山行日:2016年8月11日(木)~13日(土)
天気:11、12日晴れ 13日晴れ、午後から稜線上はガス
山行者:単独です。
CT
11日 自宅1:30=岐阜羽島IC=安曇野IC=八方P6:20/八方BT6:35=バス=
猿倉6:59/7:06…白馬𨯯温泉10:05(テント泊)
12日 白馬𨯯温泉4:14…稜線5:55…𨯯ヶ岳6:22…杓子岳7:18…白馬岳8:38…
清水岳直下10:34…不帰山避難小屋11:50…祖母谷温泉16:00(テント泊)
13日 祖母谷温泉4:04…餓鬼山避難小屋7:34…餓鬼山8:33…鉱山跡9:46…
唐松岳13:02…リフト乗り場15:32=ゴンドラ地上駅16:00…八方P16:14=
温泉=安曇野IC=岐阜羽島IC=自宅23:00
≪11日≫
一日目は猿倉から白馬鑓温泉まで。
途中雪渓無く、アイゼン必要なし。
そもそもアイゼン持ってきてないが…。
鑓温泉は標高2000mの山の中腹にへばり付いている感じ。
硫黄の匂いがし、湯気が上がり、温泉が流れ出ている。
壮大な景色の中にあって不思議な感じがする。
湯は結構熱い。
最初下半身慣らして全身浸かったが熱すぎて長く入っていられなかった。
日も落ちてきたころもう一度入ったがこの時は多少長く浸かる事ができた。
この日は10時には到着、早いうちから酒を飲み、昼寝したりとのんびり過ごした。
(猿倉荘)
(露天風呂ののれん)
(𨯯温泉、上から見下ろす)
≪12日≫
この日は初日と違ってロングコース。
白馬三山を縦走し祖母谷温泉まで下るのだ。
白馬三山はアルプスらしいカッコいい山々。
沢山の登山者が訪れるのもわかる気がする。
遠くは富士山、北アも槍穂高から立山の辺りもよく見える。
また行きたくなる山が増えそうだ。
白馬岳からは縦走路を外れて祖母谷へ下る道へ。
縦走路はたくさんの登山者がいたに、こちらは登山者は皆無でとても静かだ。
しかし景色は格別。
むしろ人がいないから山を存分に楽しむ事ができる。
避難小屋までは素晴らしい道。
しかし避難小屋から暫く進むとトラバース気味の道になるがこれが酷い。
山の斜面をただ草刈っただけなんじゃないかという所や崩壊しかけてるところ。
山と高原地図通りきっちりCT4時間歩かされてヘトヘトになった。
白馬岳~避難小屋までがとても素晴らしいだけに
避難小屋~登山口の道の悪さにはちょっと↓。
祖母谷温泉は鑓温泉とはまた違った感じの温泉山小屋。
こちらは欅平から数十分水平に歩いてこられるので観光客も来れる。
お湯は僕には丁度いい感じ、どっちかっていうとぬるめか。
入浴後登山者、元登山者の方と話が盛り上がり楽しいひと時を過ごす事ができた。
就寝前にもう一度入浴し床に就いた。
祖母谷に下りてわかったのだが、右足に大きなマメを作ってしまった。
触るとかなり痛い。
絆創膏、湿布、テーピングで応急処置。
悪ければ明日の登山はやめにして交通機関で八方まで戻る事に決めた。
(𨯯温泉~稜線でご来光)
(朝焼け)
(𨯯ヶ岳から杓子、白馬望む)
(白馬)
(大雪渓を登ってくる人々)
(祖母谷へ下る清水尾根)
(清水岳から三山望む)
(同じくつるぎ方面望む)
≪13日≫
足の方は相変わらず。
しかし厚手の靴下を履き、登山靴を履いて歩いてみると悪い感じはしない。
うーんと悩んだが歩くことにした。
まだ真っ暗な四時過ぎに出発、ヘッドライトの電池が少なく光が弱い。
今日もロングコース、山脈越えて八方へ下る。
登山口から沢沿いをトラバース沿いに登っていく。
テープは付いているが歩きにくかったり、わかりにくい箇所がある。
地図上の滝の高巻きは全然大したことなかった。
沢登りの高巻きと一緒に考えてしまったのがいけない。
前日の疲れが残っていて峠までの登りがキツかった。
避難小屋の位置が地図に載っている池付近よりかなり離れていて1919付近でだいぶ先。
餓鬼山は登った分下る(標高差250m程)という結構無駄な行程だが
かといって名前の通り両脇崖でとても巻き道なんて作れそうにない感じだった。
登りはハシゴ場が何カ所かあり、
登り下りとも落ちたらあの世行き間違いなしの痩せ尾根が何カ所かあった。
しかし地図には危険マークなし、確かにロープは付いていたけどこれは危険でしょう。
鉱山跡へ下り沢に降り立ち水補給して唐松岳へ向かう。
ここからはひたすら登るのみ。
最初は九十九折りだったが、馬鹿下りを過ぎるとトラバース路となり
彼方に唐松岳頂上山荘が見える。
山荘は見えるのになかなか近づいてこない。
トラバース路は鎖場や杭が打ち込んである箇所、
道が斜めになっている所があり注意を要した。
あともう少しで唐松だというのに、予報通り稜線はみるみるガスに覆われてしまった。
這う這うの体で唐松岳頂上に着くがガスで何も見えず。
しかし直下の斜面ではライチョウが出迎えてくれた。
あとは八方尾根を下るのみ。
足の裏が痛むのを我慢して、何度か休憩を入れつつ下った。
楽しみにしていた八方池もガスってただの池と化していた。
木道が現れるとスピードアップ、時間に余裕を持ってリフト駅に着いた。
リフト&ゴンドラの下山は楽チン、2回乗り継いで30分程で地上駅に降り立った。
八方駐車場近くの温泉で汗を流し綺麗な下着と服に着替えて長い長い岐路に就いた。
白馬と温泉、サイコーでした。
ロングルートはかなり堪えましたけど、終わってみれば楽しかったの一言です。
(餓鬼山振り返る)
(唐松と山荘)
天気:11、12日晴れ 13日晴れ、午後から稜線上はガス
山行者:単独です。
CT
11日 自宅1:30=岐阜羽島IC=安曇野IC=八方P6:20/八方BT6:35=バス=
猿倉6:59/7:06…白馬𨯯温泉10:05(テント泊)
12日 白馬𨯯温泉4:14…稜線5:55…𨯯ヶ岳6:22…杓子岳7:18…白馬岳8:38…
清水岳直下10:34…不帰山避難小屋11:50…祖母谷温泉16:00(テント泊)
13日 祖母谷温泉4:04…餓鬼山避難小屋7:34…餓鬼山8:33…鉱山跡9:46…
唐松岳13:02…リフト乗り場15:32=ゴンドラ地上駅16:00…八方P16:14=
温泉=安曇野IC=岐阜羽島IC=自宅23:00
≪11日≫
一日目は猿倉から白馬鑓温泉まで。
途中雪渓無く、アイゼン必要なし。
そもそもアイゼン持ってきてないが…。
鑓温泉は標高2000mの山の中腹にへばり付いている感じ。
硫黄の匂いがし、湯気が上がり、温泉が流れ出ている。
壮大な景色の中にあって不思議な感じがする。
湯は結構熱い。
最初下半身慣らして全身浸かったが熱すぎて長く入っていられなかった。
日も落ちてきたころもう一度入ったがこの時は多少長く浸かる事ができた。
この日は10時には到着、早いうちから酒を飲み、昼寝したりとのんびり過ごした。
(猿倉荘)
(露天風呂ののれん)
(𨯯温泉、上から見下ろす)
≪12日≫
この日は初日と違ってロングコース。
白馬三山を縦走し祖母谷温泉まで下るのだ。
白馬三山はアルプスらしいカッコいい山々。
沢山の登山者が訪れるのもわかる気がする。
遠くは富士山、北アも槍穂高から立山の辺りもよく見える。
また行きたくなる山が増えそうだ。
白馬岳からは縦走路を外れて祖母谷へ下る道へ。
縦走路はたくさんの登山者がいたに、こちらは登山者は皆無でとても静かだ。
しかし景色は格別。
むしろ人がいないから山を存分に楽しむ事ができる。
避難小屋までは素晴らしい道。
しかし避難小屋から暫く進むとトラバース気味の道になるがこれが酷い。
山の斜面をただ草刈っただけなんじゃないかという所や崩壊しかけてるところ。
山と高原地図通りきっちりCT4時間歩かされてヘトヘトになった。
白馬岳~避難小屋までがとても素晴らしいだけに
避難小屋~登山口の道の悪さにはちょっと↓。
祖母谷温泉は鑓温泉とはまた違った感じの温泉山小屋。
こちらは欅平から数十分水平に歩いてこられるので観光客も来れる。
お湯は僕には丁度いい感じ、どっちかっていうとぬるめか。
入浴後登山者、元登山者の方と話が盛り上がり楽しいひと時を過ごす事ができた。
就寝前にもう一度入浴し床に就いた。
祖母谷に下りてわかったのだが、右足に大きなマメを作ってしまった。
触るとかなり痛い。
絆創膏、湿布、テーピングで応急処置。
悪ければ明日の登山はやめにして交通機関で八方まで戻る事に決めた。
(𨯯温泉~稜線でご来光)
(朝焼け)
(𨯯ヶ岳から杓子、白馬望む)
(白馬)
(大雪渓を登ってくる人々)
(祖母谷へ下る清水尾根)
(清水岳から三山望む)
(同じくつるぎ方面望む)
≪13日≫
足の方は相変わらず。
しかし厚手の靴下を履き、登山靴を履いて歩いてみると悪い感じはしない。
うーんと悩んだが歩くことにした。
まだ真っ暗な四時過ぎに出発、ヘッドライトの電池が少なく光が弱い。
今日もロングコース、山脈越えて八方へ下る。
登山口から沢沿いをトラバース沿いに登っていく。
テープは付いているが歩きにくかったり、わかりにくい箇所がある。
地図上の滝の高巻きは全然大したことなかった。
沢登りの高巻きと一緒に考えてしまったのがいけない。
前日の疲れが残っていて峠までの登りがキツかった。
避難小屋の位置が地図に載っている池付近よりかなり離れていて1919付近でだいぶ先。
餓鬼山は登った分下る(標高差250m程)という結構無駄な行程だが
かといって名前の通り両脇崖でとても巻き道なんて作れそうにない感じだった。
登りはハシゴ場が何カ所かあり、
登り下りとも落ちたらあの世行き間違いなしの痩せ尾根が何カ所かあった。
しかし地図には危険マークなし、確かにロープは付いていたけどこれは危険でしょう。
鉱山跡へ下り沢に降り立ち水補給して唐松岳へ向かう。
ここからはひたすら登るのみ。
最初は九十九折りだったが、馬鹿下りを過ぎるとトラバース路となり
彼方に唐松岳頂上山荘が見える。
山荘は見えるのになかなか近づいてこない。
トラバース路は鎖場や杭が打ち込んである箇所、
道が斜めになっている所があり注意を要した。
あともう少しで唐松だというのに、予報通り稜線はみるみるガスに覆われてしまった。
這う這うの体で唐松岳頂上に着くがガスで何も見えず。
しかし直下の斜面ではライチョウが出迎えてくれた。
あとは八方尾根を下るのみ。
足の裏が痛むのを我慢して、何度か休憩を入れつつ下った。
楽しみにしていた八方池もガスってただの池と化していた。
木道が現れるとスピードアップ、時間に余裕を持ってリフト駅に着いた。
リフト&ゴンドラの下山は楽チン、2回乗り継いで30分程で地上駅に降り立った。
八方駐車場近くの温泉で汗を流し綺麗な下着と服に着替えて長い長い岐路に就いた。
白馬と温泉、サイコーでした。
ロングルートはかなり堪えましたけど、終わってみれば楽しかったの一言です。
(餓鬼山振り返る)
(唐松と山荘)