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五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

お粗末な運営-パラリンピック

2014年03月17日 | 日々のつれづれに
IPC、日本の抗議棄却=パラリンピック・バイアスロン(時事通信) - goo ニュース

コース設定の不備から、選手のほとんどが間違ったコースを走らされたこともさることながら、その帳尻を合わせるために何と「正しいコースを走った」選手にわざと違うコースを走らせた、というのですから開いた口がふさがりません。

この結果、トップを走っていた日本の出来島選手は一転、7位(入賞ではありますが)という結果になってしまいました。
日本パラリンピック委員会が国際パラリンピック委員会(IPC)に正式に抗議しましたが、棄却されたということです。

その理由は「審判の下した決定は競技運営上、自然な決定であり、制裁の対象には当たらない」ですと。
これで抗議をひっこめるのですから日本人は何ともおとなしい国民なんでしょうね。

大勢の選手が間違ったから、そちらを正しいコースにしようという考え方が「自然な決定」というのなら、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」式の考え方がまかり通ってしまい、ルールもへったくれもありません。
こんな悪しき裁定がパラリンピック史上に残ってしまっていいのでしょうか?
せっかく応援してきたパラリンピックですが、いっぺんに熱が冷めてしまいました。

ちなみに、この結果メダルを獲得したのはどこの国なのでしょうか?
まさか開催国、なんてことはないんでしょうね。

唯一の救いは、当事者の出来島選手が、気持ちを切り替えて次の種目に6位入賞を果たし、大会3つ目の入賞を勝ち取ったこと。
その強い精神力に拍手を送りたいと思います。

念のため付け加えておきますと、参加12選手中、射撃でノーミスだったのは出来島選手のみなのです。
メダルを取らせてあげたかったですね。
コメント
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