詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

銀杏

2014-10-31 | 俳句


<銀杏>

わが家からバス停のあるけやき通りまで5分の道のりは銀杏並木である。そろそろ
黄色く色づいてきたが、その中の1本が不思議な黄葉になってきた。葉の先が赤い
のである。なんでだろう?原因は解らないが、底抜けに明るい青空の中で見事に
その存在をアピールしている。
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錦葵

2014-10-31 | 俳句


<錦葵/アノダ>

ポピーに似たデリケートな感じの花。でも神経質には見えない。あくまでも
可憐な感じである。何か薬効が有るらしいのだが詳しくは解らない。これは
栽培種の観賞用。植物園は文字通り植物の宝庫である。

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母の音

2014-10-30 | 


<母の音>

祇園の白川巽橋の直ぐ前に白川沿いと新橋通りを分ける「巽大明神」が祀られて
いる。丁度背中合わせのようにアンティーク時計の工房があり、興味津々で中に
入った。いきなりこの時代物のミシンが出迎えた。私の知っている足踏み式ミシン
よりさらに古いらしくアールヌーボー風の唐草模様の彫刻が入ったレトロぷんぷん
の機械だった。思わず子供の頃の情景が鮮明によみがえった。
※ミシンは輸入されたMachineをミシンと聞き違えてつけられた名前だとか。
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仏桑華

2014-10-30 | 俳句


<仏桑華>

「ぶつそうげ」聞きなれない抹香くさい名前だけれど別名なら「ハイビスカス」
ああ!前者はなんとなくおばあさん的響きが有り、後者は溌剌とした若い娘
さんをイメージする。現実は後者がぴったりくる。澄み切った青い空・大気に
すっきりと咲いている。「仏桑華」にしたの俳句的文字数の配慮から f^^;
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幸せ色

2014-10-29 | 短歌


<幸せ色>

人には「幸せ色」と感じたり、実際に小さな幸運をもたらす色というのが確かに
有るように思う。それは、好きな色でなく、似合う色でもない。人それぞれに異
なるけれど、商店街のガラガラで2等の色が黄色みたいなものだ。私はやや薄
目の黄色。たまたまラッキーな時この色が身近な花とかになって介在する。
人によって赤であったり、青であったりしているのだろう。
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秋冷

2014-10-29 | 俳句


<秋冷>

昨日おとといと急激に冷え込んできた。どういうメカニズムかは知らないけれど
この1~2年バス停のあるけやき通りの黄葉がとてもきれいに進んでいる。ひど
い年はいきなり茶色の枯葉になって散り吹雪く年が有る。今年はもう少し赤い
綺麗なトンネルをくぐれそうだ。10・28朝はまだ黄色への進行中である。
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月の出ぬ夜

2014-10-28 | 


<月の出ぬ夜>

昨日仕事帰り西の空に有る筈の細い月を探した。でも見つからなかった。あろう
ことか、あらぬ方向を探していたのだ。陽が落ちて少しの時間しか見えない月は
高い建物の陰をしずしずと沈んで行ったようで、今夜見上げた月の位置でようや
く気が付いた。夏に比べかなり南の方へ寄って沈んでゆくことを・・・・・
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季節逝く/るりまつり

2014-10-28 | 俳句


<季節逝く/るりまつり>

急激な冷え込みで冬近しを思わせる。北国ではすでに霜が降り氷が張ってストー
ブに火の入ったことを伝え聞く。関西は冬の訪れは遅いというものの、朝晩の冷え
こみは急激だ。しかし、紅葉もこれからだし、すすきがさやさや銀の風を送って来る
のはこれからだ。「もう少し待って・・・」と言うようにるりまつりも咲き急ぐ。木枯らし
の来る前に。
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つるばらの実

2014-10-27 | 俳句


<つるばらの実>

花もいいけどつるばらの小さな赤い実もまたいい。着物か服の模様を思わすバラ
ンスの良いアラベスク。赤い実と緑の葉の色の対比もまた良い。大輪のバラは実
も大きいのであまり見てくれが良いとは言えない。
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夢の続き

2014-10-27 | 俳句


<夢の続き>

ゆうべは突発的な雷雨ほんとにびっくりした。今朝は雨は止んでいるものの曇空
どんな一日になるのだろう。今朝も生かされていることに感謝。
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つくばねうつぎ

2014-10-26 | 短歌


<つくばねうつぎ>

朝はバス停まで東向きに歩いている。この季節天気が良いのでなかなか気持ちが
いい。今はつくばねうつぎが真っ盛りで、逆光をになった白い花がなおさらその白さ
が強調されなかなかいいものだ。つくばねうつぎは花の落ちた後のがくがはねつき
の羽根ににていることからそう呼ばれる。 英名 アベリア
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水葵

2014-10-26 | 俳句


<水葵>

白秋にはそぐわない少し涼しい花と色。ほてい草に良く似ているが独特の空気袋
がない。みずみずしい葉の色と花の色はとてもバランスが良く、俗に言うウインブ
ルドンカラーの組み合わせである。この組み合わせ初夏の色なのだが、秋でもお
しゃれだなぁと思う。
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赤ちゃん

2014-10-25 | 俳句


<赤ちゃん>

美術館前の天王寺公園で花の写真を撮っていると1歳くらいの小さな女の子が近
寄って来た。「こんにちは」というと手をもじもじさせながらニッと笑う。子供の手は
言葉以上に雄弁だ。大人の手はシナを作るけれど芝居をしている。
最近とんでもない事件が相次いでいるので迂闊に声など掛けられないが、 すぐ
そばにお母さんたちが見ているので、「写真撮らしてね」とパチリ。バイバイしたら
バイバイと手をふってくれた。^^
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染色と写真の二人展

2014-10-25 | 随筆・雑感


<染色と写真の二人展>
井上美央・ゴトーマサミ

ギャラリー「itohen」 10/22(水)~11/2(日)12:00~19:00 月・火は休廊
地下鉄谷町線「中崎町」2番出口から北へ徒歩約10分(一本道です)

知り合いの染色家が写真とのコラボ展をやっている。
とても「ろうけつ染め」と思えない作品(私には未だにどうしてこんなになる
のか説明を聞いても解らない)独特の美央カラーが写真とすごくマッチして
いいハーモニーを作り出している。興味のある方いかがかな?
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蔦の跡/無

2014-10-25 | 俳句


<蔦の跡/無>

いつも蔦の綺麗な葉におおわれていた壁の有る道を久しぶりに訪れた。壁は何も
無くなって、ただ蔦の這った跡が線刻のように残されていた。コンクリートの壁は蔓
物を這わすと痛みが激しいという。理由は解らないけれど、私にはその茶色い跡が
蔦が必死で抵抗した跡に見え心が痛んだ。

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