詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

一夏の薔薇

2022-05-31 | 俳句

<一夏の薔薇>

走り梅雨模様の重たい空に薔薇が咲いている。

晴れたいい日ならばピンクの可愛い花に違いない しかし鉛色の空の

下ではこころなしか重たげで薔薇特有の生気は半分におちる。

それでも健気に咲く薔薇は美しい。

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そめいよしの桜ん坊

2022-05-30 | 俳句

 熟した実

<そめいよしの桜ん坊>

このさくらんぼは直径8mmほど、染井吉野のさくらんぼである。

熟すと暗紫色になる。

実付はあまり良くなく大半が熟す前に落ちてしまう。味はまずい。

ただ見る分には十分で、完熟する前の赤い実はさくらんぼそのものの

かわいらしさが有る。

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欧州万年草/オウシュウマンネングサ

2022-05-29 | 俳句

 原寸大

<欧州万年草/オウシュウマンネン草>

おはよう地球。

ウォークの途中とあるお宅と川沿いの石垣に万年草が繁茂している。

今花時で一面に黄色い絨毯を敷き詰めたように咲き乱れている。

花は1cmたらずの5弁花で、横のお宅に鉢植えが有る所からして

逃げ出して群落をつくったものらしい。

多年草 ベンケイソウ科 マンネン草属

 

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ブラシの木

2022-05-28 | 俳句

 

<ブラシの木>

グラスやボトルを洗うブラシそっくりなユニークなカタチの植物。

その木が目一杯の花を付けた姿は圧巻!今ケチャップのビンから

引き抜いたかのようなカタチは天の配剤すら感じる。

種子は頑丈で3~4年でも持つ。

フトモモ科ブラシノキ属 別名 花槙 金宝樹

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山帰来/猿捕り茨:さるとりいばら

2022-05-27 | 俳句

<山帰来/猿捕り茨:さるとりいばら>

私のボイストレは中央公園の小さな丘の最上部である。 とは言っても

高さ30mほどの小山なのだが、ここだと人もたまにしか来ないし木立の

中なので都合がいい。そこは少し開けていてコンクリートの椅子が2個

置かれている。すぐそばにはならやくぬぎの木や三つ葉ツツジ、山帰来

などが生えている。

山帰来/猿捕り茨:さるとりいばら 別名ガンタチ カカラなどの名前

を持ち、漢方では毒消しの効能があるとか。今は青い実がなっている。

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糠風草

2022-05-26 | 俳句

原寸大

<糠風草/ぬかかぜくさ>

おそらく目に付く身近な雑草で最小のものと思う。茎などは0.1mm位で

実も長さ1mm✕径0.5mm程で眼を近づけないとよく見えない。良くも

こんな細い茎にこんな小さな実をつけるものだと自然界のたくましさを

感じる。風草の仲間で丈は30cmほど群生している所は煙って見える。

 

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ニセアカシア

2022-05-25 | 短歌

<ニセアカシア>

この綺麗な花のどこがニセなのだろう、本家のアカシアに似ているから

だそうだが前者はハリエンジュ属、後者はマメ科と種類の異なる植物。

花もアカシアはミモザに代表される黄色系が多く種類も多い。

どうせなら「針白藤」ぐらいにならなかったのだろうか。

ニセアカシア本人も残念の一言に尽きるだろう。

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静謐な朝

2022-05-24 | 短歌

<静謐な朝>

22日深夜 激しい雷雨が有った。土砂降りと雷は時期的に早い。

23日朝は打って変わった穏やかな夜明けで水蒸気を含んだ大気の中を

太陽が何事もなかったように昇って来る。

いいことがありますように・・・

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紫苑ほどける

2022-05-23 | 俳句

<紫苑ほどける>

梅雨前、空気が少し湿っぽい。公園の端や庭の隅に紫苑の花が紫の色を

あふれさす。このまじりっけの無い花はさすがに蘭の仲間らしく整った

カタチをしているが花が小さいためか蘭独特の暑苦しい咲き様ではない。

白花も数少ないものの見かけられる。

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匂忍冬

2022-05-22 | 短歌

<匂忍冬>

おはよう地球。

ウォーキングの道筋に四季の花を絶やさないお宅がある。紅葉・ミモザ

ジャスミン・小手毬・バラ・そしてこの匂忍冬とどれをとっても主役に

なれそうな花ばかり。今はこの匂忍冬がアーチ形の壁面を飾っている。

一体このおしゃれな花達を世話されている人ってどんな人だろう。

ニオイニンドウ 別名ハニーサックル スイカズラ科 スイカズラ属

 

 

 

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チャリンずっしり小判草

2022-05-21 | 俳句

  

<チャリンずっしり小判草>

小判草が今年はことのほか豊作みたいで、道端のあちこちに大群落を

作っている。 まことにユニークな形で本当の小判なら道行く人達皆

大金持ちになること請け合い。

「お主も悪よのう」といったお代官さまと越前屋・越後屋の跋扈する

世界とは程遠いのどかな光景である。

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貝母/バイモ

2022-05-20 | 俳句

<貝母/バイモ>

和名 編み笠百合 ユリ科バイモ属

みるからに不思議なカタチの花である。名前もややこしい。しかし、

花の内側を見て「編み笠百合」の名前に納得。おとなしげな外側に

比べ内側は網目状の模様が有り編み傘を内から見た感じ。

鱗茎は漢方薬になるそう。

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白詰草/クローバー

2022-05-19 | 短歌

<白詰草/クローバー>

おさない子等がクローバーの花を器用に編んで髪飾りや首飾りを作って

遊んでいる。

陣取り合戦に夢中だった頃、女の子達は同じように髪飾りとかを作って

いたっけ・・・あの頃も今も身近なもので遊ぶことは変らないんだなあ。

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アメリカ藤/アメジストフォール

2022-05-18 | 短歌

 

<アメリカ藤/アメジストフォール>

集会所のベランダに見慣れない花を見つけた。葉っぱは藤そのものだが

花がちんちくりんの寸足らず、とりあえずカメラにおさめてグーグルで

調べてみた。

「アメリカ藤:アメジストフォール」という素的な名前を持っている。

マメ科 アメリカ バージニア~フロリダ原産の希少な植物だそうだ。   

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えごの花

2022-05-17 | 俳句

<えごの花>

山陰にえごの花が咲いている。白い3cm位の花がびっしり並んでいる。

この木は当たり外れがあまりないらしく1cm位のまん丸の実がこれまた

すずなりになった光景は圧巻だ。実はしびれ毒がありうかつにさわると

体に有害。しかし白い花は清楚でうつくしい。

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