ピーター・ペンチリーの「THE DEEP」が昼間テレビで放映されていたのですかさず録画。DVDが欲しいのだが、なかなかタイミングが合わずに手に入らない。
やっぱこれってジャクリーン・ビセットとドナ・サマーの曲にほとんど寄っかかった形の映画になってしまって見えてしまうのは仕方ない感じで振り返るとバランスの悪い映画でしたね。
そうは言ってもこのサントラの出来は秀逸だったんだよね。映画以上と言っても良い位でした。
録画したはしたけど、テーマソングやエンディングはカットされてんじゃんか。ここって本編以上に美味しいとこなのに!なんて事すんだと。
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こう考えると映画の出来と、くり返し再生する回数はちょっとズレた関係にあるかもしれない。「THE DEEP」のサントラはくり返し聴いて擦り切れる程だったけど、映画自体は大した事がないのと同じ感じだ。
個人的な映画の最高傑作は「2001年宇宙の旅」や「明日に向かって撃て」であることに迷いは全くないのだが、DVDやビデオの再生回数で行けば、「グラン・ブルー」や「メン・イン・ブラック」やはたまた、「オースティン・パワーズ」みたいなものが上位を占めてしまうのだろうな。
「オースティン・パワーズ」特にその「ゴールド・メンバー」あたりが出来の良い映画だなんて力説するつもりはさらさらないのだけど、どこから観はじめても、どこで止めても全く心残りがない、と云う点で良くできているのである。
あはは。くだらねー。みたいな事をどこをどう切ってみても言えるというのはある意味完成された構造になっているからではないか等と深読みすらしてしまいそうなのである。