詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

わたぼうし

2015-04-30 | 俳句


<わたぼうし>

まったりと「ハレ」の日。飛び立つ順番を並んで待つたんぽぽの兄弟。お互いに
手をつないでくれる風まち。高く飛ぶか、遠くへ飛ぶか、別れの淋しさより未来の
広さの方が彼らには魅力的。飛べわたぼうし見知らぬ国へ。
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愛/花水木

2015-04-29 | 短歌


<愛/花水木>

花水木の蕾がほどけるとき、両手につつんだ大事な宝物をそっと広げるような
そんなやさしさがある。母親の手にも似てあたたかく、柔らかく、そして優しい。
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昭和の日

2015-04-29 | 俳句


<昭和の日>

昭和の日?何の祝日だったかな?しばらくピンとこなかった。「そうや!昭和天皇
の誕生日や!」われわれ庶民は自分の誕生日は自前でおめでとうだけれど、国民
が仕事を休んで祝ってくれる誕生日もあるんだ。今日は薄曇り、図書館へ行くつい
でにカメラも持って出る。薄曇の日は花の写真には都合が良い、強い影も出ないし
天気が良いと色飛びしやすい赤や朱色も綺麗に発色する。花の写真撮影にはいい
日なのである。
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惜春/花一匁

2015-04-28 | 俳句


<惜春/花一匁>

あの子が欲しい。この子が欲しい。引く手あまたの華やぐ季節は短い。終焉の美学
などと負け惜しみ的な物思いなど置いといて今美しければそれでいい。ひとひらの
はなびらの重さは人それぞれに違うのだから。
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姫空木

2015-04-27 | 俳句


<姫空木>

雨あがる。姫空木の白い花咲く。まるで泣いた後のような露を宿して。
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投票日/芥子

2015-04-26 | 俳句


<投票日/芥子>

枚方市議選の投票日。地区の投票所は小学校の体育館。朝早かったのでまばらな
入場者。投票を済まし少しホッとして外へ綺麗に植えられたマーガレットの中にポピ
ーの赤い色が数本。みんなのたすけにになるまつりごとをしてください。の気持ちを
代弁するように印象的だった。
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初夏の気配

2015-04-26 | 短歌


<初夏の気配>

清楚な白山吹の花が咲いている。一重四弁の花は黄色い山吹の華やかさは無い
けれど周囲をうづめる若葉の色とあいまってとてもいい雰囲気だ。この花が咲くと
春は終わり、いよいよ初夏の訪れとなる。
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鈴蘭水仙

2015-04-25 | 短歌


<鈴蘭水仙>

さすがに春の花達も終わりが近づいた。図書館前で名残りのそめいよしのがまだ
花が付けていてひどく感激した。双葉の向日葵やコスモスの横にスノーフレーク
がゆれている。
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白い波

2015-04-24 | 短歌


<白い波>

ひとつ終わると次が、ひとつ終わらなくても次が。切れ目のない問題が次々と
押し寄せる。私も、そして誰にでも、おぼれそうになりながら手を足を動かす
限りない無限地獄を垣間見ながら。しんどい・・・。それでも生きる。
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青麦と風

2015-04-23 | 俳句


<青麦と風>

青麦のみずみずしい穂が出て白い極小の花がさいている。ミツバチや蝶の姿を
ほとんど見かけない街中では受粉のため少しの風が欲しいけれど、有るかなし
の微風でははたしてどうか・・・  
北海道行きたいっ!見渡すかぎりの青麦を見たいっ!金色の麦秋を眺めたい!
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あけびの花と椋鳥

2015-04-22 | 短歌


<あけびの花と椋鳥>

椋鳥は人懐っこい。よく3~4羽で地面に降りて虫などをついばんでいる。雀と鳩
の中間位の大きさでこちらがゆっくり動けば頭を上げて様子を見るものの2~3m
まで近寄っても逃げようともしない。そばにある立木にあけびのつるがからんでお
り、丸こい小さな花を咲かせている。「春だなぁ」と感じさせるいい風景だ。
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金星と朧月

2015-04-21 | 俳句


<金星と朧月>

今夜は春の宵にふさわしい朧月。右肩に「宵の明星」金星がひかりまことに詩情
あふれる夜だった。西の空に薄い雲がかかりその中に浮かぶ金星と、月の姿を
お届けしよう。月は新月明けで細い月。金星を写すため露光時間が長い分細い
月は光すぎてはいるが。pm8:30ごろ
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花散らしの雨

2015-04-20 | 俳句


<花散らしの雨>

あえて「穀雨」と言わないでおこう。たしかに先日蒔いたコスモスや朝顔の双葉が
頭を出した。だけど桜を青葉に変えたのは「花散らしの雨」である。作詞などすると
この方が絵になろう。♪~恋のゆくへは花散らす雨 さくらひとひら赤い傘~♪
と言ったところか。


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届かない手紙/こでまり

2015-04-19 | 



<届かない手紙/こでまり>

知人の音信が途絶えてもう一年が過ぎた。年賀状に「病が癒えたことと、

仕事に行っている」と短い消息が有った。今は多分元気なのだろう。

また風の便りが有るといいな。と思っている。

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春の風/はなみずき

2015-04-19 | 俳句


<春の風/はなみずき>

さわやかに、かろやかに、はなみずきさいた。
さわやかに、かろやかに、へやにこもらず そとにでよう。
ふゆのからだも、ふゆのこころもぬぎすてて
おもいにもつなんてはるのかぜにのせてしまえ

さわやかに、かろやかに、はなみずきさいた。
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