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早いもので,秋も終わり,もう間もなく12月です。
花の少ない晩秋に咲き出す石蕗(ツワブキ),
その深い黄色の花が晩秋から冬への寂しさを増長します。
石蕗の名にふさわしく,石の間から茎を伸ばしていました(下)。
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葉が蕗に似ていて,その葉につやがあるので「つやぶき」,
それが変じて「つわぶき」になり,石蕗の字が当てられたと思われます。
お寺や家の庭などによく見られますが,
もともとは自生のキク科の植物です。
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磯菊(イソギク)はその名からわかるように,
もともとは海岸に自生している同じくキク科の植物です。
舌状花はなく,筒状花のみの花です。
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葉の周囲の白い縁取りが模様として美しく,
花を見るより,葉に美しさがあり,
今は各地で園芸用に栽培されています。
石蕗の花どれも日陰を染めにけり