行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

秋の野花(7) アキノノゲシとハキダメノギク

2011-11-07 22:06:57 | 花,植物
秋の野原や荒地などによく見られるアキノノゲシとハキダメノギク,
草,花の大きさは違いますが,
いずれも秋に花を咲かせるキク科のいわゆる雑草とされる植物です。




(アキノノゲシ)
芥子(ケシ)の名がつけられていますが,キク科です。
薄黄色の花,たくさんの蕾,
花,蘂の様子は春に咲くニガナやジシバリに似ています。
それらと同じく,雑草にしておくには-----と思える程度にきれいな花です。
写真は10月中頃のものですが,
秋も深まった今頃は蕾,花そして種が同居している姿が見られます。


アキノノゲシの名のもととなっているノゲシの花,蕾,綿毛です。
ハルノノゲシともよばれ,春に咲くのが普通ですが,
秋の今頃に咲いているものがありました(11/5)。


花も葉もアキノノゲシとは微妙に違いますが,
よく似た花を近くの山道に見つけました(11/5)。
アキノノゲシの変種でしょうか?


(掃溜菊)
帰化植物で最初に,掃き溜めで見つけられたところから,
少しかわいそうな名がつけられています。
1cmに満たない白い小さな花ですが,
よく見ると,5弁の花びらがユニークな形をしています。

秋の野芥子 花蕾に種が同居かな
コメント
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