死の海からの生還

ケント・ハールステット「死の海からの生還」
１９９４年９月大しけのバルト海で沈没したカーフェリー「エストニア号」から奇跡的に生還した本人の手による未曾有の事故の実体。
その描写は臨場感に満ち溢れていました。
彼は沈み行く船の上で出会ったサラという女性と「助かったら、ディナーを共に」という約束を交わして助け合って事態に対処していく。

助け合った事で生き延びた二人をロマンスとしてでっち上げ、興味本位で追い回すマスコミ達や大衆。

事故を通じて経験した事を等身大の人間して書き記した本書は是非読むべき一冊であったと思います。

http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2006-2.htm#ケント・ハールステット

写真は今日の東京湾。日が暮れる前から月が昇り、イクラのような太陽が美しい夕方でした。

３周年

見よう見まねではじめたサイト作りもこの８月で、なんと３周年を迎える事ができました。

「てくてく４０」

４０歳になった事を期にどこまで続けられるかわからないまま走り出した訳ですが、どうにか姿勢も定まり、この３年間で約１９０冊の本を読んでレビューする事ができました。

当初目論んでいたWEBの技術的な面での成長は殆んど出来ないままとなってしまいましたけどね。

まだまだ読みたい本はいっぱいあるし、もっともっと子供達とも遊びたい。そして肩肘張らないペースで記事をアップしていきたいと思います。

これからも、どうぞよろしくお願い致します。


オヤジは今日から夏休み、今日は長梅雨で汚れきっていた車をガソリンスタンドで洗車してもらったり、(さすがプロは違うね。すっかりキレイにして貰いました。)明日からの帰省の準備やら、レビューの準備に、サイトの更新と、ばたばたとしつつも心地よい一日を過ごしております。