづまいが

気に入っているのである。写真の三つ葉はこの花と関係なく

葉っぱも茎も野菊にそっくりである。

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そばの花

2024-11-13 | 俳句

<そばの花>

裏山を越えたあたりは交野市へ続く農道である まわりは

ほとんど田んぼであるがその周囲には小さな畑がいくつも

あり季節の野菜などが植えられている その一部そばの花

を見つけた小さな白い花が群れている盛りを少し過ぎた頃

か近くの刈り干し用の木にモズが一羽鋭い声をあげている。

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いぬたで

2024-11-12 | 俳句

<いぬたで>

今日も素晴らしく晴れたいい天気だ 陶芸教室のある南河内

教育センターの前の小川の河原にはいぬたでが満開 小さな

紫の花穂が見事に勢ぞろいして壮観である。

タデ科のこの植物は茎や葉っぱにタデ科の特徴が見られる。

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アメジストセージ

2024-11-11 | 俳句

<アメジストセージ>

別名ベルベットセージ この花のかたまりは形容しがたい趣が

ある  紫に見えるベルベットのような花穂は実はガクで白い

部分が花である 中央アメリカ原産のこの植物は非常につよく

丈夫な繁殖力の強い花である 丈1mほどになる。

シソ科 サルビア属

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夕暮れの街

2024-11-10 | 俳句

<夕暮れの街>

昨日今日ととてもいい天気だった。西の方遠く日没後の

 香里園の背の高いタワーマンションがシュルエットと

なってだんだん暗くなる茜色の空に浮かんでいる。

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不如帰/ほととぎす

2024-11-09 | 俳句

<不如帰/ほととぎす>

特養の庭の片隅にほととぎすが咲いている。ほととぎすは

にぎやかな声で鳴くあの鳥だが花のほととぎすはいたって

おとなしい ただ花弁に名前の由来となった独特の斑点の

あるほととぎす模様がめだち木陰でも異彩を放つ。

が目立ち木陰でも異彩を放つ

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花水木紅葉

2024-11-07 | 俳句

<花水木紅葉>

このあたりの紅葉は花水木が一番早い 真っ赤になった葉の

間に来年のつぼみを抱いて。

散る前に来年の準備をちゃんとしているんだね。

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金木犀

2024-11-04 | 俳句

<金木犀>

金木犀の落花は花のかたちそのままで散る 色彩もはなびらも

元のままである 金木犀は香りが良いというけれど私はあまり

好きではない 匂いが強すぎると感じるから しかし、散った

花が所かまわず散り敷いているのは見事というほかない。

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南京はぜと11月

2024-11-02 | 俳句

<南京はぜと11月>

はや11月 一年の過ぎるのが早く感じる 

しかし周りの木々の紅葉が例年より遅い病院の行き帰りに

通る小山の南京はぜも やっとちらほら色づきが見られる

もみじに至ってはまだ青々としている。

やはり異常な夏の暑さが尾をひいているのだろうか。

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新月前/細い月

2024-10-31 | 俳句

<新月前/細い月>

31日 今朝は5時起き 新月前の月を捉えるため 寒い。

15分ごろ雲の隙間に細い月が姿を現す 折れそうに細い。

10月も終わる。

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