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桧谷とよろぐろ山

2010-09-04 19:48:05 | 沢登り
山仲間の先輩Iさんと師匠Kさんとで桧谷とよろぐろ山へ行ってきました

県道173号線を進み鳩ヶ湯鉱泉を越えて4つ目のヘアピンカーブの駐車場に停めて入渓

入渓後すぐに大堰堤、右岸を巻き巻きして越えたところで懸垂で降ります

降りたところはチャラ瀬ですがすぐに2段の小滝が現れます

一番下の滝はすぐ脇を登れそうですが上の滝壺が大きくてかなり深い(3~4mくらい?)ので

左岸をやや大きめに巻きます

頼りにならなさそうな細すぎる紐が付いています

草を掴みながら巻きますが足元が濡れていたらツルっといって滝壺に落ちそうです

2段滝を越えたところから魚影を確認できます イワナのようです

暫く行くと右手に小屋、もうちょっと行くと堰堤のように見えるデッカイ滝


これは見る価値あります ちなみに下のバンザイしてるのは僕です

この滝を巻くと二股、右が桧谷で、左がよろぐろ谷です

よろぐろ山を目指しているのでよろぐろ谷に入ります

狭い渓ながらもナメと小さな滝が連続します

途中2か所ほど巻きが必要な滝がありました

最初の一つは左手の枝沢を少し進んで滝の横を草を掴んでトラバース

かなり嫌な巻きでした

今まで上位ランクに入るくらいのいやらしい巻き

足元は不安定、掴む草はあんまり信用できない、落ちたら致命傷

二度と通りたくないと思いましたね

先輩Iさんからはジャンダルムよりスリルある、あっちの方がまだ安全と言われました

この先もうひとつ滝を巻いたら枝沢に突入です

もう凄い藪でしたね、藪漕ぎは腕も使うのでかなり体力消耗します

(“舗装路クラス”にはとても見えない、”険道クラス”又は”酷道クラス”では?)

先輩Iさんに言われましたが”息上がってるね”と、自分でも限界にきているのは感じ取れましたね

ちなみに先輩Iさん、師匠Kさんに言わせると

僕が普段歩いている登山道はハイウエイ、これでも舗装道路程度だそうです

流石ですねIさん、Kさん 今度から鉄人Iさん、神K様と呼ばさせてもらいます(笑)

引き離されますが、声を掛けてもらってなんとか稜線へ這い上がります

ちょっと北の方へ行きすぎてしまったので稜線を南下、もちろん藪を漕いで

よろぐろ山頂に着いてなんとか三角点を探して写真を撮ってタッチ

(よろぐろ山の三等三角点、藪に隠れて埋もれてました)

山名の書かれた木の板とかが山頂の木々に取り付けられていないのを見ると

かなりマイナーで、登ってくるのはマニアックな人達なんでしょうね

あ、僕はマニアックな二人に”観光”とか言われて付いてきただけですから

よろぐろ山から望む白山

(よろぐろ山からしか見れないアングルの白山、感動する余裕すらなかったっす)

山頂からちょっと下ったところで昼飯

IさんとKさん、似合いすぎます 僕はこの山ではちょっと浮いているような!?

昼食後、テキトーな枝沢からよろぐろ谷へ下降、膝が笑っています

途中で巻いた滝二つは懸垂下降で、ホッ

桧谷へ戻ったら、観光の続き?

暫くですが桧谷を登ってナメを堪能します

(亀裂の入ったナメ)








(ナメに開いた穴、甌穴のような感じ?)



あとは山仕事用に付けらた道?と川通しに下って入渓点へ戻ります

途中、立ち寄り温泉に寄って汗を流してから帰りました

山から下りてきた身体の臭かったこと臭かったこと

鉄人Iさん、神K様、お疲れさまでした

オプション付き観光、一部を除いて楽しかったです

今度は高規格林道(もちろん舗装路で、ガードレイル、カーブミラー、白線付き)クラスでよろしくお願いします




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