7月の課題は「鬆(松)・静」と「連続」です。
月イチの座学にもだいぶ慣れてきた感じがします。
当初は理論講座という響きだけで
何となくいつもとは違う空気が漂ってましたが
この頃はすっかり自然体(鬆・静)。
理解した(と思う)範囲で
主体的な練習を重ねていけば
思考も体感もこなれていくものらしいです。
練習から生じた疑問や質問などに対する解説は
スッと理解できたりします。
何事にも旬ってあるような気がします。
■鬆(松)と静
「鬆」は体のメイン意識。その意識の段階は3つ。
1.力鬆…筋力をゆるめる。動きに必要な最低限の筋力にとどめる
2.体鬆…体の密度が変わる。膨らむ。
固まっている状態から拡散する、太くなるような感じ。
3.形鬆…とける、溶解。空気と渾然一体となった感じ。
「静」は内部に対する要求、意識。段階は3つ。
1.無外…周辺は無視して練習する
視而不見、聴而不聞。
(みえてもみない、きこえてもきかない)
2.無欲…欲を持たずに練習する
事例:成敗(うまくいくか、いかないか)
得失(得られるか、失うか)
美丑(うつくしいか、そうでないか)
3.無情…感情を用いない、持ち込まずに練習する
■「連続」は止まらないこと
1.鬆・静の連続…落ち着いた状態が続く
起床から就寝までの活動時間帯を
落ち着いた状態で過ごすようなこと
静=停止ではない。
動不動に関わりなく落ち着いた状態はある。
静かで落ち着いた穏やかな考え方というのもあるだろう。
仮に動きにしぼってみれば、
対象の動きに合わせるように(協調)して
自分も共に動けば、動いてないかのように
感じることはよくあること。
(みかけに惑わされるのは視覚に頼りすぎるからか)
ときに揺らいだり慌てることになったとしても
できるだけ速やかに落ち着いた状態になることを
意識して実践すること。
目指す方向はひとつだが、
そこに向かうことができさえすれば
手段や方法は不問と言えるのかもしれない。
様々に変化する現象に影響されて
内面のバランス(平衡)が保てなくなったままに
なることの方がずっと問題かと。
状況や状態の変化を感じる、観察できる
そんなニュートラルな状態が
鬆であり静なのだろう。
つねにリラックスと落ち着きを保つには
自分の状態がいまどのようになっているかが
体感でわかるとか
ありたいと思うイメージが描けていることなどが
必要なのかな。
そうすれば状況の変化にも
自らの意志判断で主体的に適応できそう。
受け身的な変動として受け入れるのではなく、
主体的な変動へと変換させるというか。
いってみれば「気持ちの問題」へと
つながっていくのかもしれない。
そうした意味でも鬆・静はポイントになるのかな
という気がしてきた。
2.重心移動の連続…重心を動かし続けていく
重心の移動は回転をともなうことを忘れずに
3.主従変換の連続…メイン(主)は交代しつづけるもの
いつでもどの部位でも主となり得る状態にあること
→自分の意識しだいでつねに自由に決められる
4.形断意不断…意識を止めない
形状は止まって見えることがあっても
意識は滞ることなくつねに巡っている状態にある
ちなみに1・4は内面的課題(目では確認できない)
2・3は外面的な課題(目で確認できる)ともいえる
月イチの座学にもだいぶ慣れてきた感じがします。
当初は理論講座という響きだけで
何となくいつもとは違う空気が漂ってましたが
この頃はすっかり自然体(鬆・静)。
理解した(と思う)範囲で
主体的な練習を重ねていけば
思考も体感もこなれていくものらしいです。
練習から生じた疑問や質問などに対する解説は
スッと理解できたりします。
何事にも旬ってあるような気がします。
■鬆(松)と静
「鬆」は体のメイン意識。その意識の段階は3つ。
1.力鬆…筋力をゆるめる。動きに必要な最低限の筋力にとどめる
2.体鬆…体の密度が変わる。膨らむ。
固まっている状態から拡散する、太くなるような感じ。
3.形鬆…とける、溶解。空気と渾然一体となった感じ。
「静」は内部に対する要求、意識。段階は3つ。
1.無外…周辺は無視して練習する
視而不見、聴而不聞。
(みえてもみない、きこえてもきかない)
2.無欲…欲を持たずに練習する
事例:成敗(うまくいくか、いかないか)
得失(得られるか、失うか)
美丑(うつくしいか、そうでないか)
3.無情…感情を用いない、持ち込まずに練習する
■「連続」は止まらないこと
1.鬆・静の連続…落ち着いた状態が続く
起床から就寝までの活動時間帯を
落ち着いた状態で過ごすようなこと
静=停止ではない。
動不動に関わりなく落ち着いた状態はある。
静かで落ち着いた穏やかな考え方というのもあるだろう。
仮に動きにしぼってみれば、
対象の動きに合わせるように(協調)して
自分も共に動けば、動いてないかのように
感じることはよくあること。
(みかけに惑わされるのは視覚に頼りすぎるからか)
ときに揺らいだり慌てることになったとしても
できるだけ速やかに落ち着いた状態になることを
意識して実践すること。
目指す方向はひとつだが、
そこに向かうことができさえすれば
手段や方法は不問と言えるのかもしれない。
様々に変化する現象に影響されて
内面のバランス(平衡)が保てなくなったままに
なることの方がずっと問題かと。
状況や状態の変化を感じる、観察できる
そんなニュートラルな状態が
鬆であり静なのだろう。
つねにリラックスと落ち着きを保つには
自分の状態がいまどのようになっているかが
体感でわかるとか
ありたいと思うイメージが描けていることなどが
必要なのかな。
そうすれば状況の変化にも
自らの意志判断で主体的に適応できそう。
受け身的な変動として受け入れるのではなく、
主体的な変動へと変換させるというか。
いってみれば「気持ちの問題」へと
つながっていくのかもしれない。
そうした意味でも鬆・静はポイントになるのかな
という気がしてきた。
2.重心移動の連続…重心を動かし続けていく
重心の移動は回転をともなうことを忘れずに
3.主従変換の連続…メイン(主)は交代しつづけるもの
いつでもどの部位でも主となり得る状態にあること
→自分の意識しだいでつねに自由に決められる
4.形断意不断…意識を止めない
形状は止まって見えることがあっても
意識は滞ることなくつねに巡っている状態にある
ちなみに1・4は内面的課題(目では確認できない)
2・3は外面的な課題(目で確認できる)ともいえる