行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ギンイチモンジセセリとトノサマバッタ

2021-09-11 20:00:39 | 昆虫
8月下旬、
多摩川河川敷の草原にて、
ギンイチモンジセセリ夏型とトノサマバッタを撮りました。


河川敷の萱原を歩いていると、
黒い翅を見せて小さな蝶が飛んでいました(8/23)。
ギンイチモンジセセリです。
日本全国で見られますが、いる場所が局地的、
図鑑では△印、見つけづらい種に分類されています。


7月初旬に、この場所で、ギンイチモンジセセリの2化を確認しています。
そこで、調べて見ると、暖地では年3回の発生があるとのことです。
すると、これら個体たち、
翅がまだ新鮮、多分、3化の個体たちです。


ギンイチモンジセセリ、
春型(1化)の翅の裏面には明白な銀白色の帯があり、
それが名の由来です。
夏型はその帯が薄くなり、目立たなくなります。


中に翅色が褪せ、だいぶ齢を感じさせる個体がいました。
多分、2化の生き残りです。
この個体からは、銀白色の帯は3化より2化の方が
はっきりしているように見えます。


同じ河川敷の草原にトノサマバッタを見つけました。
別名はダイミョウバッタ、
大きく、姿形がよいバッタです。


体色が緑色ものと褐色のものがいますが、
特に緑色のものが好きです。


トノサマバッタの幼虫。
暖地では6月ごろと9月ごろ、年2回の発生があるようです。

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