長い間解決できなくて悩んでいたメールソフトの不具合がやっと治りました。
おそらく恒久的に(はっきりと原因はわかりませんが)...。
今後の備忘録として、書き残しておきたいと思います。
同じソフトをお使いでない方は、お役に立たない情報だと保証できますので、今回は読み飛ばしてくださいね。
【使用メールソフト】Thunderbird(私が永年愛用しているフリーソフト)
【不具合の状況】
1.突然(としか思えない)メールが送信できなくなった。エラーメッセージとしては、「通信量が超過」というもの。受信は問題なし。
※通常のメールは、受信サーバと送信サーバとでできています。ですから片方だけ不具合を起こすことはよくあること。
2.時を同じくしてプロバイダから「(私の)アカウントを使って大量のメールが送信されているので制限をかけた(つまり止めた)」という連絡が来た(読んだ瞬間、「やられた!」と思いました)。
※てっきり悪質なウィルスに感染したのかと思ったのですが、その後の状況を見ると、どうもそうではないらしいことがわかってきました。
3.プロバイダの指示に従いウィルスチェックを行い(定期的に行っている)、メールソフトのパスワードを変更した。
4、上記のことをプロバイダに伝え(メールではなく入力フォーム使用)、送信制限を解除してもらった(はず)だが、不具合は解消されないまま。
5.プロバイダ(の別担当者)からWebMailでのチェックとメールソフトのパスワードの再確認を求められる。それでもだめならアカウントを再設定せよ、と。
※WebMailはPCにインストールする必要が無いので便利な反面、検索性に劣り、それだけで使うには問題が多い。
※アカウントを再設定すると送受信データがすべて消えてしまうので、アカウントの再設定はできない。
6.WebMailは正常に動作していたため、PCソフト側でメールを作り、WebMailで送信するという変則的な(しかも面倒くさい)方法を一年間に渡り取取らざるを得ないことになった。
※ここでもプロバイダのメールサーバーは正常に動いているものと思われた。
【解決に向けて】
1.今月新しいPCを購入して2台体制になった。新PCにThunderbirdをインストールしたところ、問題なく送受信することができた。これにより、プロバイダ側の問題ではなく、PC側の問題であろうと確信。
2.新PCですべての送受信データが読めることを確認したのち、旧PCのソフトを削除(アンインストール)したが、再インストールしてみたところ、送信(SMTP)サーバー設定が削除されていないことを確認。
※ネットの資料を読むとメールソフトの仕様らしく、「既定値」に設定してある送信サーバー設定は再インストールしても削除されないらしい。
※ここに至って、削除されない送信サーバ設定の「何か」が悪さをしているのではと推測(新規にインストールした新PCでは送受信できるので)。
3.新しい送信サーバ設定を作成し(設定値は全く同じもの)、そちらに「既定値」を変更したのち、古い送信サーバー設定を削除したところ、正常に送受信できるようになった(!)。
※「既定値」ではない送信サーバ設定は削除することができる(これもまた仕様)。
不具合が検知されてから、実に一年五か月ぶりの問題解決でした。
文字入力ができないキーがあるなど、既存のPCの不具合に耐えかねて、思い切って新しいPCに代えたことが結果として問題解決につながりました。
信頼性を重視して、これまでより少し高価なPCを購入したのですが、それだけの価値はあったのかな、と思いました。
すみません、私の個人的なトラブル記事になってしまって。