五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

残るは一台 -1983年の956L-

2017年08月25日 | ミニカー
1983年のル・マン24時間レースで途中リタイヤしたポルシェ956Lの2号車です。

えっ、リタイヤ?

と思うかもしれませんが、リタイヤです(キッパリ)。
ドライバーはヨッヘン・マスとステファン・ベロフ。

実はこのミニカー、若くして世を去った天才ドライバー(と言われる)ステファン・ベロフというドイツ人ドライバーを記念して作られた「ベロフ。コレクション」の中の一台です。

ステファン・ベロフは「生きていればミハエル・シューマッハーよりも早く世界チャンピオンになった男」という異名があるほどの優れたドライバーでしたが、1985年のスパで事故を起こし27歳で他界してしまったのです。

※正直私はこれ以上の知識はありません。

スパーク製のこの「ベロフ・コレクション」、高価なためにこれまで手に入れることができなかった(そのつもりもなかった)のですが、今回ひょんなことから我が家の陳列棚に並ぶことになりました。
けっこうレアな部類に属する一台ですが、無事に競り落とすことができました。


1983年のレースでは、結果的に上位10台の内9台までがポルシェ956Lという一方的なレースになりました。
2号車は予選3位、決勝では21時間目にエンジントラブルでリタイヤしてしまいました。
ちなみに同じロスマンズのポルシェ956Lの3号車が優勝しています。

この2号車のミニカー、配送業者が届け先の家を間違えて、別のお宅に届けてしまい、その家が不在だったもので不在票を置いてきてしまうという目に遭いました。
幸いその家の方が我が家を知っていて、不在票を届けてくれたので事なきを得、一日遅れで無事に手にすることができました。

もしその方が、差出人(個人名)に心当たりがないと、不在票を握りつぶしていたら、我が家に届かなかったかもしれないですね。
怖い怖い。

しっかり頼みますよ、□□パックさん!


何はともあれ、1983年のロスマンズ・ポルシェ956Lはあと一台、1号車を残すだけとなりました。

ジャッキー・イクスとデレク・ベルの名コンビによるドライブで、予選1位、決勝でも総合2位に入ったのに、なぜかこれまでモデル化されていなかった(と思います)1号車。


永年、1号車の発売が確認できてなくて、集めるのは無理かと思っておりましたが、数日前某ミニカーショップのDMで、新たに発売されたのを知りました。

むろん即発注しましたが、無事に届くか今から心配は尽きません。
色々なことが予想されますからね。

数年前にもhpi-Racingというメーカーが発売を発表したのですがその後中止になってしまったといういわくつきのモデル。
今回は大丈夫でしょうか?

この手に乗せて見るまで安心はできません。

モデルはいずれもスパーク製、1/43スケール。
コメント
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