行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

8月のナツアカネとマユタテアカネ

2021-09-12 20:00:13 | 昆虫
8月下旬の丘陵の林間道にて、
まだ未成熟のナツアカネとマユタテアカネを写しました。


公園の林間道、
遊歩道の綱にとまるアカトンボを見つけました(8/23)。
胸と腹部の黒斑からナツアカネ雌のようです。


上と同じ個体を真上から。
姿も名もよく似たナツアカネとアキアカネ、
ともに6月ごろ、低地や丘陵地の湿地や水田で羽化するところは同じですが、
アキアカネは夏は一旦平地から高原など高地に移動し、
赤くなって秋に再び平地に戻って来るのに対して、
ナツアカネは夏の間も平地の林縁の木陰などで過ごします。
したがって夏に低地で見られるのはナツアカネということになります。


同じ日、林間道にナツアカネの雄を見つけました。
これから成熟、10月になると真っ赤になり、
平地の開けた場所にも姿を現します。


8月下旬のマユタテアカネの雄、
腹部はもう紅くなっています。


マユタテアカネ、
顔面にはっきりとした眉状紋が見られます。
尾部末端が上に反り返るのもマユタテアカネ雄の特徴です。


マユタテアカネの雌。
マユタテの雌にはこの個体のように翅端に褐色斑があるものと、
雄と同じく、褐色斑がないものがいます。
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