詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

ビーバームーン/半影月食

2020-11-30 | 随筆・雑感

2020.11.30 夜7:30ごろ左上部うっすらと影 ウサギの耳は右


2020.12.1 朝6:00ごろ西の空沈む月大気の影響か少しオレンジ。 ウサギの耳は斜め下

<ビーバームーン/半影月食>
今夜は半分だけの地球の影がかかった半影月食。朝ウォーキングの時西の空に
満月に近い月がしずんでゆく。この分だと今夜の月食は見れそうだ。と安心。
夜、少し雲が出て雲なのか、月食の影なのか判別しにくい満月がのぼる。
アメリカでは今日(11月の)の満月をビーバームーンと呼ぶそうな。
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秋の装い小花柄/チェリーセージ

2020-11-29 | 俳句

<秋の装い小花柄/チェリーセージ>

 

おはよう地球。

晩秋らしい穏やかな日差しに

芝生のチェリーセージが赤く映える。

秋が冬とのデートに装うスカートのように

軽やかに愛らしくそして大人っぽく。

季節を彩る自然はすぐれたデザイナーだ。

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源氏物語第三十帖/藤袴

2020-11-28 | 短歌

<源氏物語第三十帖/藤袴>

藤袴が咲くと晩秋の味わいが深くなる。藤袴はキク科のひよどり草の

仲間。そっくりの花だが藤袴は薄紫の花と葉に鳥足みたいに切れ込み

があり、ひよどり草は白い花と葉に切れ込みがない特徴で見分ける。

藤袴は源氏物語第三十帖「藤袴」の表題にあるように古くから都人に

身近な存在だったようだ。花や茎が匂い袋に用いられたとかで品の良

い芳香がある。 第三十帖では光源氏の息子夕霧が従姉玉鬘に思いを

寄せ父の使いで訪れた時、歌に添えて藤袴を差出したがやんわりと

「ごめんなさい」されてしまったくだり。以上webより

今風でいうと高校生がいとこのお姉さんにドキドキ告白したら

「ごめんなさい」といったパターン。

夕霧/おなじ野の露にやつるる藤袴 あはれはかけよかごとばかりも

玉蔓/たづぬるにはるけき野辺のべの露ならばうす紫やかごとならまし

 

 

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アラベスク

2020-11-27 | 俳句

<アラベスク>

アラベスク/アラビア風の よく使われる唐草模様である。日本では

ほおかむりしたドロボーが大きな唐草模様の風呂敷に盗品をつつんで

スタコラにげる絵の方が有名かもしれない。 が、なかなか芸術性に

富んだ模様なのである。古くはギリシャの柱飾などの模様や正倉院の

御物の中にもしばしば見られる。真似して陶芸などに用いてみたいが

哀しいかな表現する技術を持ち合わせていない。

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貴船菊

2020-11-26 | 俳句

<貴船菊>

近くの特養の庭もよく写真を撮らせてもらう。庭は保育園の運動場にも

なっており、休日以外はおチビ達の元気に走り回る場所となる。しかし

特養のおじいちゃん、おばあちゃんはめったに外に出てこない。

シーンとした芝生の庭の周囲は花壇になっており管理のおじさんと良く

話したり、撮影させて貰ったりする。 今、貴船菊や菊などがきれいに

咲いている。貴船菊/秋明菊 はキンポウゲ科の植物でキク科ではなく

アネモネの仲間。京都の貴船に自生するので「貴船菊」と呼ばれる。

花は優し気でファンも多い。

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侘助の色気

2020-11-25 | 俳句

<侘助の色気>

公園の椿がいくつか花をつけている。普通の椿の2/3ほどの大きさ

なので多分「茶花」などに用いられる「侘助」なのだろう。

白に近いピンクでわびさびの世界には縁遠いようなはんなりした色気

をかもしている。

時期的に少し早いような気もするが、きっとおませなのだろう。

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枯れ芙蓉

2020-11-24 | 短歌

 11.23の月上弦ちょっと過ぎ

<枯れ芙蓉>

花の中で何度も美しい姿として愛でられるのが芙蓉。古くからつぼみの

時、花と咲いた時、しぼんだ時そして枯れた時。歌に詠まれ絵に描かれ

人々を魅了してきた。この芙蓉は先日の柿の木の隣に植えられている。

若くしてたおやかで、枯れて大人の雰囲気を持つ魅力的な花である。

※朝いちから病院の日。

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柿の実豊作、気持ちも豊作

2020-11-23 | 俳句

<柿の実豊作、気持ちも豊作>

表の通りの向こうにある小さな公園。以前から何回か取り上げている

柿の木が昨日の風で葉っぱが半分ほどになりオレンジレッドになった

実がなおびっしりに見える。撮影に行くと丁度管理の係の人が来られ

手際よく収穫してゆく。「写真撮らして下さい」と頼み沢山実のある

枝を手早く撮影していると、スーパーのカゴに4杯余りある収穫から

少し分けてあげるとポリ袋に一杯いれて持たしてくれた。

なんとなく気持ちまで豊作になった。重たかったけれど。

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月と小菊と

2020-11-22 | 俳句

<月と小菊と>

おはようちきゅう。天気も良くて気分だけは順調。

去年は入院とかで陶芸教室も2点しか作品を作れなかったけれど

せめて「作品展」に参加しよう。としていたやさきのコロナ騒ぎ

それでは作品達もかわいそうなので、作陶時意識していた花等を

飾ってみようと思い立った。 今夏の激しい気温変動で全滅した

と思っていた小菊が息を吹き返しかわいい花をつけた。 当初の

予定通りちょこんと飾ってみる。「月に菊」けっこう似合う。

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自然の宝石の色/野葡萄

2020-11-21 | 俳句

<自然の宝石の色/野葡萄>

野葡萄の色は不思議な宝石の色。実に寄生した虫のせいらしいのだが

トルコ石(ターコイズブルーやターコイズグリーン)のような綺麗な

色になる。もっと熟れてくると紫水晶(アメジスト)色になりさらに

ミステリアスな感じになる。ちなみにアメジストは異性との出会いを

求め身につけると、誠実な人との縁を呼ぶと言われている色である。

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息をひそめて嫁菜かな

2020-11-20 | 俳句

<息をひそめて嫁菜かな>

秋の終わりを彩る「嫁菜」。この目立たない野の花は控えめな

風情がまことにいい。晩秋の風景に良く似合う花である。

こんな昭和的発想の感想をのべると昨今の嫁さん方におこられる

だろうけれど、名前からして情緒があるではないか。

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朱い実/はなみずき

2020-11-18 | 俳句

<赤い実/はなみずき>

ここ数日風のない穏やかな晩秋の日々が続いている。そのせいか樹々も

おだやかに年老いてゆく姿が美しい。

家の前の交差点から西へ「みずき街」という街路樹に花水木が多い通り

があり、その紅葉も、朱い実も美しい。よく見ると来年の花のつぼみも

ついておりとてもいい風景だ。

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野葡萄と青い花瓶

2020-11-17 | 陶芸・工芸

 壁掛けにして蔓を生かす

 野葡萄と卓上花瓶

<野葡萄と青い花瓶>

野紺菊がやっと咲いた。近くのやぶに生えている野葡萄もトルコブルー

の美しい色に熟れてきた。以前陶芸教室で作ったオカリナ型の花瓶に

野葡萄と野紺菊を入れてみる。花瓶は卓上使いと壁掛けのツーウェイに

作って有ったので蔓物には丁度良い。お花の素養は全くないが絵を描く

要領でああでもないこうでもないと考えるのは楽しい。

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けやき通り

2020-11-16 | 俳句

 舗道

<けやき通り>

地区のメインストリート。けやき並木が1kmほど続く。 枚方八景に

数えられる美しい通りである。休日はアマチュアの写真家やスケッチ

をするグループとかでにぎわう。今年は風のない穏やかな日が続いて

いるのでひときわ見事だ。(車中から撮影)

 ウォーキングはこの舗道を前方奥にある大学前の信号で折り返して

往復3km程の距離を1時間かけて歩いている。

 

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細い月/新月前日

2020-11-15 | 俳句

<細い月/新月前日>

おはよう地球。本日ただいまもどりました。

モニターの液晶を交換しました。

この10日間の長かったこと。・・が、原稿づくりの呪縛からのがれて

気楽に過ごしました。一生懸命だったのは病院通いとカメラでご近所

の撮影だけ。月は14日早朝の月ウォークの途中6時ごろ昇って日の出の

6時半ごろには朝の光に溶けて消えてしまいました。

そばに光っているのは水星だとか・・・?

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