行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ナンバンギセル

2021-09-14 20:00:40 | 花,植物
8月下旬、
ススキの大株の根元にたくさんのナンバンギセルが咲いていました。


ナンバンギセル。
ハマウツボ科ナンバンギセル属、
ススキなどイネ科植物に寄生する一年生草本です。


花期は7-9月、
その姿がキセルを立てたように見えるのが名の由来です。
直立して茎のように見えるは花柄、
高さ15-20cmほどになり、先端に淡紫色の花を1個つけます。
茎はごく短く、ほとんど地上に現れないそうです。


花冠は筒型の唇形で先端はあまり開きません。
萼は淡褐色で淡紅紫色のすじが入り、
先端はとがり、下側はほとんど基部まで裂けます。


ナンバンキセル(南蛮煙管)、
南蛮の名がつきますが、
万葉集にも登場している日本に古くから見られる植物です。


「南蛮煙管撮ってパチンコ思い出し」
コロナ禍もあり、しばらくご無沙汰しているパチンコですが、
久々に「花の慶次」で遊びたくなりました。
華やかな衣装の前田慶次が登場、キセルを振るとほぼ当たりの演出がある遊技台です。


9月上旬、多摩川の河川敷にて、
なんの花かと思いレンズを向けて見ました。
ヒルガオ科ネナシカズラ属、アメリカネナシカズラでした。
葉緑素をもたず、葉も退化し、
他の植物に吸盤で絡みついて栄養を吸収して生長するつる性の寄生植物、
ナンバンキセルと寄生植物つながり、載せて見ました。
8-10月に白い花を咲かせます。

コメント
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