松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは落ち着いた精神情緒とリラックスした身体の状態をいい、太極拳導引の基本要求でもあります。これがまた奥深く…

リニューアル!?

2010-01-21 | からだの風景-みる・さわる・かんじる-
今月5日にテニスボールを使って
お尻の硬い部位をほぐしていたところ
急にグニャ~ンとゆるみました。

いつもと同じように立っているはずなのに
なんとなく景色が違って見える感じがしました。
いつも硬くて気になっていた
左足外側の筋肉達の張りもゆるんでますし、
背中も左右で比べてみると左側がゆるんでます。
ついでに噛み合わせまで変わってしまったみたい。


ゆるみましたねぇ。
でも、今回のボール転がしで
一気にゆるんだというわけではないと思います。
これまで少しずつゆるんできていたのが
たまたまこのタイミングでゆるんだだけかと。
何せ、わたしの筋肉たちは
そう簡単にゆるむような状態ではないですから。


立ったときの変化などから
お尻の筋肉がゆるんだことで
まずは骨盤に変化があらわれて
さらには骨盤帯に乗っている脊椎(背骨)が
影響を受けているのではないかと考えられます。
実際のところ、前を向いて立つだけでも
いままでとは微妙に違った感覚です。

こうした感覚差があるうちは、
ちょっと煩わしく思ってしまいますが
この感覚があるおかげで
これまでの体の使い方を認識できるのですから。
それは今までとは違うやり方を覚える
チャンスでもあるわけです。
同じことをするにしても
選ぶことができるようになるんですから
これは確実に世界が広がります。

やり方が違う=視点を変える=意識が変わる
意識のバリエーションが増えると
思考にも柔軟性や幅が出てくるような気がします。

「現在、リニューアル中につき
しばらくは何かと不便をかけますが、ヨロシク」
そんな体からのメッセージが聞こえるような気がしてます。




1 コメント

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じつは (yuehua(月華))
2010-01-22 20:26:29
左股関節にも影響がでていました。

どうも左側に重心を乗せる位置が
普通よりも左側(体の外側)寄りになっていたらしく
今回の一件で、それが違和感として自覚された模様。
具体的にいえば重心が足底部の小趾側に
過度に乗ってしまっている状態だったりします。
股関節周辺でいえば、股関節が内側に回り込むような
クセのある動きをしていると思われます。
そうなると、足先の向きが同じであればまだいいのですが、
もし違っていれば膝や足首などに負荷がかかります。
ということはそれらをつないでいる筋肉は
とっても不自然な使われ方をしていたとうことになります。
だからいつも硬く張っていたんじゃないかと…。

まあ、こんなことが考えられちゃったりします。
これもからだ学びをしてきた成果といえば成果なんでしょうが、
そんなことよりも、少しでも無理のない
自然な動き方になるようにしたいと思っています。
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