UMA君のお部屋

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雷倉西尾根960m付近撤退

2022-02-27 06:52:38 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2022年2月26日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:駐車地(藤橋場付近)6:17…尾根取り付き7:02…△丸山8:46…撤退地点10:43…

△丸山12:23…尾根末端13:11…駐車地14:12

ヤマップ記録

藤橋城の先、どんどん橋の先まで除雪してある。車は藤橋場付近の路上に駐車。

揖斐川左岸林道はイビデン取水施設までトレースありその先トレースなし。

大蔵谷右岸尾根に取り付くも標高600m付近までモナカ雪。

表面はバリバリに凍っているが体重を掛けると脹脛~膝下まで沈み、

また下まで踏み抜くことも多々ある。

△丸山までは急登の連続。

△丸山から一旦50m程下降し林道と並行、

もしくは横切りながら緩やかな尾根を上がっていく。

尾根は痩せ尾根気味てハッキリしているが藪がうるさく結構歩きにくい。

850mを越えたあたりから再び急な尾根となっていく。

900mを越えたあたりからものすごく急で、

雪が腐ってきたこともあって登っては滑り落ち登っては滑り落ちの繰り返し、踏み抜きも多い。

ジグザグに登り傾斜を殺して登りに努めるが体力消耗激しく、

雷倉までもかなり厳しいと感じ撤退した。

先週と今週で雪質が全く違ってかなり苦戦させられた。

朝からそれほど寒くなく気温もぐんぐん上がっていったので

雪の腐りが早かったのでと思われる。

最初のモナカ雪で体力を削られ、

△丸山の先の藪で70Lのザックが仇となり枝打ちがされていない

植林の下枝や灌木にザックが引っ掛かりまくった。

最後に完全に腐った雪で急登がなかなか登れる体力、

やる気ともに完全になくなってしまった。

少ない荷物で雷倉ピストンだけだったら登れたかもしれない。

縦走するなら2週間遅すぎたと思った。

それと三山縦走はかなり無理があると思った。

自分の体力ならせめて二山くらいがちょうどだと思った。

伊吹山北尾根 大禿山東尾根ピストン

2022-02-19 17:50:14 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2022年2月19日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れのち曇り

CT:駐車地6:51…徒渉後尾根取り付き6:58…林道7:32…大禿山山頂10:19~10:32…

林道11:30…尾根末端⇒橋11:43…駐車地11:47

ヤマップ記録

三谷橋を渡ってすぐ南の旧道と分岐する辺りに駐車。

旧道は除雪車が停まっていたので邪魔にならないように停めました。

三谷右岸を少し登り二俣のところに降り立ち左俣を渡渉、

チョロチョロなのでほとんど濡れず。

右俣は水量ありますが下山時橋が掛かっているのを発見!

取水施設の管理道の橋と思われます。

尾根取り付き凄く急で岩場も見えている。

右俣側へ少しトラバースしたら急ですが谷状地形が

尾根芯に沿って上がっていましたのそれを登っていきました。

その先はやや痩せ尾根が続きますがだんだん広い尾根へと変わり僅かの登りで林道に出ます。

除雪はされておらず横切って適当なところから再び尾根に取り付きます。

550辺りから目の前に壁が現れる。

結構急でボコボコと岩も見える。

最初右へとトラバース気味に登って尾根芯を捉えたら

尾根通しで登ろうとしましたが上に登っても登っても壁は続き、意欲が削がれる。

このまま上がっても危ないと思い一旦550辺りまで撤退します。

左側を見ると若干緩い感じ。試しに登ってみると急ではあるが若干緩い。

おまけに弱いところ(傾斜がゆるい部分)が所々にありなんとかのぼっていける。

50程登ると尾根芯へと歩けるルートが見えたので登り続けたら尾根芯へと上がれました。

ということで最初の難関の壁は左巻きが正解でした。

今まではやや腐りかけの雪でしたが尾根芯へと上がると新雪が現れました。

最初は脹脛くらいのラッセルでしたが上がるほどに増え最大で膝丈ラッセルになりました。

しばらくは広くもなく痩せてもいない分かりやす尾根でしたが、

970辺りから最後の急登で逃げ場もなかったので直登しました。

スノーシューの限界を感じましたがなんとか踏ん張って切り抜け北尾根縦走路へ上がりました。

国見岳の方へ目をやると人影?が2つ見えました。

最初は木の幹だと思ったのですが動いているのがわかったので登山者だと確信しました。

縦走路へ出て僅かの登りで大禿山の山頂に立ちました。

御座峰からも国見岳からもトレースはありませんでした。

国見岳から声が微かに聞こえてきたので叫べば届くかな?と思い

ヤッホー!やオーイ!と叫んでみたらあちらからもオーイ!と返してくれました。

嬉しかったですね。

朝方は青空も見えたのですが天気予報通りだんだん雲が広がり最初見えていた能郷白山も雲に隠れました。

長居すると寒いので写真撮ったらそそくさと下山準備。

急坂をスノーシューで下るのは怖い気がしたのでアイゼンに変え下りました。

トレースを辿ってもやや沈みますが逆に急なところは安心に繋がりました。

ちなみにトレース外すと股下まで沈みました。

ある程度下るとアイゼンでも沈み込み少ないとわかり一気下り。

朝、車置いた辺の林道入り口は子供のソリ遊びのゲレンデと化していました。

遊んでいた子供や付添の親さんには少しビックリさせてしまったようです。

車に戻り片付けをしていたら通り掛かった地元の猟師の方が心配して声を掛けてくださいました。

朝、車を見て山へ入ったか谷へ入ったか心配していたようです。

最近の山の状況や熊の最近の活動など教えていただけました。

大禿山東尾根、地形図を見ていていつか行ってみたいと思ってました。

職場辺りからも登った尾根がハッキリ見えるので。

割と急なところがあると知っていたので今までなかなか足が向きませんでしたが、

天気の関係もあってチャレンジすることに決めました。

予想通り、予想以上の急坂でしたがなんとか弱点を見出し、最後は頑張って登れました。

短い尾根ですが楽しめましたし、願いがかなったのでとても嬉しいです。

P.S.国見岳に居たお二人さん。

帰り寄った春日モリモリ村でお会いできました。

なんと"大人の水遊び"の"もんりさん"と相方のコージさんでした。

もんりさんは二回目の出会い、

コージさんは同じ山岳会なので正月山行で南アルプス登った仲。

まさかこんなところで会うとは…。

入浴後はストレッチしながら山談義をして、またどこかの山で会いましょうと別れました。

大白木山

2022-02-13 19:23:49 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2022年2月13日(日)

山行者:山の会K猫さん、僕の2名。

天気:曇り一時晴

CT:明神神社入口7:22…大白木山10:53~11:22…明神神社入口13:45

ヤマップ記録

明神神社の大鳥居から先は除雪なし。

ということで昨日と同じくすぐにスノーシュー装着して出発です。

橋を2つ渡ったところから林道ショートカットして尾根取り付きです。

いきなりヤバいくらいの急登。

最初のピークまで標高差200程一気登り。

横倒しの倒木が隠れているので所々落とし穴あり。

雪はモナカに近く足をおいたら雪面に乗るけど体重かけるとズボッといく悪質犯。

最初のピークまででかなり体力削られました。

その後はそれほど急登なところはなくなり下の方は締まった雪でしたが、

時折落とし穴があり同行者が片足落ちて後ろに倒れ救助を求められる場面がありました。

二重稜線みたいになってる辺りから反射板まではいい雰囲気。

ジャンクションピークからは一旦下りますが、雪庇を気にしながらの最後の登り

。新雪重めですが沈み込みは少なく軽快に登っていけました。

曇りの天気でしたが山頂からの眺めはよく、白山や穂高、乗鞍、御嶽山も見えました。

下りで同行者に最悪のアクシデント発生!

右足のスノーシューのバンドが全て切れてしまうなんてことが。

右足だけツボ足というアンバランスで下降。

僕もゆっくり下降し、圧雪しながらの歩きに。

まあスノーシューなんで圧雪と言ってもねえ…。

最後はバランス悪いんで両足ツボ足で下降してました。

落とし穴にだいぶハマったようでスノーシューのありがたみを感じていました。

車まで戻り、片付けして帰路につくとポツポツと雨。

丁度いい頃に下山してこれました。

僕は2日連続でしたが、まあなんとか歩けました。

もうすっかり残雪期の山。

うかうかしてると近場は賞味期限切れの予感。

金糞岳北尾根

2022-02-12 20:29:47 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2022年2月12日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れのち曇り

CT:駐車地(鳥倉林道起点)7:23…尾根取り付き7:37…北尾根乗る8:45…

金糞岳11:15~12:56…尾根下降点14:44…林道15:22…駐車地15:36

ヤマップ記録

鳥越林道岐阜県側起点の国道膨らみに駐車。

先行者と思われる2台がすでに駐車。

あとから知ったのだが車の持ち主は山スキーヤーでした。

林道起点から除雪されてないのでスノーシュー装着してから出発。

トレースあり、バリバリに凍っててとても歩きやすい。

取り付き尾根で先行者の一人が下ってきた…?

どうやら尾根を間違えたようで林道を上がっていかれた。

尾根にはトレースあったがスキーヤーと思われるものは谷の方へ消え、

スノーシューorワカンはすぐ上で消えていた。

少し上がったところで立入禁止施設。

そのすぐ左脇から尾根に取り付く。

あるあるだが、とっても急だ、距離はなかったが。

あと、林道は締まった雪だったのに尾根は若干柔らかかった。

等高線を見る限り緩やかそうな尾根だったが意外と急なとこと

緩やかなところが交互で、少し痩せている部分もあった。

北尾根主尾根へは小さな雪庇を這い上がって乗った。

北の方から新しめのワカントレースあり。

前日は天気のいい日だったし祝日だったから入山者あったのかな?

と思ってたらこれも先行者のものだった。

北の国道トンネル付近から取り付いたらしい。

北尾根はブナの森が素晴らしい。

所々植林だったり、金糞岳に近いあたりは

気があまり生えてなかったりするが大木もたまに見られ目を見張る。

今年は雪が多いからか針葉樹がスノーモンスター化したものも見られた。

北尾根に上がって暫く行くと痩せ尾根の急坂が現れた。

東側は雪庇が発達しストーンと落ちている、西側に樹木はあるがほとんど崖に近い。

先行者のトレースが階段状に付いており、とても助かった。

下りはスノーシューでは危ないと思いツボ足で下った。

登りきって暫く行くと先行者二人に追いついた。

トレースのお礼を言って、先に行かせてもらった。

トレース付けてもらえるならありがたいなんて言われたけど、

こちらとしてはノートレースを歩かせてもらえ嬉しい限りだった。

標高を上げていきカリカリになっていくと思いきや、

意外や重めの新雪薄っすらで踝以下のラッセル…ラッセルとは言わんか!?

それでも少し足裏にまとわりつく感じが少し歩る。

緩やかな上り下りが続く尾根。

金糞岳が遠くに見えているだけあってなかなか近づいてこない感が強い。

樹木が少なくなってきたところで、左の支尾根からスキーのトレース跡。

トレースの先を目で追っかけると、ちょっと追いつけなさそうな距離に先行者。

でも、最後でキツくなってきたのでトレースに引っ張ってもらう気分でなんとか山頂に到着。

先行者は熟練の山スキーヤーのようだった。

僕のブログを見たことがあるそうで顔を見てピンときたそうです。

とても気さくな方で山頂でお話ししながら一緒にカップ麺を啜りました。

一時間ほどして、もうそろそろ下山の準備と思っていたら、

朝お会いした二人組が山頂に上がられてきた。

このお二人も気さくな方でお話をしたらあっという間に半時程経った。

楽しいと時間を忘れてしまう。

計画よりもかなり早く登頂しているので時間に余裕を持って下山開始。

朝は晴れてたけど午後からは雲が多くなりトレースが見にくかった。

駐車地に付くと山頂でお会いしたスキーヤーの方は先にお帰りになったようだった。

金糞岳北尾根、いつかは…と思って温めていましたら行けることができました。

ホントは山仲間と行く予定だったのですが都合悪く単独になってしまいました。

とっても距離が長く最後は脚にキそうになりましたがなんとか登頂し帰ってこれました。

金糞岳から見える奥美濃の山々を眺めて、また行きたい山ができました。

綿向山~竜王山

2022-02-05 19:35:42 | 山歩き…鈴鹿の山
山行日:2022年2月5日(土)

山行者:単独です。

天気:曇り

CT:御幸橋駐車場7:12…綿向山8:32~8:43…竜王山10:00~10:24…御幸橋駐車場11:09

ヤマップ記録

綿向山は初めて。

駐車場メチャ混むって聞いてたけど確かに混んでて、

下山時には40台ほど駐車があった。

結構人が登っているだけあって登山道の雪はよく踏み固められている。

途中林道を挟んでほとんど九十九折の登山道。

最後は急な箇所もある尾根道を登っていくと山頂に着いた。

人気の山だけあって見晴らしがいい。

鈴鹿主稜の山々は御在所を除いて頭が見えた。

その奥にはキラキラと光る伊勢湾。

思ったより早く付いてしまったので竜王山を回ることにした。

下降点でアイゼンを装着。

そこからは一気下り。

ロープ場の所は特に急で雪面が柔らかすぎて爪が刺さらない。

木の幹、雪面に差し込んだピッケルを支点にバランスを取りながら下った。

この下降、チェーンアイゼンでは厳しいと思います。

そこを過ぎれば後はトレースある安全ルート。

見晴らしいい場所で振り返ると綿向山からの下降した尾根がいかに急かよく分かる。

竜王山は山頂を少し素通りしたところで三角点掘り起こしてカップラーメン休憩。

下りは割と早く地道が出て歩きやすかった。

カチカチな所もありましたけども…。

林道に降り立ち集落を抜けたらグルっと一周。

戻ってきたら朝より増えている車の数にビックリしました。

朝は三重県経由で石榑トンネル越えて滋賀入りしましたが、

帰路は米原経由にしたら間違いでした。

とてつもない雪で高速もR21も県境は通行止め。

なんとか通行止めされてないR365を使って戻ってこれましたが

車が集中してしまい立ち往生の車も含めて渋滞しておりました。

ここが核心部だったかも。