今週はずっと雨らしい。こんな事は珍しいよな。
自宅のベランダの鉢にはなんとキノコがはえてきたそうな。
一週間の長雨もすごいが真夏にキノコですか。大丈夫か日本。
これはコガネキヌカラカサタケと云うキノコで、よく植木鉢とか植物園の温室、観賞用の植木鉢によく生えて来るみたいで、黄色いきのこがいっぱい出てくるものらしい
(まるちゃん調べ)
それにしても会社ではかなりの人数が体調不良になってるぞ。急激な涼しさに身体がついて行けてない事が根底にあるらしい。
皆さんも体調管理には十分気をつけましょう!
ところで、僕は観ていなくて情報としても知らなかったのだけど、北京オリンピックの
重量挙げでヒジを脱臼して腕が通常ではあり得ない風にぐんにゃりしてしまうそれはそれは観るとびっくりな映像が流れてしまったそうな。
調べるとハンガリーのヤノス・バラニャイと云う選手でスナッチで148Kgに挑戦した時に起こった話なのだそうだ。
あり得ない位にぐんにゃりしてしまった腕と苦しむ選手の様子から相当の重大な怪我かと思われたが救急車で運ばれ治療を受けた結果、肘の脱臼のみで、今年は無理でも選手復帰も問題ない程度だったと云う事だったそうだ。
大事に至らず何よりでしたが、この腕のぐんにゃり具合は周囲のスタッフが駆け付けて衝立を持ち出して観客やカメラから選手を覆う必要がある程だったらしい。
で何を言いたいのかと云う事なのだけれど、この話を聞いた時に実は僕も子供の頃に肘を抜いた事があったなーと唐突に思い出したと言う話だ。
恐らく僕は3歳くらいだったのだろうと思う。もしかしたらこれは人生最古の記憶かもしれぬ。
お袋が先にお風呂に入っていて、僕を呼んでいる。父親は風邪だったのか、どてらを着て布団に寝ている。僕はその布団の脇に立って、風呂に入る為に服を脱いでいるのだが
いくらがんばってもシャツの長袖のボタンが外れない。
母の「早くおいで」の声に焦った僕は袖のボタンをそのままに、シャツを裏返しに脱ぎ足で踏んで「えいっ」袖を引き抜こうとしたのだった。
ここまではすごく鮮明に記憶している。横になってまま何か話しかけてきている父も踏んづけたシャツの柄も感触も。
しかしその後の記憶がない。
次に覚えているのは接骨医の椅子に座って腕を回され「ホイッ」とばかりに間接を戻してもらって「ほら何ともなかったでしょー」と泣いている僕に声をかけてもらっているところだ。魔法のように治った事に驚いている自分。
後に母に繰り返し聞かされた話としては、お風呂にいても聞こえるくらいの泣き声が
して、行ってみると腕がぶらんぶらんになっていて、見た瞬間親父がシャツを引っ張ったから腕が抜けたと思ったらしい。
そのまま泣き叫ぶ僕をつれて医者に行ったのだと云う事なのだが、僕はここのところは全然覚えていないのだ。恐らく死ぬほどびっくりしたので、記憶から飛んでいるのだろう。
どうでもいい話ですが、重量挙げの選手の怪我のはなしから迸るように蘇った過去の記憶を書きたかったのでした。