UMA君のお部屋

山遊びのページ

無反山と箱岩山

2021-11-29 20:19:04 | 山歩き…東濃の山
山行日:2021年11月27日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:無反峠9:25…無反山10:08(小休憩)…鳥屋跡10:50⇒五介の滝⇒

箱岩山登山口11:24…箱岩山11:54(箱岩往復5分程)…箱岩登山口12:31

無反峠へは舗装林道を行く。

峠は丁字路で広くなった路肩に3台ほど停められる。

登山道は目印、標識が多く分かりやすい。

いくつか小ピークを越えていくが巻き道がついておりアップダウンはきつくないが、

鳥屋跡を過ぎた先にある急坂が尾根直登で滑りやすく掴むものも少ないので下りは特に注意が必要。

尾根の北側は植林、南側は自然林(二次林)で割と明るいが展望が皆無。

途中小ピークを北側から巻くところがあるがそこが樹間が開いていて比較的展望が良い。

山頂は360度展望無し。

三角点と天狗のような石像が祭ってある祠、地元の小学校の登山記念オブジェがある。

この日この地域の天気は良かったが冷たい風が吹いており

完全に影の中の山頂は寒く長く休憩する気にもなれずそそくさと下山した。

無反峠から箱岩山へは一旦北側へ下り、黒川東白川トンネルを使い向かった。

林道をくだる途中にあった五介の滝に寄ってみた。

駐車場あり、遊歩道ありの滝で落差15m程の斜瀑であった。

黒々とした岩の滝で淵は2~3mの深さはありそうだったが底までしっかり見えていた。

沢で出会ったらとりあえず左から巻きかな…と考えながら見ていた。

箱岩山登山口へはライスセンターがある林道を登っていく。

もう少し西にも登山口の看板があったのでいくつか登山道があるのかもしれない。

ライスセンターまでは舗装路だがその先は地道。

踏み固められているので普通車でも問題なく走行できた。

ずいぶん走って右側に注意しているとヘアピンを曲がった先に登山口を示す標識があった。

車は広い路肩に何台か停められる。

最初は低い笹生える植林の中の道。

自然林に変わると笹も一旦姿を消す。

結構急な坂が続き、脹脛にくる。

稜線直下で辺りが植林になると低い笹も再び現れる。

小さな鞍部から西へ少し登ると三角点と石像ある山頂。

100m程先へ下ると箱岩。

三方切れ落ちていて絶壁の展望台。

眺めはいいが柵とかないのでおっかなびっくり。

鞍部に戻り南東へ続く踏み跡を少し歩いてから下山した。

途中凍ったナメコを見つけた。

通りで寒いわけだ。

蝿帽子嶺

2021-11-21 21:04:51 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2021年11月21日(日)

山行者:単独です。

天気:晴れのち曇り

CT:登山口7:31…徒渉点7:37…蝿帽子嶺9:24~9:45…峠10:08…徒渉点11:59…登山口12:10

R157が通行止になっていないので一時間半も掛からず楽々登山口に到着。

ススキ生い茂る登山道を進むと渡渉点。

本流だけあって川幅は10m程。

浅いところを狙って渡渉するも30cm程の水深があり脹脛の下の方までは濡れる。

登山靴を濡らしたくないので用心して沢靴に履き替えました。

薮山みたいな山だろうと思っていたら割としっかりした登山道がありました。

紅葉は尾根の下の方で終わりかけ。

上へ行くほどブナの森となり、冬の準備をしている。

908ピーク辺りはブナの大木が目に付く。

県境尾根へ一登りのところへ左(直進)へ峠への道を別け、急登を登り切ると県境。

東へわずかの歩きで蝿帽子嶺となる。

西へ目をやると能郷白山と前山が見える。

他は木々に覆われ樹間から北東に屏風山らしき山が見えた。

県境を西へ進むと、やや細かい枝が邪魔だが道はついており峠へ続いている。

峠への下りとなるところが尾根の向き注意。

踏み跡につられて北へと伸びる尾根に入り込みやすい。

踏み跡はすぐに分かりづらくなるので間違いに気付く。

峠には立派な金属板標識と上半身だけのお地蔵様。

福井県側へも道は続いているが地形図には破線は載ってない。

踏み跡はあるので歩いている人はいるのだろうか?

岐阜県側もハッキリ道は残っており、やがて来た道と合流する。

あとは登ってきた道を探しものをしながら下った。

歴史ある道、ブナの森が良かったです。


五蛇池山

2021-11-14 21:05:26 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2021年11月14日(日)

山行者:単独です。

天気:晴れのち曇り

CT:駐車地6:57…廃林道終点8:18…峠10:04…五蛇池山10:38~10:59…峠11:33…

廃林道終点13:10…駐車地14:58

谷川工事現場手前の駐車場に停めて出発。

ヘアピンカーブのところから地道の廃林道で踏み跡はしっかりついていた。

崩壊地はまっすぐやや上から巻けるけど普通に真っ直ぐでもいいかな。

林道終点と思われる箇所まで廃林道が崩れてヤバいところは川原にすんなり降りて回避。

そこから登山道はしばらく左岸側についているんだけど、

渡渉して右岸側を歩き尾根取付き辺りまでがとても迷う。

テープは付いているけど道がハッキリしないので

「道がある」とは思わずにテープがある辺りが正解と思ってルーファイしました。

最後は炭焼小屋跡と思われる石垣が残っている尾根が正解っぽい。

ここから鞍部までも道はハッキリせずたまにテープが見つかるのみ。

色がバラバラなのできっと付けた方が違うのだろう。

途中、トラバースして鞍部へ向かう方へ修正しながら鞍部に到達した。

鞍部まで道がハッキリしなかったにもかかわらず、鞍部から山頂までは道はハッキリ。

一部藪が濃くて見失うところはありますが、概ね足元はハッキリしてます。

あとは笹やらシャクナゲやら灌木やらをかき分けて進めば道に迷うことは殆ど無い。

途中景色が開けたところがあり背後には蕎麦粒山と小蕎麦粒山、

左手には冠山から真っ白な能郷白山まで見えました。

山頂直下が少しわかりにくいとこありましたが、少し探したら復帰できました。

山頂は展望なし。

樹間から花房〜権現と天狗辺りからがかろうじて見えるのみ。

畳3畳ほどの切り開きと三角点、山名プレートはとても高い位置できっと積雪期用だと思いますが、

以前積雪期にここを訪れたときは分かりませんでした。ほんと静かな山。

なんにも聞こえません。

昨日の新穂山は奥伊吹のジムカーナのドリフト音や鳥越峠へ上がる車の音がかすかに聞こえたというのに。

復路はムキタケ探したりムカゴ採ったりしてたら往路より時間がかかってしまいました。

登山道があると思ってた五蛇池山でしたが、

実際はかなり自然に帰りつつある山だということがわかりました。

蕎麦粒山も自然に帰りつつあると聞きますし、

人があまり入らない山はこれからどんどん藪山になるのでは?と思いました。


(遠くに白くなった能郷白山)


(蕎麦粒山と小蕎麦粒山をバックに)


(三畳ほどの切り開きの山頂)


△大ヶ屋(新穂山)高津野谷遡行、大ガヤ谷625左俣下降

2021-11-14 05:00:15 | 沢登り
山行日:2021年11月13日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:駐車地8:07…高津野谷入渓8:11…県境尾根に出る10:03…

△大ヶ屋(新穂山)10:40~11:01…大ガヤ谷下降点11:19…

20m滝12:31…林道に出る13:04…鳥越林道13:31…駐車地13:47



高津野谷は入渓したてから小さな滝やナメが現れるが少々藪っぽい感じ。

標高690m辺りで15m滝を皮切りに標高750mまでの間に5m~10mクラスの滝が出て楽しめた。








ぬめりがあるのがいやらしいがどれも直登&簡単に巻いていける。

これを過ぎると散発的に5m以下の小さな滝が現れ、

水量が少なくなってくると大きな丸岩が現れ谷を塞いでいる。

上手くルーファイしながら進んでいく。

3つほど岩屋みたいなものを見つけた。




水が切れると倒木や藪が出てくるのが残念なところ。

獣道を探しながら県境へ上がっていく。

最後は灌木の幹をつかみながら急なツメを登り県境へ。

県境は登山道なんで楽チン。


ただフェルトの沢靴にはちと歩きにくいところも。

尾根芯は植林がほとんどだがその中に太いブナが混ざっていて面白い。


一部植林帯で倒木で道が塞がっており分かりにくいところがある。

基本的には稜線通しなので適当に歩いていれば県境登山道に合流する。

県境に出てから大ヶ屋までは思ったより時間がかかってしまった。

登山道だからと甘く見ていた。

意外とアップダウンもあり遠かった。

大ヶ屋は点名で山名は新穂山というそうだ。


新穂峠北の1039.8mのピークにある三角点の点名が新穂なのでちょっと変な感じがする。

ちなみに山頂にあった標識から△新穂は新穂谷山というそう。

山頂からは北側が少し伐採されており蕎麦粒山辺りが見えた。

奥には白くなった能郷白山も見えた。

南側へ目をやると樹間から伊吹北尾根とその奥に

台地のように見える伊吹山の頭だけが見えた。

山頂から大ガヤ谷下降点までは登山道ないが、所々に踏み跡が見られた。

下降点からすぐは藪っぽいがすぐに水が流れる谷に降り立つ。

尾根から近いのに流れが現れたのにはびっくりした。

下降した谷は高津野谷より開けていて明るくて感じがいい。

葉っぱを落とした広葉樹林がほとんどで光が入ってくる。

810の二俣を過ぎて少しで20mはありそうな滝。


右岸の立木を使い50mで懸垂したらギリギリやった。

滝の真ん中あたりに引っ掛かってる倒木にムキタケびっしり。

収穫したかったけど、流れの中岩肌は滑ってるし、

余計なことして事故りたくないので止めときました。

その先は滝というようなものはほとんどなく脱渓した林道が

横切るところまでは大岩ゴロゴロの中を縫う様な流れ。

大岩が大きな落差を作っているようなところもあったので慎重に下りました。

林道へ出たらあとは楽ちん、林道を歩いて下った。

977標高点 浅又川支流オオガヤ谷北俣遡行、中俣下降

2021-11-10 06:52:45 | 沢登り
山行日:2021年11月8日(月)

山行者:単独です。

天気:晴れのち曇り

CT:駐車地8:45…大ガヤ谷北俣入渓8:48…977標高点11:07…林道12:59…駐車地13:22



前回の沢の一つ南の沢へ行ってきました。

北俣は廊下系の沢。

大きな滝は全くありませんでしたが、

岩肌がボロボロすぎて巻くのがハラハラする小滝や

落石が作り出した岩屋の滝みたいなもの

はたまた登り方を考えさせられるものなどありアスレチック要素がある沢でした。

基本癒やし系ですがナめると痛い沢。

中俣は源頭こそ癒やし系ですが中流域は大岩ゴロゴロ藪沢で

滝らしい滝はなくただただ下りにくい沢でした。

右岸に林道が見えたら這い上がって脱渓しました。

下流部は藪が薄れ滝も見えるようでしたが、

流石に林道から戻る気もせずそのまま下山。

下の方はやっぱり藪沢でおまけに結構砂が入っておりました。

やっぱ林道付いてるからかな?

今回もお土産にムキタケとムカゴを採って帰りました。