<白緑:びゃくろく/どろやなぎ>
日本画の顔料は粋な色名が多い。白緑も文字通りこの白い緑で顔料で
色名に白とつけば限りなく白に近い緑という意味。
近いもので、裏葉柳という柳の葉っぱの裏の色を意味する色もあるが
こちらはもう少し濃い。初夏に雪のような綿毛を飛ばすどろ柳の色が
柔らかい白緑の色をしている。
<白緑:びゃくろく/どろやなぎ>
日本画の顔料は粋な色名が多い。白緑も文字通りこの白い緑で顔料で
色名に白とつけば限りなく白に近い緑という意味。
近いもので、裏葉柳という柳の葉っぱの裏の色を意味する色もあるが
こちらはもう少し濃い。初夏に雪のような綿毛を飛ばすどろ柳の色が
柔らかい白緑の色をしている。
<水彩-4F水路>
ホルベインのR画用紙170Kに透明水彩絵の具で彩色。水彩紙は使う前に
舌の先でチョンと触れるくせがある。これは紙の吸込み具合をみるため
で良く吸い込む紙は滲みやすく、吸い込まない紙は乾きにくい。
舌の先が吸いつくような感触があると吸込みの度合いが強い。吸込みの
弱い紙はドーサ(ニカワとミョウバンをまぜた薄い液)という弾きどめ
で加工してあり、濃さの加減で強弱が調節できる。水彩紙・和紙も同じ
処理がなされ使い分けられている。書道の青墨のにじみの効果を出す時
ドーサの弱い和紙を使用したりする。