五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

倉敷美観地区

2005年08月23日 | 日々のつれづれに
長男の野球の試合が倉敷であったために、家内と二人で一泊の旅をしました。

野球の試合の結果は、先のブログに書いたとおりですが、試合終了後マスカット球場のある中庄から、山陽本線に乗って倉敷まで移動しました。泊まったのは駅ビル内にあるホテルで、宿の窓からは、駅に隣接するチボリ公園の夜景が一望できました。
午後5時以降の入場者のための割引チケットもありましたが、今回はチボリ公園はパスして、夕方ではありましたが、美観地区に行ってみることにしました。何と家内は倉敷は初めての訪問とのこと。


倉敷美観地区の「猫屋敷」美観地区はホテルからは歩いて10分程度のところにあります。午後6時を回っていたので、店を閉じてしまっていたところも多く、歩いている観光客も少なめでした。

たくさんの招き猫に誘われて入ったのが「猫屋敷」。ありとあらゆる猫グッズが並べられていて、見るものの目を飽きさせない、とでもいうのでしょうか。中にはガラスに囲まれて本物の猫も飾られていました。
家内がキティのファスナートップを集めていて、あちらこちらに出かけるたびに買い求めていますので、ここでも新しいものを探しましたが、途中の岡山駅で買ったもの以上に新しいものはなかったとのことでした。い、いつの間に。

他にも写真のように猫に関するものが所狭しと並んでいて、猫好きにはたまらない場所ではあるようです。

全日本大学準硬式野球選手権大会

2005年08月23日 | 日々のつれづれに
長男の大学が出場する「第57回全日本大学準硬式野球選手権大会」が倉敷で開かれたので、家内と一緒に応援に行ってきました。
こんな長い距離を二人だけで旅行したのは新婚旅行の年以来、列車の旅に限っていえば実は初めてのことになります。

朝の7時に市川大門駅を出発して、東海道新幹線を乗り継いで岡山に到着。昼食後、山陽本線の中庄(なかしょう)という駅に付きました。ここに、プロ野球でも使われる倉敷マスカット・スタジアムがあります。

全日本大学準硬式野球選手権大会は、全国9地区から選ばれた25チームによって争われるトーナメント大会で、メーン会場のマスカット球場を中心に3箇所で開催されます。

大学での長男のユニフォーム姿を見るのは、これが初めてで最後になります。身長・体重で比べれば二男よりわずかに小柄な長男ですが、ユニフォームを着たときの体の厚さという差は歴然で、4年間のアドバンテージと、大学でのトレーニングの賜物なのでしょう。

大学生の野球大会というものは、たとえ全国大会でもどこかのんびりとした感じが見受けられ、都道府県の代表として悲壮感の漂う雰囲気のある甲子園の高校野球とは、どこかしら異なる印象を受けます。

さて、試合。

1回戦[8月20日、マスカット補助球場第3試合]
○同志社大学 3-2 中京大学

長男の所属する大学チームの初戦の相手は中部地区代表の中京大学。中盤までともにチャンスを作りながら得点を挙げられない試合展開。
5回裏、同志社は中前打と四死球とで得た二死満塁から走者一掃の二塁打で3点を先制しましたが、最終回勝ちを急いだか、中京大学に2点を返され苦しい展開になったものの、踏ん張って初戦の勝利を飾ることが出来ました。
2年前にも全日本の大会に出ていますが、その時は初戦で優勝したチームに惜敗したため、久しぶりの勝利だったようです。

2回戦[8月21日、マスカット球場第1試合]
○同志社大学 10-4 富山大学

走者を二三塁においての長男の打席。スクイズを試みるが失敗。この後左犠飛で三塁走者を返し同点2回戦の相手はこれが初戦となる富山大学です。
初回に先制したものの、その裏走者を貯めてはタイムリーを2本打たれて、一挙に4点を失う苦しい戦い。
それでも3回と5回に1点ずつ返して1点差に追い上げると、7回表に一死二三塁から長男がレフトに犠牲飛球を打ち上げて同点とした後、次打者が安打を放って5点目を上げ逆転に成功しました。
その後、8回と9回に加点して、終わってみれば10-4と大差をつけての勝利を飾りました。

試合時間が延びたため、私たちは2回戦の終了後、すぐに山梨に帰るために球場を離れましたが、長男から「応援に来てくれてありがとう」というメールをもらいました。
この大会が終われば、小学校3年から続けてきた野球に区切りをつけ、卒業・就職に向けての新たな生活が始まることになります。

残念ながら同志社大学は、翌日の準々決勝で福岡大学に敗れ、ベスト4進出はなりませんでした。
長男の大学選手権2試合での成績は、7打数2安打、打点1、犠打1、死球1、盗塁1というものでした。お疲れ様、そして、ありがとう。