浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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ソフトフォン

2009-07-03 23:43:00 | 出来事
IP-PHONへ切り替わると聞いた時には、回線が変わるだけなんだろうと思っていた。それは自宅の電話を切り替えた時もそんな感じだったからだ。

しかし会社の場合切り替えと同時に端末もソフトフォンになった。ソフトフォンって、つまりそれはパソコンの画面に電話機が入った感じだ。
なので自席で電話を取ろうとする場合、パソコンが立ち上がっている必要があるらしい。違いと云えば、リアルな電話機の操作を画面上でしているのと変わらないのでそんなに混乱するハズがなかったのである。

しかし

このソフトフォンのアプリが邪魔くさい、使いにくい。

まずパソコンの入力中でも電話が鳴ると画面に強引に割り込んでくる。設定でこれを回避する事も出来るのだが、そうすると今度は取りたいと思っても電話がとれなくなる。

パソコンのスタートアップは只でさえ複数のアプリが競合しているのにソフトフォンは躊躇せずこの戦いに参入してきた。毎朝スタートアップのアプリ同士の激しいバトルになる訳だが、本来の持ち主の僕に出来ることはほんの僅かである。

しかもこの競合するアプリ同士の調整でなんで僕がオロオロする必要があるのか全く理解できん。


そして使いにくい。保留されたラインの電話を取ろうとすると、受話器を取って、パソコンのマウスを使って、ラインを選択しなければならない。僕の場合電話もマウスも左手で持つので取り回しが非常に厄介になった。内線の選択は、ソフトフォンそのものではなく別な画面を更に立ち上げる必要がある。電話一本で何回マウスをクリックすればいいのか。

画面上のソフトフォン自体はとても洒落たデザインだ。といってもあくまでソフトフォンなので所詮「絵」である事、そしてそれが全く実用的でない事が余計腹立つ。

電話を取って、用件を聞き、必要な相手に転送すると云う簡単な動作一つで、直前にやっていた仕事を全て忘れた。

電話一本でやってた仕事、考えていた事をキレイにリセットしてくれるこのソフトフォンはデザインしたと云うヤツが側にいたら考える前に一発蹴りを入れてしまいそうだ。

お前フロアで電話番したことあるんかと。

お願いドナルド・A. ノーマン助けてくれと。



同じ穴の狢

2009-07-01 21:09:00 | 出来事
麻生太郎の見解を音声で聞く度に驚くのだが、この人全く文章にならない事を言っている。ダメなのは漢字どころか、ちゃんとした日本語になっていない。

話し言葉なので日本語として正しくなくとも、大体言いたい事はわかったりするし、感情のようなものは声のトーンとかいろいろな情報からも読み取ることができるし、場合によっては言葉としての正しさよりも、感情とか、感性とかイメージの方が大切な場合もあるだろう。

でも事は首相のインタビューである。感性とかイメージだけで話していて、ちゃんと連携できるのだろうか。あの人の場合普段からあんな話し方をしているとみてほぼ間違いない。あんな話し方で指示とか報告とか出来て、仕事がとても出来る社会人ははっきり言って見たことがない。

挙げ句の果ての「言った」、「言わない」である。
大臣になりたけりゃ、俺を支持しろと言っているようにみえた人事。
なんだかんだ言って喜んで使っているじゃないのと云う高速道路走り放題。そして給付金。「皆さん、貰ったの覚えてます?いろいろ異論はあったけど、喜んでたでしょ」
と云うような事をテレビで言っていたのを僕は忘れない。

この人は完全に国民を見下している。
この結局地位とか名誉とか、得するかどうかで人が動くと思っているようだ。それは何故なら自分がそうだからだろう。

給付金を受け取ってしまった自分が汚れてしまったような、何か自分を貶めてしまった感じをうけてしまう、これは自分のせいではなく、あの男のせいである。

そして、与党になったら、日本郵政の社長を交代させ、高速道路の料金はただにするといっているどこぞの党も同じ穴の狢である。

では、問題なのは何か。国会議員を選出して、党首や国の首相を決定する仕組みに問題があるのである。

比例代表みたいな、地域でも、人でもない内輪の事情で議員が選出されそのなかで党首や首相が決まっている日本は、金にものを言わせているアメリカの大統領選挙と同じく、本質的には民主主義に則していない。
それはあくまで「民主主義のようなもの」とか「民主主義を装っているもの」に過ぎないと思う。だからどっちの政党が取っても国が変わらないのである。
いつまでも民主主義の真似事を続けますか?そろそろ目を覚まして自立すぺき時ではないかと思うけどもね。


6月の読書メーター

2009-07-01 06:07:00 | 読書
6月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:4656ページ

犬の愛に嘘はない (河出文庫)犬の愛に嘘はない (河出文庫)
☆☆☆☆☆
読了日:06月30日 著者:ジェフリー・M・マッソン
敵中漂流 (新潮文庫)敵中漂流 (新潮文庫)
☆☆☆☆★
読了日:06月25日 著者:デイモン ゴーズ
模倣犯〈5〉 (新潮文庫)模倣犯〈5〉 (新潮文庫)
☆☆☆☆☆ とうとう終わっちゃいました
読了日:06月22日 著者:宮部 みゆき
模倣犯〈4〉 (新潮文庫)模倣犯〈4〉 (新潮文庫)
☆☆☆☆★
読了日:06月20日 著者:宮部 みゆき
聖☆おにいさん 3 (モーニングKC)聖☆おにいさん 3 (モーニングKC)
SAY YES
読了日:06月18日 著者:中村 光
よるくまよるくま
☆☆☆☆☆
読了日:06月18日 著者:酒井 駒子
模倣犯3 (新潮文庫)模倣犯3 (新潮文庫)
☆☆☆☆★
読了日:06月16日 著者:宮部 みゆき
聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)
神のみぞ知る(爆)
読了日:06月14日 著者:中村 光
模倣犯2 (新潮文庫)模倣犯2 (新潮文庫)
☆☆☆☆★
読了日:06月14日 著者:宮部 みゆき
模倣犯1 (新潮文庫)模倣犯1 (新潮文庫)
☆☆☆★★
読了日:06月12日 著者:宮部 みゆき
聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)
☆☆☆☆★
読了日:06月11日 著者:中村 光
裏切られた民主主義―戦争とプロパガンダ<4>裏切られた民主主義―戦争とプロパガンダ<4>
☆☆☆☆★
読了日:06月07日 著者:エドワード・W・サイード
戦争とプロパガンダ 3―イスラエル、イラク、アメリカ戦争とプロパガンダ 3―イスラエル、イラク、アメリカ
☆☆☆☆★
読了日:06月05日 著者:エドワード・W・サイード,中野 真紀子
ものがたり ゆんぼくん 4 (角川文庫 さ 36-16)ものがたり ゆんぼくん 4 (角川文庫 さ 36-16)
☆☆☆☆★
読了日:06月05日 著者:西原 理恵子
ものがたり ゆんぼくん 3 (角川文庫 さ 36-15)ものがたり ゆんぼくん 3 (角川文庫 さ 36-15)
☆☆☆☆★
読了日:06月05日 著者:西原 理恵子
ものがたり ゆんぼくん 2 (角川文庫 さ 36-14)ものがたり ゆんぼくん 2 (角川文庫 さ 36-14)
☆☆☆★★
読了日:06月05日 著者:西原 理恵子
ものがたり ゆんぼくん 1 (角川文庫 さ 36-13)ものがたり ゆんぼくん 1 (角川文庫 さ 36-13)
☆☆☆★★
読了日:06月04日 著者:西原 理恵子
パタゴニアふたたびパタゴニアふたたび
☆☆☆★★
読了日:06月04日 著者:ブルース チャトウィン,ポール セルー
この世界、そして花火 (扶桑社ミステリー)この世界、そして花火 (扶桑社ミステリー)
☆☆☆☆☆
読了日:06月03日 著者:ジム・トンプスン

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