行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ツワブキ,イソギク

2011-11-28 20:30:07 | 花,植物



早いもので,秋も終わり,もう間もなく12月です。
花の少ない晩秋に咲き出す石蕗(ツワブキ),
その深い黄色の花が晩秋から冬への寂しさを増長します。
石蕗の名にふさわしく,石の間から茎を伸ばしていました(下)。


葉が蕗に似ていて,その葉につやがあるので「つやぶき」,
それが変じて「つわぶき」になり,石蕗の字が当てられたと思われます。
お寺や家の庭などによく見られますが,
もともとは自生のキク科の植物です。


磯菊(イソギク)はその名からわかるように,
もともとは海岸に自生している同じくキク科の植物です。
舌状花はなく,筒状花のみの花です。


葉の周囲の白い縁取りが模様として美しく,
花を見るより,葉に美しさがあり,
今は各地で園芸用に栽培されています。

石蕗の花どれも日陰を染めにけり
コメント
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