<実のひとつだに無きぞ悲しき>
陽射しを浴びて艶やかに光っている白ヤマブキの実。
山吹は実のならない花として知られているが、白山吹には黒い綺麗な
実がつく。太田道灌の逸話で雨宿りした先で蓑を貸せと頼んだが山吹
の花一枝を差し出された。という話がある。
「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞ悲しき」兼明親王
現代なら 「そこの人肩を濡らすな雨宿りビニール傘の一張りもなく」
と言った所か。
<実のひとつだに無きぞ悲しき>
陽射しを浴びて艶やかに光っている白ヤマブキの実。
山吹は実のならない花として知られているが、白山吹には黒い綺麗な
実がつく。太田道灌の逸話で雨宿りした先で蓑を貸せと頼んだが山吹
の花一枝を差し出された。という話がある。
「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞ悲しき」兼明親王
現代なら 「そこの人肩を濡らすな雨宿りビニール傘の一張りもなく」
と言った所か。