行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キンモクセイ、シュウカイドウなど初秋の花

2021-09-23 20:00:29 | 花,植物
9月初旬が雨続きで気温が低かったせいでしょうか、
今年は9月中旬前にキンモクセイが芳香を放っていました。


我が家のキンモクセイ(9/14)。
2日ほど前からいい香りを放っていました。
春のジンチョウゲ、夏のクチナシ、秋のキンモクセイ、
三大香木と言われ、いずれもとてもよい香りの花を咲かせます。


キンモクセイ(金木犀)
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木、
9月下旬から10月になって花が咲き、芳香に包まれます。
今年は驚くほど早い開花でした。


シュウカイドウ(秋海棠)。
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年生草本、
バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせるので秋海棠です。
江戸時代に中国から渡来した帰化植物、
日本の各地で半野生化しています。


8月下旬から10月まで花が見られます。
雌雄異花の草、雄花はほぼ正面を向いて開き、
中央に黄色く球状に集まった雄蘂がよく目立ちます。
4枚の花弁のうち左右の小さな2枚が花弁で、
上下の大きな花弁のように見える2枚は萼です。
雌花には垂れ下がった状態で下方を向いて開きます。


シュウメイギク(秋明菊)。
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
名前にキクが付きますが、キク科ではなくアネモネと同じくキンポウゲ科、
初秋を彩る花の一つです。


キク科シオン(紫菀)。
キク科シオン属の多年草、
シオン(紫菀)の名は素敵で、花も美しいのですが、
なぜか、別名にオニノシコグサ(鬼の醜草)があります。
コメント
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