UMA君のお部屋

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鈴鹿矢原川左又遡行・中俣下降

2011-08-28 22:44:21 | 沢登り
山行目的:沢トレーニング

山行日:2011年8月28日(日)

天気:くもり時々晴れ

山行者:I兄さん、K川師匠、T橋夫妻、O橋さん、僕。

CT:月見の里6:00=桑名東IC=鈴鹿IC=坂本棚田駐車場7:00/7:15…

入渓7:45…不動下滝9:00…不動上滝10:00…仙ノ石11:00…

仙鶏尾根経由中俣へ11:30…下降後昼食12:00~12:45…取付林道15:00…

駐車場15:30/15:45=鈴鹿IC=桑名東IC月見の里16:45

早月尾根日帰りの翌日ですね。

やはり!?予想通りバテました。

左俣遡行で徐々に体力消耗。

仙ノ石への詰め上りで殆どの体力を消耗。

稜線上と中俣での昼食で若干体力回復!?しましたが、

ヘロヘロになりながら中俣を下降しました。

極めつけは山ビルの猛攻。

僕は4匹だけ、血は吸われませんでしたが、

被害にあった方が何名か…。

やはり沢歩きは、

①山ビルが居ない②詰め上りがキツくない③藪を漕ぐ必要がほとんどない

ところが良いです。

泊りだったらさらに④釣りも楽しめる⑤嫌な虫が居ない⑥沢ガールが居る

ところがよいですねー。

贅沢かな?


(不動下の80m滝)


(連瀑帯遡行 その一)


(連瀑帯遡行 その二)



早月尾根日帰りチャレンジ

2011-08-27 21:20:23 | 山歩き…アルプスの山
山名:劔岳

山行目的:早月尾根日帰りチャレンジ

山行日:2011年8月27日(土)

天気:晴れ、10時以降ガスに包まれる

山行者:単独です。

CT:自宅(前日)21:10=各務原IC=立山IC=馬場島P0:42/登山口4:08…

1400m標識5:24~5:34…早月小屋7:12~7:31…2650mコル8:47~9:00…

剱岳9:54~10:14…早月小屋11:51~12:30…1600m標識13:34~13:44…

1000m標識14:34~14:45…馬場島登山口15:02/P15:15=立山IC=

各務原IC=自宅19:27

まだ真っ暗な4時過ぎに馬場島を出発。

満天の星空は綺麗だが、月が出てないのでヘッドライトが無いと何も見えず。

ヘッドライトはBDのスポットだが、何故か弱弱しく感じた。

登山口からはいきなりジグザクの急登、

100m程稼ぐと一旦緩やかになり1000m標識とベンチのある松尾平へ。

松尾平は殆ど水平。

ヌタ場多し、気を付けていても気が付いたら靴はドロドロになっていた。

松尾平を過ぎるといよいよ本番、急登の連続である。

樹林帯でなかなか先が見えないキツイ登りとなる。

ところどころ木の根っこを掴んでよじ登るような場所もあり苦労させられる。

標高200m稼ぐごとに標識あり。

ひょっとしたスペースがあったりしてちょっと休んだりするのにいい。

標高1600m標識で小休止しただけで一気に早月小屋まで上がる。

早月小屋までで2/3ほど行程は終了。

ここで20分程休憩を入れて残り1/3ほどを頑張る。

暫くは樹林帯だが中程から岩稜に変わる。

梯子は無かったが鎖が付いたところが多々現れる。

登りは難なく登れたが、下りや、雨で濡れていたら苦労させられそうだ。

標高2650m程の所で休憩をとる。

平らな台地に建物が見える、どうやら室堂の様だ。

手前のモクモクと煙を上げているところはみくりが池だろうか。

さらに鎖場や三点支持が必要な岩場を通り越して山頂へ至る。

別山尾根のカニのタテ這いやヨコ這いまではいかないと聞くが、

それなりにスリルを感じた。

計画よりも1時間以上早い10時前に山頂に到着。

10時を過ぎるとガスに包まれると聞くので安堵。

写真を撮り20分程滞在して下山に移った。

やはり10時を過ぎるるとモクモクとガスが上がってきて辺りは何も見えなくなる。

下りの鎖場や岩場はスリルアップ。

ゆっくり慎重に下る。

樹林帯に入るとホッとする。

早月小屋で昼食を撮り馬場島へ最後の大下り。

2時間半ほど掛けて下る。

結構足にくる、一段一段が大きいのでひょいひょいと下れない。

馬場島に下りた時にはなんとも言えない達成感と安堵感、そして疲れ。

帰りの高速SA、ちょっと仮眠のつもりが意識を完全に失う程爆睡してしまいました。

といっても1時間だけどね。

この日、僕と同じく早月尾根日帰りをやった方がおられまして、

その人曰く”早月は日帰りじゃないと意味がない”とのこと。

ちょっと言いすぎかもしれませんが、

チャレンジ欲!?が湧いてくる尾根(登山道)であることは間違いありません。

他でいうと甲斐駒の黒戸尾根あたりもそうでしょうか。

標高差2200m、ハッキリ言ってキツイですが一度はチャレンジする甲斐はあります。

雨の涸沢キャンプ

2011-08-21 21:48:16 | 山歩き…アルプスの山
山名:奥穂高岳・前穂高岳の予定であった

山行目的:穂高の一番高い頂に立つ

計画変更の理由:雨のため危険と判断したため

山行日:2011年8月20日(土)~21日(日)

天気:2日間雨

山行者:僕、M岡嬢

CT:
1日目 県庁P5:00=各務原IC=高山IC=あかんだなP7:45/8:20=バス=

上高地BT8:55/9:05…明神館9:40…徳沢園10:25~10:53…

横尾11:40~11:50…本谷橋12:42…涸沢ヒュッテ14:10…涸沢CP場(テント泊)

2日目 涸沢CP場3:00起床/7:12…涸沢ヒュッテ7:25…本谷橋8:20…横尾8:14~8:24…

徳沢園10:00~10:15…明神館10:57…河童橋付近散策11:30~12:10…

上高地BT12:10/12:30=バス=あかんだなP12:59/13:12=

ひらゆの森13:30~14:30=高山IC=各務原IC=県庁P17:50

M岡嬢さんがテント泊したこと無いということなので涸沢へ行ってみました。

天気が良かったら奥穂前穂に登る予定でしたが、当日はあいにくの雨。

危険と判断し予定変更、涸沢往復のみとなりました。

まあ、僕が体調悪かったというのもあるんですが(笑)

雨の涸沢は未経験。

こんなに寒いのか!ってほど寒かったです。

M岡嬢さんは涸沢に着いたら生中飲んでましたが…

僕は温かいミルクティーとおでんにしときました。

本当は晴れ渡った空のもと涸沢カールから見える北穂奥穂前穂を見せたかった!

のですがあいにくの雨&ガス。

しかも夜は風がゴーゴーでテントが揺れて雨がザーザーでうるさかったそうで

M岡嬢さんはしっかり眠れなかったご様子。

僕はグッスリだったようで、翌朝M岡嬢に怒られました。

M岡嬢さん、初めてのテント泊どうだったかな?

雨で楽しくなかったろうけど、勉強になったことも多いはず。

これからはじゃんじゃんテント泊山行してみてくださいね。

2時間の壁

2011-08-17 22:12:08 | 山歩き…伊吹・越美の山
山名:伊吹山

山行目的:トレーニング

山行日:2011年8月17日(水)

天気:晴れ一時雨

山行者:単独です。

CT:上野登山口13:05…一合目13:20…三合目14:00…五合目14:18~14:28…

   七合目14:48…八合目15:00…伊吹山頂15:18…三角点15:19…

   下山開始15:28…五合目16:10~16:20…三合目16:30…上野登山口17:10

午前中、2時間程お仕事。

午後から暇だなぁ~ってんで山へ。

高速使って…は考えられなかったので、

近場でトレーニングになって頂上は涼しいところ…で思い浮かんだのは伊吹山。

前回は1月でしたね、チョー寒かったです。

登りは最速チャレンジ!?で急ぎ足で。

さすがにトレランやってる方々には勝てませんでしたけど。

七合目より上はガスの中。

山頂から下山途中にパラパラ、雨具上だけ着ますがすぐに止みます。

七合目あたりから下はやっぱり晴れてました。

お花はまだまだ見られます。

名前知ってるところでカワラナデシコ、イブキフウロ、オニユリ、

ニッコウキスゲが三合目にちょこっと。

ちなみにタイムは登り2:13(休憩込み)2:03(休憩抜き)、

        下り1:42(休憩込み)1:32(休憩抜き)

でした。

2時間、なかなか切れないですね。

今回はちょっと風邪気味だったので…(言い訳)。

体調万全の時にまたチャレンジしてみます。

とある釣り仲間の方に"アミノ酸とストックとサポタイ使えば2時間切れる"と聞いたのですが…

どうなんでしょう?

アミノ酸は持ってますが今回使ってません。

ストックは持ってますが気が付くと引きずって歩いているので使いません。

サポタイは持ってません。なんだか使うと負けてるような気が…。

夏の大縦走 燕岳~大天井岳~槍ヶ岳

2011-08-14 20:36:05 | 山歩き…アルプスの山
山名:燕岳、大天井岳・槍ヶ岳

山行目的:表銀座を歩く。

山行日:2011年8月12日(金)~14日(日)

天気:12日晴れ 13日晴れ一時雨 14日晴れ

山行者:単独です。

CT:
≪12日≫自宅…穂積駅7:08=名古屋駅7:43/8:00=しなの3号=

松本駅10:05/10:22=あずさ3号=穂高10:44/10:55=バス=

中房温泉バス停11:50/12:07…第二ベンチ12:57~13:05…

合戦小屋14:18~14:33…燕山荘(CP場)15:20~15:55…燕岳16:17…

燕山荘(CP場)16:45

≪13日≫燕山荘CP場4:30…大下りの頭5:09…

大天荘(大天井岳往復含む)6:48~7:10…

ヒュッテ西岳10:27~10:51…水俣乗越11:33~11:40…

殺生ヒュッテCP場13:23~13:59…槍ヶ岳山荘14:21…槍ヶ岳14:51~15:05…

槍ヶ岳山荘15:40…殺生ヒュッテCP場15:54

≪14日≫殺生ヒュッテCP場4:57…天狗原分岐5:57…大曲6:27…

槍沢ロッジ7:07~7:20…横尾山荘8:24~8:35…徳沢園8:24~8:35…

明神館10:14~10:25…上高地BT11:07/11:22=バス=

平湯温泉BT11:45/12:34=バス=高山濃飛BC13:35/高山駅14:39=

ひだ14号=岐阜16:39/16:49=穂積駅16:55…自宅

≪1日目≫
一年前のリベンジ、表銀座に行ってきた。

銀座と言っても東京の華やかなあの街ではない。

槍ヶ岳から東に延びる縦走路の事だ。

去年は新穂高から槍を目指し燕から中房温泉へ下りる計画であった。

その時は台風直撃で泣く泣く敗退となった。

今回は燕から槍へ、歩いて行く方向を変えて再チャレンジ。

どんどん槍に近付いて行く山歩きとなる。

電車とバスを乗り継いでお昼頃に中房温泉登山口に到着。

これから登る人、下山して温泉に入りまったりする人、色々だ。

縦走路では水場が無いためここで目一杯水を汲んで出発する。

多分何処かの小屋で水を買うこととなるが、

目一杯汲んでおき歩けば美味しくない!?天水を沢山買わずに済む。

トイレと温泉付き休憩小屋の脇を通り登山道へと入っていく。


のっけからかなりの急登、さすが北アルプス三大急登の一つである。

九十九折りで勾配が緩くなっているとはいえ初っ端から息をあがらされる。

30分程で第一ベンチ、丸太のベンチがある休憩ポイントだ。

まだまだ、休憩するにまだ早い、そのまま通過する。

標高1830m程で合戦小屋へと荷を上げている荷揚げロープウェー下を潜る。

合戦小屋までこれに乗って上がることが出来ればかなり楽になるだろうなと思う。

登山口から1時間程で第二ベンチ、やっとここで最初の休憩。

自分と同じくらいの荷を背負い登っていく男性。

僕と同じくテント泊縦走だろうか?ちょっとだけライバル心を抱く。

第二ベンチから歩きだしたら一気に合戦小屋まで休まず歩く。

途中で南側が開け高い高い山が見える。大天井岳だろうか?

自分も明日あの頂に立つのだ、と思うと胸が高鳴る。

登山口から標高差1000m弱、2時間強で合戦小屋に着いた。


エプロンを着けた可愛い小屋のオネーサンが出迎えてくれる。

合戦小屋の名物と言えばスイカ!

1/8カットで\800、下界価格の2倍はしそうだが、これも楽しみに上がってきたんだ、

頂くことにする。

しかし1/8カット、意外に大きいように見える。

食ったら腹が水膨れで登るのが辛くなってしまうのでは?と考えてしまう。

よくよくみるとさらにハーフサイズというのがある。


これなら食えそうだ、快く注文し頂くことにする。

適度に冷たく、そして甘い。

ぎっしりと詰まっている感じで、とてもみずみずしい。

生き返る、そんな感じがする。

それとこれも目的の一つとして合戦尾根を上がってきたことを嬉しくも思う。

まずは一つ夢叶ったりかな?

スイカを切っているオネーサンによると1/8カットのハーフサイズは今年からの提供とのこと。

去年までは1/8サイズのみで、大き過ぎるとクレームがったそうな。

確かに1/8サイズ、男が豪快に食うならいいが山ガールには大きすぎるか。

スイカは登ってきた人達、山ガールを含め飛ぶように売れていた。

今日だけで14玉売れたそうだ。さすが名物だけはある。

スイカに満足したら出発する。

燕山荘まで残り標高差300m、1時間掛かるか掛からないかくらいだ。

合戦小屋から登山道へ入っていくところで黒い看板が道の脇に掛かっていた。

書いてあることを読むとどうやら燕山荘CP場は埋まってしまったとのこと。

ショックである。

せっかく重いテントとシュラフを背負ってきたというのに。

合戦小屋のスタッフに聞くと小屋の方は空きが十分ありそうとのこと。

仕方ない、CP場が空いてないのなら小屋に素泊まりするかと半分肩を落とし登っていく。

合戦小屋からは比較的緩やかな勾配の道となる。

暫く行くと前方に燕山荘、右手に燕岳が見えてくる。

合戦小屋から1時間掛からず燕山荘に到着。

CP場の方は…情報通りテントが一杯、広くもない所に窮屈にテントが張られている。

燕山荘で受付、一応テント場本当に空いてないのか聞いてみる。

すると意外な答え、まだ張れるかもしれませんよ?とのこと。

CP場へホントに張れるかどうか再度見に行く。

先ほどテントが一杯であった所のさらに奥に見えなかったがテントが張れる場所が。

そこもすでにいっぱいであったが一人用テントが何とか張れるスペースを発見!

他の人に取られる前に自分のテントを張った。


これでなんとか小屋泊は回避、余計に¥5000近くお金を払わずに済んだ。

テントとシュラフをここまで背負いあげたことも報われた。

小屋に行き再度手続き、笑顔でテント張れましたと報告。テント場代¥500払い許可証を貰う。

またテントへ戻り、ザックを置き必要なものだけサブザックに入れて燕岳へ向かった。

燕岳は白い砂地にニョキニョキっと白く尖った岩が所々から突き出ている、いや、生えているようだ。

ここは日本か?まるで異世界に迷い込んだような気分になる。

途中には窓があるような白岩など奇岩がいくつもある。とても面白い。




メルヘンチックなところ?今度は女性を連れて来てみたい。

燕山荘から30分たらずで頂に立つ。


山頂は丸みを帯びた白岩の上、360度大展望。

(北燕岳の方)


(歩いてきた燕山荘の方)

めざす槍ヶ岳もよく見える。

燕山荘に戻り、お疲れ様の一杯を飲む。

普段は缶ビールだが、今回は生中。


山の上で飲む生ビールはうまい!

いい気分になりテントへ戻って夕食とした。

夕食後はカメラを持ってテント場の上の高台へ。

ちょうど夕焼け小焼けの時間で日が西の山に沈むまでまったりと過ごした。

(燕山荘の右手に槍が見える。)

ちょっと小寒かったけど。

夜になる前にパラパラッときたが雨が上がると満天の星空。

お月様が出ていたので天の川は見れず。

流星群が見られる筈であったがこの夜は見ることはできなかった。

≪2日目≫
この日は燕山荘から一気に槍ヶ岳まで歩く。

途方もない距離だが、歩く程に槍ヶ岳が大きく見えてくる。

体力は徐々に削られてはいくが、やる気はどんどん湧いてくる。

途中で槍ヶ岳へ向かう単独男性(神奈川県S市の方。普段は女性が多いグループで登っているらしい。)

の方ご一緒することになった。

聞くと僕と同じ行程で、テント泊ではなく小屋泊とのこと。

単独登山は出会いがあるから面白い。

槍ヶ岳まで長い長い距離であったが苦も無く楽しく歩けた。

この日は天気下り坂、西岳ヒュッテ辺りから雲が湧きだして、

槍の穂先が見えなくなった時もあったが、

槍ヶ岳を登頂後テ先に設営しておいたテントに入ってからパラパラ、幸運であった。

夜は晴れて星が見えた。

月が出ていたため残念ながら天の川は見れずじまいだった。


(槍ヶ岳山荘前から槍ヶ岳を望む、沢山の人が取り付いてます。)


(槍の穂先へは人人人の大渋滞。下りも渋滞してます。)


(下り。スリルあります。下に見えるは槍ヶ岳山荘。)


(殺生CP場、バックに槍ヶ岳。贅沢!?)


(夜になったCP場、バックにぼんやり浮かぶ槍ヶ岳、左手の明りは槍ヶ岳山荘。)


(蝶ヶ岳に浮かぶ月。雲が綺麗でした。)

≪3日目≫
最終日。

上高地までひたすらひたすら下るだけ。

夜明け前、噂の流星群を4,5つ程見つけました。


(ご来光目的の?登山者のヘッドライトの光が流れる。)


(常念岳。)

マクロレンズを買ったので撮りながら下りました。











上高地の河童橋前に到着。

観光客でいっぱい。

別世界だ。