行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ハシビロガモ、オカヨシガモ、コガモ

2018-02-18 20:00:16 | 
多摩川の緩やかな流れに
鴨がゆったりと泳いでいました。、
小頭数ですが3種類の鴨が混じっていました。


ハシビロガモ雄。
頭部は深い緑色、体色はそこそこ美しいのですが
どう見ても悪顔、鳥相がよくありません。
一度見たら記憶に残るカモです。


雌雄のハシビロガモ。
漢字では嘴広鴨、英名はShoveler、
基部から広く、先端に行くほど幅広くなり、かつ長い嘴です。
色は違うものの、雌雄とも、この嘴の大きさ、形状は変わりありません。


雌雄ハシビロガモが仲良く並んで泳いでいました。
手前の鴨はオカヨシガモのエクリプス、
ハシビロガモ雌と体色はよく似ていますが
嘴の形、大きさがまるで違います。


近くにオカヨシガモも雌雄並んでいました。
こちらは雄の嘴は黒色、雌は橙色で上部に黒色が入ります。


雌雄のコガモとハシビロガモ雄。
コガモは子鴨ではなく小鴨、
ハシビロカモと比べると一目瞭然、小型の鴨、
日本全国でよく見られる鴨の一種です。


コガモの雄、
水辺に置物のように座っていました。
毛色の美しい鴨です。

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コゲラ

2018-02-17 20:00:25 | 
コゲラ、
体は小さいですがキツツキの仲間です。
英名は Japanese Pygmy Woodpecker、
日本にいる小さなキツツキということになります。


街路の枯れ木を突くコゲラ、
ブレずに、きびしい表情が大きくしっかりと写りました。


上からの連続写真、
しっかりと木の穴に嘴が命中しています。


上とは別の個体、
重力に逆らってのトラミングで
虫を捕まえたようです。


「昼飯はどこにしようかな」
冬のハナミズキにコゲラ君。


地味色のコゲラですが
雄は頭部、褐色の毛の下に赤い毛があるそうです。
よく見ると、この個体、褐色の毛の間から赤い毛がチラリと覗いていました。


この角度からも赤い毛が見えます。
コゲラ君、
朽ちた木だけではなく、新鮮な木も突きます。
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フクジュソウ、スノードロップ

2018-02-16 20:00:54 | 花,植物
雪解けの地に春を告げる花が咲きだしていました(2/11)。


落ち葉の中から、鮮やかな黄金色の花が顔を出していました。
福寿(幸福と長寿)のめでたい花、
春を告げる花、キンポウゲ科フクジュソウです。


咲きたては短い茎の上に花だけがつきます。
まだ寒さが残る中、
落ち葉の下から鮮やかな黄色の花が顔を覗かせる姿には、
なぜか元気がわいてきます。


道端の花壇に可憐な白い花を見つけました。
ヒガンバナ科スノードロップです。


冬の終わりから春先、
草花の少ない時期に咲く貴重な花、
これも春を告げる花です。
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紅梅

2018-02-15 20:00:46 | 花,植物
近くの公園に
望遠ズームを抱えて鳥撮りに、
しかし、鳥がいなく、結局、梅の花を写してきました(2/11)。


林の中に、ピンク色の空間、
数本ある紅梅がやっと咲いたようです。
昨年は1月中旬でした。


剪定をしていない梅の木、
枝が方々にたくさん伸びています。
被りのない枝の花を探して一枚。


枝にくっつくように密度高く咲く梅、
うまく撮るのは結構難しい。
背景あるいはレンズやカメラの設定など、
いろいろ工夫が必要なようです。


結局、最後も幹から伸びた花になりました。


上とは異なる街路の紅梅、
メジロが来ていました。
この冬初めてのメジロ梅です。
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マンサクもいろいろ

2018-02-14 20:00:14 | 花,植物
春「まず咲く」のでマンサク、
今年は厳しい寒さの2月ですが
例年とほぼ同じ時期に咲き始めていました(2/11)。
このマンサク、桜や梅と違って、
気温が低いからと言って開花が遅れることはなく、
毎年、時期が来れば咲き出すとのこと、
自然の暦と言えます。


マンサク科マンサク。
春というより、まだ寒い2月に、
黄色の花を咲かせます。


花びらは4枚、細い紐のような形、
写真の花はまだ完全に開ききっていないようで、
丸まっています。
昨年の枯れ葉がまだ枝に残っています。


マンサクには山に自生する在来の種がありますが
花数が少なく、花びらの長さも短いとのことです。
写真は花びらが長く、花も枝にびっしりとついています。
園芸種のマンサクと思われます。


シナマンサク、
その名のように中国原産の落葉小高木です。
庭木などに利用されています。
マンサクに比べて葉が大きく、
その葉が枯れて枝に残った状態で花をつけます。


花の中心部はマンサクと同じく赤色ですが
シナマンサクの方がより濃色になるようです。


公園の隅に
花びらが紅色のマンサクも花を開いていました。


園芸品種のマンサク、
近年見られるようになりました。
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冬の果実

2018-02-13 20:00:26 | 花,植物
久しぶりの植物です。
2月の散歩道に写した木の果実を集めて見ました。


葉がすっかり落ち、冬芽が目立つクヌギに
ドングリが一つ、木に残っていました。
少しおもしろいので一枚。


冬まで果実が残るセンダン、
黄色く、しわしわに熟すとヒヨドリが食べにやってきます。
ヒヨドリの冬の重要な食糧になるようです。


マメ科エンジュ、
青空の中、新葉が芽吹いたかのようです。
よく見ると、たくさんの果実がまだ残っています。


そのエンジュの果実に
やはりヒヨドリがやってきました。


林の中のマユミの木、
果実(殻)がたくさん残っていました。


アオキの果実が赤く色づいていました。
この果実、4月ごろまで残り、
花と同時に見られることもあるようです。




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ジョウビタキ♂

2018-02-12 20:00:36 | 
昨日に続いてジョウビタキ、
今日は雄を取り上げて見ました。
雌とは同じ種と思えないほど毛色が違います。


野原の柿の木に
ジョウビタキ雄の姿、
光の具合もよい場所にしばらくとまってくれたので、
きれいに撮れました。


前を向いて可愛らしいポーズ。
腹部は橙色、雌より鮮やかな橙色です。


顔面は黒色、
頭部は白色で銀髪のよう、
一度見たら忘れない色合いです。


縦に大写し、
黒い顔面と銀髪の境に黒い大きな目が確認できます。


翼は黒に近い褐色、
これも雌より濃色です。
その翼の中ほどに雌と同じく楕円形の白い斑が目立ちます。


民家の柵にとまったジョウビタキ雄、
開けた場所を好み、
住宅地の公園や民家の庭などにも現れます。

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ジョウビタキ♀

2018-02-11 20:00:32 | 
ジョウビタキの雌、
可愛らしい姿が撮れました。
この冬2度目の掲載になります。


大寒のある日。
「今年は本当に寒い、早く春がこないかなぁ」
筆者のつぶやきでもあります。


大きな丸い目がチャーミングです。


平地からの低山の明るく開けた林の中に生息、
冬の日本では住宅地などにも見られる身近な冬鳥です。


大河川河原のジョウビタキ♀、
背景の水色はまさしく川の水色です。


黒褐色の翼の中ほどに白く細長い斑点が
雌雄に共通するジョウビタキの大きな特徴です。
そして、背から尾にかけての橙色が
この鳥の見栄えをよくしています。


草藪のジョウビタキ♀。
非繁殖期の冬は雌雄ともに、単独、縄張り意識をもって生活しています。
昆虫やクモ類などを捕食しますが、
木の実も好物のようです。
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シロハラ

2018-02-10 20:00:45 | 
重い望遠レンズを抱えて遠くには行く気がしないので
時間があると、近くの公園の林に、
鳥撮りと散歩の両方を兼ねて出かけています。
この冬は例年に比べ、鳥が少ないように思いますが
1月22日の大雪の後、シロハラにはよく出会います。


ツグミ科シロハラ。
早めに雪が解けた日当たりのよい落ち葉だまりで
大きく口を開けて何か餌を見つけたようです。


ツグミと同じく雑食、
地面に降りて、木の実や昆虫、ミミズなどの小動物を探し食べます。
この時期、落ち葉だまりからカサカサと音がすると
たいがいシロハラがいます。


雪が降ってから一週間以上過ぎましたが
日陰ではまだ解けません。
どちらかというと日陰を好むシロハラなのです。


人に気づいて地面から飛びあがり、
隠れるように木の枝にとまりました。
でも、写真を撮るにはラッキー、姿が丸見えです。


レンズは最大が500mm、
カメラはAPS-Cサイズ、
比較的大きなシロハラ、
ぎりぎり近づいて、トリミングなしでこの大きさに撮れました。


日本では冬鳥、本州以南の積雪のない低地に渡ってきます。
羽色は褐色、頭部と羽の一部が少し青みのかかった灰褐色です。
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アオジ

2018-02-09 20:00:57 | 
ホオジロ、カシラダカと続いたので同じホオジロ科ということで、
次はやはり、アオジとなります。
今年になり2回目の登場です。


晩秋から初冬はすぐ藪に逃げ込まれ、
なかなか姿をとらえきれませんでしたが
1月下旬になり、人馴れしてきたようで、
近くで撮れました。
植物の種子や昆虫類を餌とし、地上で採食することが多いようです。


上と同じ個体、
すぐ近くに人の気配を察したか
近くの木の枝に逃げました。
嘴から目にかけて黒色が見られるので雄です。


自宅近く、
「チッ、チッ」と金属音に近い鳴きの声が聞こえてきました。
カシラダカかアオジのどちらかです。
声のするあたりを探して見ると、
いました、アオジ雄です。
胸から腹部、黄色が鮮やかです。


上と同じ個体を横から、
背中の羽は褐色、数種の褐色が組み合わさっています。


河原の草藪に写したアオジ、
頭は緑色、目の周りは黒色、
こちらは雄とすぐわかります。


夏、北海道の林や本州の山地で繁殖し、
秋冬は積雪のない低地の藪に移動してきます。
頭部の緑色、目の周りの黒色、
繁殖期に近づくと濃色になります。

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