行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

秋明菊と貴船菊

2011-11-06 21:18:25 | Weblog
花,葉の姿は菊に似ているとは思えず,
分類もキク科ではなくキンポウゲ科,
それなのになぜ菊の名がつくのか
少し不思議に思える秋明菊です。


本来はこの八重の赤紫色の花が秋明菊です。
京都の貴船地区に自生,群生していたことで,
貴船菊とも呼ばれます。
やはりこれもキンポウゲ科ですが,
この花なら菊によく似ています。菊の名も納得です。


もともとは写真のように野に咲く花,貴船菊でした。
その八重花が品種改良され,
今ではポピュラーになっている白やピンクの一重花がつくられました。
そして,そのまま秋明菊の名が課せられて普及したと思われます。
したがって,貴船菊といえば,上記の赤紫の八重花のことになります。


秋明菊,白の一重花,
その白さは娑羅の花のようです。


淡ピンク色の一重花です。
秋明菊の英名はジャパーニーズアネモネ,
アネモネにも似ています。


10月19日も載せた秋明菊です。
最近作られた新しい品種と思われます。
花びらの大きさと色の濃度が縦と横で異なり,
新しさ,インパクトを感じる花です。
コメント
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