京都には時々来るのですが,駅の南側はなかなか訪れる機会がありませんでした。
せっかく東福寺まで来たということで,
さらに南,山科の地の醍醐寺まで足を伸ばしてみることにしました。
京都の重要な文化財として世界遺産に登録され,
紅葉の名所であり,また,豊臣秀吉の「醍醐の花見」で知られるように,
春は桜の名所,自然豊かな,歴史的にも由緒のあるお寺のようです。
これは是非行ってみる必要があると思ったわけです。
調べてみると醍醐寺は東福寺からはバス,電車のアクセスがかなり悪く,
時間のない旅行者はタクシーを利用するのがよいようです。
一方通行が多い,狭い道を行ったりきたりしながら,
約30分,料金3000円ほどの距離でした。
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(大講堂を背景にした紅葉と弁天池)
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(仁王門から総門を臨む)
境内の駐車場でタクシーを降りて,
人の流れに従って進んでいくと西大門(仁王門),
ここで拝観料を払い,石畳を奥に進みます。
道を挟んで左に金堂,右に五重の塔,
いずれも国宝に指定されているりっぱなものですが,
広大な敷地の草原に離れ離れに無造作に存在しているように思えます。
東福寺の紅葉を見た後では木々の紅葉ももう一つ,
ありがたみをあまり感じず,写真も撮らずに通り過ぎてしまいました。
さらに歩くと弁天堂の朱色の建物,そしてその下には池が広がっています。
紅葉と池,水に紅葉が映えて,東福寺とは違った紅葉の景色です。
この池から先が上醍醐への登山道となっています。
上醍醐とここまでの下醍醐を合わせて醍醐寺呼び,
上醍醐までは,ここからさらに1時間ほど登る必要があるとのことです。
醍醐山全体が醍醐寺となっており,その広大さにびっくりです。
しかし,登るには時間も体力もなく,ここで引き返すこととしました。
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続いて醍醐寺の塔頭(たっちゅう)である三宝院に行ってみました。
ここは国の特別史跡,特別名勝であり,
豊臣秀吉が基本設計をしたといわれる三宝院庭園が残っており,
そして秀吉がいわゆる醍醐の花見をしたときの館,純浄観が移設されています。
庭園は安土桃山時代を代表する名園,
池を中心に石と緑を配した広大な庭はとても華やかで,
ずっとそこに座って眺めていても飽きないものでした。
マガモのペアーが島から島へと泳ぎまわり,
遠くにカワセミがダイビングする姿まで見られました。
ただし,三宝院の中はすべて撮影禁止,写真を撮ることができないのが残念です。
写真上,三宝院の唐門,
五七桐花紋と菊花紋がまばゆいばかりに金ぴかでした。
どうも今年の7月に金箔が施され,秀吉好みの当時の姿に復元されたようです。
写真下は三宝院の外で撮った三宝院の中の紅葉,
真っ赤に染まっていました。
せっかく東福寺まで来たということで,
さらに南,山科の地の醍醐寺まで足を伸ばしてみることにしました。
京都の重要な文化財として世界遺産に登録され,
紅葉の名所であり,また,豊臣秀吉の「醍醐の花見」で知られるように,
春は桜の名所,自然豊かな,歴史的にも由緒のあるお寺のようです。
これは是非行ってみる必要があると思ったわけです。
調べてみると醍醐寺は東福寺からはバス,電車のアクセスがかなり悪く,
時間のない旅行者はタクシーを利用するのがよいようです。
一方通行が多い,狭い道を行ったりきたりしながら,
約30分,料金3000円ほどの距離でした。
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(大講堂を背景にした紅葉と弁天池)
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(仁王門から総門を臨む)
境内の駐車場でタクシーを降りて,
人の流れに従って進んでいくと西大門(仁王門),
ここで拝観料を払い,石畳を奥に進みます。
道を挟んで左に金堂,右に五重の塔,
いずれも国宝に指定されているりっぱなものですが,
広大な敷地の草原に離れ離れに無造作に存在しているように思えます。
東福寺の紅葉を見た後では木々の紅葉ももう一つ,
ありがたみをあまり感じず,写真も撮らずに通り過ぎてしまいました。
さらに歩くと弁天堂の朱色の建物,そしてその下には池が広がっています。
紅葉と池,水に紅葉が映えて,東福寺とは違った紅葉の景色です。
この池から先が上醍醐への登山道となっています。
上醍醐とここまでの下醍醐を合わせて醍醐寺呼び,
上醍醐までは,ここからさらに1時間ほど登る必要があるとのことです。
醍醐山全体が醍醐寺となっており,その広大さにびっくりです。
しかし,登るには時間も体力もなく,ここで引き返すこととしました。
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続いて醍醐寺の塔頭(たっちゅう)である三宝院に行ってみました。
ここは国の特別史跡,特別名勝であり,
豊臣秀吉が基本設計をしたといわれる三宝院庭園が残っており,
そして秀吉がいわゆる醍醐の花見をしたときの館,純浄観が移設されています。
庭園は安土桃山時代を代表する名園,
池を中心に石と緑を配した広大な庭はとても華やかで,
ずっとそこに座って眺めていても飽きないものでした。
マガモのペアーが島から島へと泳ぎまわり,
遠くにカワセミがダイビングする姿まで見られました。
ただし,三宝院の中はすべて撮影禁止,写真を撮ることができないのが残念です。
写真上,三宝院の唐門,
五七桐花紋と菊花紋がまばゆいばかりに金ぴかでした。
どうも今年の7月に金箔が施され,秀吉好みの当時の姿に復元されたようです。
写真下は三宝院の外で撮った三宝院の中の紅葉,
真っ赤に染まっていました。