詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

遠雷/みやこ草

2020-07-31 | 俳句

 

<遠雷/みやこ草>

土手にみやこ草がたくさん咲いている。山羊とかうさぎが見たら喜ぶ

だろうなどと変なことを考えていたら突然大粒の雨が降りだし土砂降り

になった。あわててビニール傘を広げたけれどついでに雷が鳴りだすと

こわくなって雨宿りできそうな建物を探す。そうか・・雷か・・・

きっと梅雨明けの知らせに違いない。しかし、雨はすぐ止んだ。

都草:名前の由来は京都や奈良の都の近辺に多く見られたからという説

   と百脈根という漢名からという説など諸説ある。マメ科

   黄色い花びらが「アカンベー」しているようで面白い花だ。

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デュランタ・タカラヅカ

2020-07-30 | 俳句

 

<デュランタ・タカラヅカ>

華やかな名前を持った デュランタ:和名  はりまつり 

いかにもタカラジェンヌの正装をイメージさせるこの花は真夏の花。

近くの児童公園の端っこに2種類植えられていて次々と花を咲かせて

いる。青紫の花の縁取りが白くいかにもタカラヅカ的であでやか。

花言葉はあなたを見守りたい。

 

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気が付けば/柏葉紫陽花

2020-07-28 | 随筆・雑感

<気が付けば/柏葉紫陽花>

紫陽花は主役クラスで何かにつけ取り上げられる陽の当たる花だ。

しかし、普段あまり目を向けられない柏葉紫陽花は意外と長生き

して、しかも美しいグラデーションを見せてくれる。

アイボリーホワイトからからパープルレッドへと一房の花の塊の

全体にグラデーションができている。花はそのまま枯れ色へ進行

してゆく。これからこの花にも目を向けよう。

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戻り梅雨/空蝉

2020-07-27 | 俳句

<戻り梅雨/空蝉>

今朝も雨になった。ここ何日も降ったり止んだりの繰り返しである。

先日の水害の被災地では2度目の冠水のニュースが流れた。これでは

負けるものかと奮い立たせた気力も萎えてしまうだろう。人間の自然

に対する無力感さえ見える。コロナなどという見えない敵もまだ収束

していない。天は繁栄とか進歩とかで好き勝手にやってきた人間達を

試しているのだろうか。 雨宿りする場所もなくなったらどうしたら

いいのだろう。それでも明日へ生きなければならない。謙虚に謙虚に

 

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リコリス/夏水仙

2020-07-26 | 俳句

 

<リコリス/夏水仙>

おはよう地球。おはよう雨あがりの朝。

けやき通りが始まる交差点の横にピンクのリコリス:夏水仙が咲いた。

ヒガンバナ科の花なので彼岸花に比べはなびらが大ぶりなだけで一目で

彼岸花一族とわかる。よく似た花でネリネという花弁が少し細く色数の

多い種類も有るが、ご他分にもれず花がひょろりと先に咲いて終わって

からニューッと葉っぱが出てくるのがヒガンバナ一族らしいところ。

 

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浜木綿/はまゆう

2020-07-25 | 短歌

<浜木綿/はまゆう>

戻り梅雨らしく我が家も浴室乾燥が幅を利かす。しかし綺麗にかわく

もののお陽さまの乾燥とは何かが違う。お陽さまの匂いがしない。

雨が降っても小雨なら日課のウォークは欠かせない。浜木綿の華奢な

花に水珠がついているのを横目で見ながら予定の道を黙々と歩く。

 浜木綿は神事に使う白い布に似ていることから「ゆふ」という名が

付いたのだそうな。花言葉は「遠くへ行きたい」だそうで、 政府の

GOTOキャンペーンの宣伝文句みたいだ。こじつけの連休も本来なら

オリンピックの開幕が霧散してただの連休。不要不急以外外出を避けろ

と言われなくても我々庶民は行くところも無いし余分な病気を背負込み

たくない。複雑な心境の連休である。

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レインリリー/サフランもどき

2020-07-24 | 俳句

<レインリリー/サフランもどき>

激しい雨が降った。 長時間ではなかったけれど北部大阪は雨予報が

出ていたので終日ではなくもうけもの。止み間に外へ出てつかの間の

涼味を味わう。花壇のほおずきの横にレインリリーがピンクの花に雫

を宿して可憐な姿を見せている。この花は名前の通り雨に花を咲かせ

やすい。米国原産でハブランサス:サフランもどきという玉すだれ

サフランの仲間。玉すだれより一回り花も丈も大きい。

ヒガンバナ科

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真夏の追憶/さるすべり

2020-07-23 | 俳句

<真夏の追憶/さるすべり>

1昨日(21日)は土用丑の日うなぎの日である。我が家は食事制限が

有るのでタレのないうなぎの日。それでも十分で水害でうなぎの日

どころの騒ぎでない人も多い中感謝。それでもまだ梅雨は明けない。

近くのサルスベリがみごとな花を咲かせ、幼い頃家の横ににあった

木に登ってターザンごっこをしていて従兄弟と二人してこっぴどく

怒られた記憶がよみがえる。夏休みが始まったばかりで宿題より

遊ぶことに夢中な年ごろの思い出。( 昭和のころです。)

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白い壁と凌霄花/のうぜんかずら

2020-07-22 | 俳句

<白い壁と凌霄花/のうぜんかずら>

凌霄花:のうぜんかずらは梅雨明けから真夏にかけ咲ほこる花である。

その強烈な色彩と花の咲き様が大空をしのぐようだという意味でこの

漢字が使われ知らないうちは文字すら判読できない。今年はなかなか

梅雨明け宣言がでないので先駆けて咲きほこっている。

 

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早朝ウォーク

2020-07-21 | 短歌

 レストランの灯り

<早朝ウォーク>

朝5:30ごろから6:30ごろまで早朝のウォーキングは毎日続いている。

土砂降りの雨の日は休む。長靴をはけばすむ程度なら歩く。約3km

行きはまだ日の出前なので街灯がついている。このレストランの灯り

は何時に消えるのだろうなどと他愛のないことなど考えながら歩く。

帰りは昇ってきた朝陽に向って歩く。気が付くと街灯も消えている。

 

 

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がんばれ!たちあおい

2020-07-20 | 俳句

<がんばれ!たちあおい>

公園の丈2mほどあったたちあおいが工事の都合で根元から伐採された。

残った株の脇芽の葉っぱがのび、赤い花をひとつ咲かせている。

地面から3~40cmくらいのところなので見上げなくてもいいのだが、

この花も生きるのに精いっぱいなんだと親近感を覚える。

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長梅雨/紫陽花みどり

2020-07-19 | 俳句

<長梅雨/紫陽花みどり>

おはよう地球。昨日は午後から陽射しがあり、同時に夏の蒸し暑さが!

相変わらず雨は降ったり止んだり。家の鉢植えの紫陽花やイヌタデ達も

日光不足で気息奄々の状況。この分だと枯れてしまう。天候不良は人間

にもひびく、各地の災害しかり野菜不足しかり、そしてこの私も体調が

あまり良くない。膝や腰の古傷が冬とまた違った痛み方をする、

道端の紫陽花は水分をどんどん供給されて、とうに枯れておかしくない

のに紫がパステルグリーンに変わってまだ花の形態を保っている。

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野ぶどう

2020-07-16 | 

<野ぶどう>

雨上がり野ぶどうが濡れた舗道に影を落している。山ぶどうのように

食べることは出来ず厄介者の雑草だけれどそれでも生きている。

ただ熟れた実がトルコ石やラピスラズリのようにきれいな色なるのと

つるの枝ぶりが芸術的なので花瓶などに挿すとおもしろい。

※写真は野ぶどうの花と青い若い実

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雨の隙間/野萱草:のかんぞう

2020-07-15 | 短歌

 やぶ萱草

<雨の隙間/野萱草:のかんぞう>

降り続いていた雨が小休止。うずうずがとまらなくなってスーパーへ

お買い物。空気は湿っぽいが草も花も生き生きしている。

近道で通る特養の庭の横の路に 萱草(一重)英名:ヘメロカリスが

あざやか。やぶ萱草(八重)も咲いているうれしい雨休み。

萱草は別名「わすれぐさ」といい防人の旅立ちに胸元に挿し別れの

未練を断ち切ったそうな。朝開き夕にしぼむ一日花。

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森村万年草/セダム

2020-07-14 | 短歌

<森村万年草/セダム>

先日、公園を占領している姫女苑の写真を撮っている時気が付いた

美しいスギ苔らしきものおまけに6~7mmの花まで咲いている。

帰って調べてみると苔には花は咲かないとのこと。

名前はセダム/森村万年草:モリムラマンネングサという多肉植物

の仲間で外来種ではなく日本で空き地などに自生しているという。

園芸ではグランドカバーとして用いられるそうだ。

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