行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

夏の終わりのカメムシたち

2021-09-19 20:00:50 | 昆虫
眼が悪くなったせいなのか、
意識して探していないせいなのか、
今年は見ることの少ないカメムシです。
それでも、8月から9月の散歩道に何匹か写していました。


ブチヒゲカメムシ。
少し赤味のあるカメムシ、花によくきます。
もう終わりに近いムラサキツメクサの花にいました。


若いマユミの果実にキバラヘリカメムシ。
その名のとおり腹部の黄色が鮮やかなカメムシ、
ニシキギ、マユミなどのニシキギ科の実によくいます。


ケイトウの花にハリカメムシ、
それともホソハリカメムシでしょうか、
雌雄のカメムシがいました。
この両者とてもよく似ています。
尾部に違いが少しあるようですが、交尾中でよくわかりません。


エサキモンキツノカメムシ。
体の周縁が緑色で中央部が褐色、
小楯板(しょうじゅんばん)にハート型の淡黄色の紋があります。
ハートを背負うカメムシです。
草木の葉の上などによく見ます。


ヒメナガメ。
黒色の地に朱色の帯模様があります。
ナガメに似ますが、本種の方が帯が多く複雑です。


キマダラカメムシ。
黒褐色で黄色の小斑紋が頭から背中に散りばめられています。
台湾、東南アジア原産の帰化種、
近年急速に分布を広げていてよく目にします。


アカサシガメ。
こちらはカメムシ科ではなくサシガメ科、
小さな昆虫の体液を吸汁する肉食系です。
きれいな赤色、草の緑によく映えています。
コメント
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