UMA君のお部屋

山遊びのページ

中宮山・大瓢箪山

2018-04-30 20:19:54 | 山歩き…その他の山
山行日:2018年4月29日(日)~30日(月)

山行者:単独です。

天気:29日晴れ 30日薄曇り

CT:
29日 新中宮温泉5:19…△大窪付近7:04…中宮山8:35…テント設営地10:15

30日 テント5:16…大瓢箪山5:40…テント6:03~6:47…中宮山7:46…△大窪9:05…新中宮温泉10:11



GW前半戦は大笠山へ、余裕があったら笈ヶ岳周回~♪

と考えていましたが、結果は…。

新中宮温泉(スキー場跡?)のだだっ広い駐車場に停めさせてもらう。

ゲレンデ跡を登り稜線へ向かうが最後のひと登りが藪濃く諦め林道を歩く。

ヘアピンカーブのところが地形的に稜線に上がるのが楽。

斜面にロープが垂れていて、ひと登り。

あとは藪チックな急登を登ればヒョイと稜線の道に出た。

1000m付近から雪が繋がるようになってきた。

痩せ尾根には雪は無く登山道が出ていた。

△大窪の先は地形図のルートは南に回り込む稜線をショートカットしているけど


(△大窪、これは復路に寄って撮ったもの)

実際は稜線を忠実にトレースしていた。

往路はショートカット、復路は道をなるべくトレースした(大体雪の下だったが)

中宮山への登りは前半痩せ尾根で雪は無くて登山道がしっかり出ていた。

後半は広い尾根で雪がしっかりありGPSで確認しながら先へ進んだ。

中宮山頂は長細い感じでどこが一番高いのかよく解らない感じ。

それでもツリーポットの一つから山頂標識を見つけた。


山頂からは一旦急な稜線を下る。

尾根芯には雪がなく左からから巻き気味にコルへと降り立った。

ここからも痩せ尾根気味で雪は尾根の東側にチョロチョロとしかなく、

尾根の僅かな踏み跡をたどりながらの藪漕ぎ、僅かな雪上歩きを繰り返した。

1380ピークの直下は痩せ尾根の急登で雪は全く付いておらず

藪を漕ぎながらの登りとなった。

ここだけは雪が落ちるのがいつもより早いのか踏み跡がしっかりしていた。

登りきるとたっぷりの雪、目の前に大瓢箪山が飛び込んできた。

コルというには平坦で広い1380ピークと大瓢箪山の間まで来た。

連日の多忙による疲労感、2週間前から痛みを感じる右踵上辺り。

大瓢箪山を前に足が止まってしまった。

大笠山まであと1/3の行程だがなんだか歩く気が湧かない。

こんなにいい天気なのに…。

ふとそこは申し分ないテント適地。

まだ時間は10時半前だが、ザックからシャベル取り出し整地しテント設営。

ベッドメイキングしゴロンと横になればポカポカ陽気も手伝って夢の中へ。

ここ3週間くらい多忙な毎日。

帰宅後僅かな仮眠の後長距離運転、で丸一日歩きましょうったって体は正直です。

休みが少ないからってちょっと無理な計画でした。

大笠山という目標を投げ出して昼前からテントでゴロゴロ、なんて贅沢なんでしょう。

どうせゴロゴロするならもっと酒とつまみを持ってくるべきだったと後悔しました。

ここでテント泊するとなると翌日大笠山ピストンは空身でもかなりハードです。

翌日はこのまま引き返すか、大瓢箪山だけピストンするか翌日朝になって決めましょう。

夕方頃、麓の方からヘリが一機やってきて冬瓜山~シリタカ山辺りを旋回している。

遭難か滑落があったのだろうか?一時間ほど飛んでヘリは麓に帰って行った。

翌日4時半起床、辺りはだいぶ明るい。


相変わらずの疲労感、足の痛み、そして腰が痛い。

大瓢箪山だけはやっとくかと意気込み朝食後空身で取り付く。

朝の冷え込みでカリッとしていてアイゼンの食い込みがいい。

相変わらず雪のないところは無かったで藪漕ぎしたり迂回したり。

もう日は少し登っちまったけど、いい朝日でした。


大笠山までは大体雪がつながっていそうだが、遠くて行く気にならない。


大笠山~笈ヶ岳は尾根上は完全に雪が落ちているように見えた。



(白山方面)

新たな目標:大瓢箪山登頂は達成したのでテントへと引き返した。

パッキングを済ませ一晩過ごした適地とお別れ。

帰路に着く。

7時頃またもやヘリがやってきて辺りを捜索している。

登りはなんとも思わなかったが下りの広い尾根プラス雪原は迷うにうってつけで

GPSが無かったら大変だなーというか下山できるのか?と思った。

10時すぎに無事下山、山の方ではパタパタとヘリの飛ぶ音がまだ聞こえていた。

大笠山、いつしかリベンジしたいです。


御在所岳 一壁

2018-04-22 19:54:17 | 岩登り
山行日:2018年4月22日(日)

山行者:山の会I田さん、僕の2名。

天気:晴れ

3カ月ぶりくらいの岩登り。

御在所山”一壁”へ行ってきました。

一壁は初めて、壁は伊木のQP岩しか登ったことありません。

3か月もやっていないと忘れてしまいます。

まずハーネスにロープをエイトノットで結ぶやり方を忘れてしまいました(すぐ思い出しましたが…。)

クライミングとは関係ないですが登山靴も忘れてしまいました(汗)

これは何とか仕事用の長靴が車に入れてあるので事なきを得ました。

登り方は、忘れていませんでした。

まずは正面のこのルート。


二番目のルートはクラック沿いを、これは最初のより簡単でした。


これならリードできるかも!?

三番目のはクラック沿いを左上へ行ったり右上へ行ったり


これはやりがいありました。

昼食を挟んで午後の部へ。

ちょうど昼食を取っている時目の前で若いニーチャンがやっていたルート。


途中の岩が張り出した所が核心部。

張り出しを越えてからの最初の一歩が難しかったです。

最後は写真ありませんが、一番右のやつ。

高さは無かったけど細かくて伊木の正面のルートを彷彿させる感じでした。

5本目登ったら足の指先がイタイイタイ。

先生のI田さんも今年初の一壁だったようで疲れてみえるようでした。

一壁、良かったです。

次回はぜひ左のルートをリードで登りたいものです。

僕の履いているシューズは相性いいみたいで、伊木の岩よりグリップ効きました。

さて次はいつ行けるのやら。


金華山トレ(金華山サークルトレイル左回り)

2018-04-16 06:40:39 | 山歩き…岐阜市近辺の山
山行日:2018年4月15日(日)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:岩戸公園11:49…鷹巣山12:08…洞山12:37…野一色権現山12:54…

三峰山13:53…岩田山14:45…舟伏山15:09…西山15:51…金華山16:40…岩戸公園17:03

山の会読図山行の予定でしたが雨予報のため前日中止の連絡が入り、

どうしようかなと悩んで久々に金華山サークルトレイルへトレーニング。

今は新緑の季節でいい時期。

お花もそこかしこに咲いてました。

このコースはもうだいぶ前に知ったのですが、

岩田山の取り付きが今一よく解りませんでした(適当に取り付いて道を発見してました)。

で今回見つけました。貯水槽のすぐ脇が入口でした。

気温15度、風は強めでしたがこれくらいが歩きやすいです。

これからどんどん暑くなってきますので暫くは金華山界隈から足が遠のくかな。

読図山行コース下見

2018-04-08 20:55:05 | 山歩き…養老山地
山行日:2018年4月8日(日)

山行者:単独です。

天気:雨降ったり、晴れたり、雪降ったり…変な天気

CT:志津北谷右岸公園P10:52…河原越12:08~12:15…避難小屋12:47…養老山13:35…

三方山14:00…養老駅15:16/15:31⇒養老鉄道⇒美濃志津駅15:35…志津北谷右岸公園15:49



先週から打って変って雪のない山へ。

来週日曜に予定している山の会の読図山行の下見へ行ってきました。

いつもはGPSを多用してますが、今回は基本紙の地形図+コンパスで行動。

アレレ?と思うところはGPSで確認。

稜線のポコポコとした小ピークはチョット曲者でした。

でも大方地形図読む力は衰えていませんでしたので、合格かな?(^^;

ま、衰えてたらGPSも満足に使いこなせませんが。

山はシロモジ、ツツジ、タムシバ、アセビと春の花が満開。

なのに雨⇒青空⇒吹雪⇒青空と変な天気に見舞われました。

来週は本番なので参加者にうまく説明できるか!?


(眼下に広がる濃尾平野、いい天気になったなーと思ってたら…)


(凄い雪降ってきたー)


(三方山で眼下に虹を望む。視線より下の虹は珍しい?)


(タムシバ?コブシ?)


(満開のアセビ)


(シロモジ)









三方崩山~奥三方岳

2018-04-01 19:46:24 | 山歩き…その他の山
山行日:2018年4月1日(日)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:道の駅飛騨白川4:29…三方崩山9:00…奥三方岳10:12…道の駅飛騨白川13:45

グサグサの雪かと思ったら結構締まってました。

三方崩山までは下り?二名のトレースあり。

なんでだろ~と思っていたら登りは雪締まってトレース跡付かず。

下りはユルんで足跡バッチリ、な~るほど。

1100~1400辺りはブナ林がとってもキレイ、見入ってしまった。

もっと上がると大きなダケカンバも現れた。

上部は恐怖のナイフリッジ連発。

ナイフリッジは幾つかトラバースしましたが、トレースあってもちょっとビビった。

三方崩山山頂は特に標識とか見当たらず…雪の下かな?

足が早くも限界だったけど、白山が隠れて見えなかったので奥三方岳まで頑張ばることにする。

三方崩山までは雪のコンディション良かったんだけど

一旦大下りして登り返しにかかったらグサグサの雪に変わってました。

途中で単独女性に抜けれましたがヒーコラ言いながら計画通りに奥三方岳に登頂。

三週間ぶりはやっぱキツイっす。

ここは大展望地でまだ融ける片鱗もない白山と連なる山々が一望できました。

下りはオオノマ谷を下降する予定だったけど、賞味期限切れでヤバそうだったので

大人しく来た道を下りました。

もう誰も上がってこないだろうと思ってたらボーダーが一人。

オオノマ谷?って聞いたら違いますとのこと。

来た道も賞味期限切れでグサグサ&落とし穴いっぱい。

ナイフリッジで左足置いたところが崩壊して滑落しそうになるアクシデントも(汗)

ピッケルのシャフトを雪面にすぐさま打ち込み雪面にしがみついて何とか回避。

大した斜度じゃなかったけどちょっと怖かったぞ。

足を取られながらも思ったより早く道の駅に下山。

念願の奥三方岳に登れて満足。

次に機会あったらオオノマ谷を下ってみたい。


(写真じゃ綺麗に見えない綺麗なブナ林)


(左が三方岩岳山頂。この先にナイフリッジ達が待ち受けているとは)


(まだまだ)


(まだやさしめ)


(ナイフか?)


(あともうちょっと)


(切れ味よさそう)


(三方岩岳から奥三方岳望む)


(奥三方岳グー)


(白山望む)


(オオノマ谷はまた今度)