道端一面にヒメツルソバがたくさんの花を咲かせていました。
秋の日に輝き,葉も紅く染まっています。
道路脇の溝には木々の落ち葉が浮き,流れていきます。
深秋です。
金平糖のようなこの花はタデ科の花,
ミゾソバと同じ仲間です。
この粒一つ一つが花,金平糖は小さな花の集合体ということになります。
他のタデ科の花と同じように,この花が開くと中に蘂があります。
なかなか全部が開いているところ見ませんが,
金平糖をよくみると一つ二つ開いている花が見られます。
ヒマラヤ地方原産の植物ですが,岩場などでも生育するので,
ロックカーデンなどの下草と持ち込まれたようです。
頑強で繁殖力も強く,こぼれ種などで増え,今は雑草化もしています。
道のコンクリートの隙間などに咲いているのをよく目にします。
春5~6月ごろにも花が見られますが,
ほんとうの花期は秋です。
そして,花も秋の今頃がきれいです。
外に出ればはや暮れ染まるビルの街