もうあと数日で今年も暮れようとしています。今年は随分とたくさん本を読んだ。仕事で手にした本を加えるとおそらく150冊を超える量になったようだ。本のレビューも90冊近くアップする事が出来た。読んだ量も書いた量も今年は記録的な分量になりそうだ。寸暇を惜しんで本を読んでメモを書いて随分頑張ったなぁ。そして手にした本たちはそれぞれ、すごく深く心に訴えかけるものが多かった。随分と考えさせられるものが多かった。翻って自分がなんと漫然と、自分はなんと物知らずで鈍い感性をしていたんだろう、思考停止したまま生活をしてきたんだろうと驚かされるような事実にガンガンとブチ当たるような読書体験でした。
今年出会った凄い本たち。ジャンル別にそれぞれこりゃ鉄板って云うような凄い本を三冊づつご紹介しよう。まずは騙されたと思って手にしてみてください。
「9・11―アメリカに報復する資格はない!」ノーム・チョムスキー
「アメリカは、キリスト教原理主義・新保守主義に、いかに乗っ取られたのか?」スーザン・ジョージ
「失墜するアメリカ経済」ロバート・ポーリン
「戦場から生きのびて」イシメール・ベア
「なぜ君は絶望と闘えたのか-本村洋の3300日」門田隆将
「イラク―米軍脱走兵、真実の告発」ジョシュア・キー
「パタゴニア」ブルース・チャトウィン
「墜ちていく男」ドン・デリーロ
「サラミスの兵士たち」バビエル・セルカス
「犬の力」ドン・ウィンズロウ
「リンカーン弁護士」マイクル・コナリー
「この世界、そして花火」ジム・トンプスン
「模倣犯」宮部みゆき
「火車」宮部みゆき
「初ものがたり」宮部みゆき
読みたい本がつきる事はない。これからもますます精進していきたいと思います。