山行日:2021年10月3日(日)
山行者:単独です。
天気:晴れ
CT:駐車地7:46…横谷川最終堰堤(入渓点)8:06…第一吊橋8:17…第二吊橋8:33…甲森谷出合8:51…
415二俣9:57…尾根に上がる11:10…芦谷山11:25…庄部谷山12:59…林道14:30…駐車地14:32
駐車地は下山地のやや手前(集落寄り)の空き地に停めた。
林道奥にも駐車適地はあるが道が悪くなるうえ、
ドンツキ(林道崩壊地)まで歩いてもそれ程時間がかからないので
あまり奥まで車で行かない方がいい。
駐車地より20分ほどで最終堰堤。
ここから破線ルートが山の斜面についているが
自然に戻りつつあるので川に降りて歩いたほうがいい。
初めはチャラ瀬が続いて歩きやすいが
そのうち大きな岩や渕や小滝が現れ渓流らしくなる。
吊橋二つは壊れていて使えないが鎖があるところは渕や小滝を巻いていける。
甲森谷出合からは水量が減り、滝などもないので歩きやすい。
415二俣までの中ほどの距離から巨樹が点在する。
415二俣から少しで10m程の滝。右手の流れを登るが滑っていていやらしい。
この谷の岩は苔むしていたりヌメっていたりするので滑らないように注意が必要。
その先にも小滝が現れるが簡単に巻いていける。
680二俣で右の流れにかなりの水量を持ってかれ左の流れはチョロチョロ、すぐに水が切れる。
僅かに上がると左手にワサビ田跡。
ツメまでガラガラの荒れた感じの谷となる。
尾根に乗ると下草の無い歩きやすいブナの森。
展望はあまりよくないが明るいブナの森は気持ちがいい。
たまにブナの大木も現れる。
芦谷山から庄部谷山までは登山道があるのか知らないが
割と分かりやすい踏み跡とテープがしっかり付いていた。
庄部谷山から林道への下降尾根も中ほどまではブナの森が美しい。
ただ急な尾根でおまけに落ち葉だったりザレ場だったり滑りやすい箇所が続き慎重を要した。
芦谷山で沢靴から登山靴に履き替えたがもし沢靴のままだったら滑るだろうし怖い思いをしただろう。
鉄塔から下も巡視路があるのだが道がハッキリしない部分があるし滑りやすい。
最後は沢筋の滑りやすい道を慎重に下って林道に降り立った。
全体的に歩きやすく気持ちの良いところだったが最後だけが怖かった。
一ヵ月ぶりの晴れの日休みで遠征した甲斐があった。楽しい山行となった。
山中で出会った若い単独女性。
一眼レフをぶら下げ「調査をしています。」と言っていた。
何の調査をしていたのか気になった、、、聞いておけばよかった。