山梨県内の新型コロナウィルス新規感染者数が、月曜日としては過去最多の56名を記録しました。
東京や神奈川をはじめとする近県の感染者数には及ばないものの、何せ人口の少ない県なので、10万人当たりの感染者数などでは結構上位に入っていたりします。
いずれにせよ、名誉のあることではありませんが...。
これにより、山梨県では他の9県とともに「まん延防止等重点措置」がてきようされることになりました(17日に閣議決定)。
期間は8月20日から9月12日までとなります。
この通称「まん防」が適用になると、それぞれの知事が指定された地域(市町村単位)の飲食店に対して時短営業などの要請・命令ができることになり、罰則規定もあります(20万円でしたか)。
都道府県単位で出される「緊急事態宣言」とは、その切迫具合で異なるものの、おおよそ似たようなものと解釈してもいいかもしれません。
ただし、その有効力というと「?」が付きそうです。
人の流れを遮断するのが目的のはずですが、飲食店だけを狙い撃ちするような措置なので、思い切った協力金とセットにした施策でないと、飲食店つぶしになりかねない危険はあるわけです。
かといって、協力金の原資は私たちの税金からですので、特定の業種に偏った施策はどうなのかという議論が起こるのは間違いありません。
これから書き入れ時、みたいなシーズンに行われると経営にも大きな影響を与えるでしょうし。
ニュースなどで、東京や大阪などで適用されている「緊急事態宣言」下の飲食店は、どこも大変のようですから、それよりも経営基盤の弱い県内の飲食店にとっては重大な問題だろうなあと思います。
これに対して私たちのできることは何でしょうか?
単に「行かない」だけでは飲食店がつぶれてしまいますから、時間など節度を守って行動する、ということでしょうかね。
またテイクアウトを積極的に利用するとか、かな。