UMA君のお部屋

山遊びのページ

池田山(途中まで)

2011-01-30 22:17:34 | 山歩き…伊吹・越美の山
山域:池田山(途中まで)

山行目的:雪山トレーニング

山行日:2011年1月30日(日) 天気雪時々晴れ

山行者:山の会メンバ12人+僕

CT:霞間ヶ渓P7:40…避難小屋10:20~11:30…東屋12:30…

   避難小屋13:00…霞間ヶ渓P14:30

本当は高鷲スキー場で県連雪山訓練の予定でしたが雪のため中止になりまして

”うちの会だけで天狗山に行こう!”ということで一応揖斐川町庁舎に集合。

で、集まってから”やっぱ雪が多そうだから城ヶ峰ね!”となり

”池田山に避難小屋があるからあそこでモツ鍋やろう!”となって

最終的に池田山に落ち着きました。

今シーズンは雪がいっぱい降りました。

池田山も例外でなく、登り始めは足元ラッセルでしたが

上がるにつれ徐々に積雪量が多くなり

林道に出ると膝までラッセル

しかも湧谷山より雪が重く苦労させられました。

避難小屋でモツ鍋パーティー後は池田山頂に向かってGO!

でも結局タイムオーバーでトイレと東屋があるところで終了でした。

池田山、無雪期ではあんまり登る気しませんが(失礼!)

積雪期の池田山は登り甲斐あります。

特に今シーズンは雪が豊富なので雪上訓練に持ってこい!?

今日もピークは踏めませんでしたが充実した雪山歩きが出来ました。

それとモツ鍋を作ってくださった山の会お姉さま方に感謝!

美味しくてお代わりしちゃいました。ゴチソウサマデス。


(モツ鍋です。)


(ラッセル者です。)




丁子山(600m地点まで)

2011-01-28 20:17:34 | 山歩き…伊吹・越美の山
山域:丁子山・湧谷山(どっちも登頂出来ずです)

山行目的:雪山トレーニング

山行日:2011年1月28日(金) 天気くもりのち晴れ

山行者:単独で行きましたが…

CT:R303大谷川橋付近6:57…坂内スキー場7:43…ゲレンデ上部9:25…

   600m地点11:00~12:00…R303大谷川橋付近

坂内スキー場(休業状態)まで車で乗り入れるつもりでいましたが

R303から距離1/3程までしか除雪されておらず、R303大谷川橋近くの広い所に停めます。

(左上のガスってる山が丁子山)

車を停めて準備をしていたら一台のワゴン車が坂内スキー場の方へ入って行きました。

程なくするとワゴン車が戻ってきて停まり、

下りてきた男女2人のうち1人が『湧谷山に登るの?』と聞いてきました。

どうやらこのお二人も湧谷山に登るつもり来たのだけれど

雪の量が多そうなので迷っている感じでした。

「ハイ、とりあえず行けるところまで行きます。」と答えると2人も行く気になったようです。

2人は『先にラッセルしといてぇ~』と言って、道の駅へ?車で走り去ってしまいました。

とりあえず坂内スキー場に向かって足を進めます。

除雪してあるところから除雪していないところに足を踏み入れるため

ワカンを着けていると、お2人さんの車がやってきました。

まだこれから準備のようなので一人ラッセルで先に進みます。

(除雪されていない道、60cm位ですかね)

坂内スキー場までは埋もれたトレースあり、そこから先は全くありません。

(誰も居ないゲレンデ、来たれ!!パウダー好き!?)

ゲレンデをちょっと登ったところで2人が追いついてきました。

2人に道を譲って休憩。

うまくラッセル交代しながら登って行く2人。


10分ほど休憩したら後を追っていきます。

やはりラッセル泥棒は楽チンです。

前2人ラッセル、後ろラッセル泥棒の構図なのですぐに追いついてしまいます。

ラッセルを申し出て先頭に立ちます。

すると、2人より明らかに僕の方が沈みこみます。

(ゲレンデ内はこれくらいの沈み込みでした)

僕はワカン装着してますが、2人はスノーシューでした。

ちなみに2人は岐阜山岳会の方で、

男性の方はいつも読ませて頂いているBlogミツルの山登り日記のミツルさんでした。

まさかこんなところでお会いするとは!!

スタートから1時間半でゲレンデ上部に到着。

もし一人だったらここで引き返してました。

ここからが本番、斜度もキツくなって積雪も多くなります。


最初は膝丈までのラッセルだったけど、

そのうち腰までラッセルが常になり、

吹き溜まってるところでは胸上オーバー!?

スノーシューお二人さんはそこまでは酷くなくて、

僕が腰までラッセルでもがいてるところなどは

膝丈ラッセルで済んでいました。

スノーシュー、本気で欲しくなったぞ!!


(植林帯を抜けると落葉樹林、いい感じです)

あと、シャベルですね。

ミツルさんが休憩する場所を整地するために持ってきたのですが、

雪掻きしながらラッセルという荒技?に威力を発揮しました。

うーん、シャベルも買わねば!!

なかなか高度が上がらず、

限のいいところで…ということで600m地点で終了ぉ~。

湧谷山どころか丁子山にも辿りつけませんでしたOTZ

整地して早めのランチ。

ミツルさんにキノコと鶏肉の鍋、揚げ豆腐を御馳走になりました


景色の方は、黒津、天狗、小蕎麦粒がチラリ。

(これは黒津ですね)

蕎麦粒岳は残念ながら頭がガスの中。

1時間程休憩し、下山しました。

下りは超特急、登りに4時間掛かったのにたったの1時間で駐車場まで戻ることができました。


今日の教訓!!トレースが期待できない山に一人で突っ込むな!?ですかね。

怪(脚)力のある人を誘った方が良い。

もしくはある程度の人数集めてパーティ組んだ方がいい。

さー今度はどこの山へ一人で突っ込もうかな(懲りてない(笑))

硫黄岳~東天狗縦走

2011-01-19 20:09:32 | 山歩き…八ケ岳
山域:硫黄岳~東天狗(八ケ岳)

山行目的:冬の八ケ岳を歩く

山行日:2011年1月17日(月)~19日(水)

天気:17日晴れ一時くも 18日晴れ 19日晴れ

山行者:単独です。

CT:17日 美濃戸口11:19⇒途中でトラックに乗せてもらう(作業小屋まで)⇒

       堰堤広場11:52…赤岳鉱泉12:46(小屋泊)

   18日 赤岳鉱泉6:00(起床)/7:20…赤岩ノ頭8:41…硫黄岳9:00…

       夏沢峠9:45…根石岳11:00…東天狗11:37…

       黒百合ヒュッテ13:10(小屋泊)

   19日 黒百合ヒュッテ5:55(起床)/7:56…奥蓼科登山口9:24

残雪期登山は昨年デビューした。

今年は積雪期登山を目論み年明けに花房山へ向かったが、

集落から登山口まで伸びる

除雪されていない林道のラッセルに撃沈、

タイムオーバーし泣く泣く撤退した。

人が入っていて、トレースがあって、ラッセルに泣かなくて…

と良さそうな山を探していたら昨年11月に発売した山渓12月号に辿り着いた。

山渓12月号の特集は“本気の八ヶ岳!”

ピークハントに縦走、岩稜、氷曝登り、

入門向けコースからバリエーションまでよりどりみどりだ。

美濃戸口から硫黄岳往復が入門向けコースとして紹介されている。

次のページには硫黄岳から天狗岳への縦走が!

八ヶ岳は冬季でも登山者が入っているから、トレースが期待できる。

山小屋も赤岳鉱泉と黒百合ヒュッテが通年営業しているから心強い。

ここで自然と美濃戸口⇒赤岳鉱泉⇒硫黄岳⇒天狗岳⇒黒百合ヒュッテ⇒渋ノ湯

というコースが思い浮かんだ。というかこれも紹介されていたコースですが。

ただ、八ヶ岳はとんでもなく寒く、北西から絶えず強風が吹いているらしい。

不安要素はあるがそれも楽しみの一つ!?良いか悪いか機会があったので行ってみた。

17日(月)

出発前々日から当日に掛けて日本全国に寒波が襲った。

自宅付近も15cmの積雪、はたして八ヶ岳は大丈夫か!?


ネットで調べてみたら、八ヶ岳がある長野県南部と山梨県は月曜から暫く好天気。

八ヶ岳も月曜から天候が回復するようだ。

結構雪が降ったので心配だったが、そこは風の山八ヶ岳、

強風がある程度吹き飛ばしてくれるだろう淡い期待を胸に家を出た。

今回は電車とバスで登山口へ、下山口から自宅も然りバスと電車で。

雪の影響はそれなりに出ていて、

自宅最寄り駅から茅野駅まで2回乗り換えたがそれぞれ数分の遅れが出ていた。

茅野駅からバスの乗り換え美濃戸口へ、平日だからか登山客は自分を含め3人だけ。

2人は夫婦?僕より大きいザック、聞いてみたらテント泊とのこと、なるほど。

終点美濃戸口で降り、バス停前の八ヶ岳山荘で準備して出発。


堰堤広場までは林道を行く。車が入っているのか轍が続いている。

轍は圧雪されており、おまけにツルツル。

下り坂でおもわず転びそうになったので轍の間を歩くことにした。

最初の橋を渡ってヘアピンカーブをショートカットできるところで後ろから声を掛けられた。

途中まで乗せてってやるから荷台に乗れとトラックの運ちゃんいう。

ありがたく荷台に乗せてもらう、さらに途中で3人グループを乗せる。

乗り心地は悪いが、楽チン!

追い越される登山者が羨ましそうな眼をこちらに向けてくる、いい気分だ。

途中までとのことだったが、堰堤広場手前の作業小屋まで乗せてもらうことが出来た。

お礼を言って荷台から下りる。

堰堤広場まではチョイチョイで、橋を渡って登山道へと入っていく。


やはり多くの人が入っているからかトレースばっちり、ラッセルの必要なし。

赤岳鉱泉から下りてきたのか単独からパーティまで色々、

十数名程の登山者とすれ違った。

前日までは悪天候であったろう八ヶ岳、はたして登頂は出来たのだろうか?

麓は晴れ渡っているが、上の方はガスっている。

今日は赤岳鉱泉までだから、それ程天候は心配しなくてよい。

登山道沿いの北沢の底は赤い色をしていた。




温泉が流れ込んでいるのだろうか?

堰堤広場から1時間弱で赤岳鉱泉、


まず最初に目に飛び込んできたのは名物アイスキャンディーだ。


人工のアイスクライミング場で、中には外国人も交じってクライミングを楽しんでいた。

岩登りの方はあまり興味ないですが、アイスクライミングには興味あり。

誰かビレイしてくれる人が居るならやってみたいなぁ~としばし眺めておりました。

この日は結局1時間程歩いただけ。

受付を済まし、寝床の大広間を案内される。

今日はお客さん少ないので好きなところで寝て下さいとのこと。

大広間は両端に2段の寝床、真ん中にストーブとテーブルが配置。

好きなところと言われたので2段の端に陣取った。

ベッドメイキングを済ましたら貴重品だけ持って食堂へ。

丁度昼時なので、カレーライスを注文する。もちろん缶ビールも。

お腹を満たしいい気分、することがないので本棚から漫画を持ってきて読む。

読んだのは“孤高の人”

新田次郎の同名小説は読んだことがあるが、

この漫画はそれを原案として描かれたようだ。

なぜか1と2巻はなく3巻から読み始める。

時代背景は現代だが主人公の森文太郎を中心として進む

話の内容には新田次郎の“孤高の人”とシンクロするような内容もあり。

夕食を挟んで13巻まで一気読みした。

赤岳鉱泉の夕食は結構有名でステーキが出ることもあるらしい。

今夜はビーフシチュー、他にサラダ、フルーツにごはんとポトフだ。


ビーフシチューはよく煮込まれた大きめお肉がゴロゴロ、濃いめの味でご飯が進む。

量が少なかったのが残念。贅沢をいうとパンを浸して食べたかった。

ごはんとポトフはおかわり自由。もちろんおかわりして腹を満たした。

18日(火)
朝食を済まして7時過ぎに出発、

朝から天気はいいが稜線にまとわりつく雲は物凄い勢いで流れて行く、

風が心配だ。

硫黄岳への登山道は北沢を渡って急斜面をジグザグに登っていく。






トレースは付いていてラッセルの必要はほぼ無し。

GPSで確認すると夏道と同じようだ。

南斜面がぱっと開けて急峻な阿弥陀岳と赤岳が見える。とても立派だ。

(阿弥陀岳)

一時間程登ると森林限界上に出ると北東に目指す硫黄岳が見える。

南側が崖のように切り立っているが頂はなだらかに見える。

木々が無くなると急に風が強くなったようだ。

頂に向かって稜線上を先行パーティが歩いている。

しかし先行パーティが残した?と思われるトレースが風で消えかかっている。

すべて消えないうちに稜線上にでる。

稜線上に出ると一気に視界が開けた。

左手に赤岩ノ頭、右手には硫黄岳へと道が続いている。

(赤岩ノ頭付近から硫黄岳望む)

稜線上は北西の強風、まるで台風の真っただ中にいるようだ。

この強風のせいか稜線上は積雪が全くなく地面はガチガチに凍りついている。

体をきもち風上側に傾けて進む、気を抜くと風に流されそうだ。

稜線に出て20分程でなんとか硫黄岳に辿り着く。

社のようなものがあるガチガチの雪で埋もれている。

硫黄岳と書かれた標柱を風上にして小休憩をとるがとても長居出来るような状況ではない。


(あっちの方に最高点・三角点がある。)

天狗岳へ向かうためまず夏沢峠へ下っていく。

(奥に双耳峰の天狗岳が見える)

東斜面は落ちたらヤバいくらい切り立っている、崖ってやつだ。

西斜面はやや緩やか、風に流されたら崖から落ちるので慎重に下る。

相変わらず風は強い、完全防備だがやや露出した肌(頬とか)は寒いを通り越して痛い!

やがて樹林帯に入る。

樹林帯に入ると大量の積雪、

トレースが全くないので先行パーティは硫黄岳からこちらの方向には着ていないことに気付く。

股下のラッセルだが下りなので比較的楽チン、登りだったら…ゾッとする。

緩やかになって目の前が開けた。夏沢峠だ。

山小屋があるが冬期は閉まっているようだ。

建物を風よけにして小休憩、チョコレートを食べたらパリパリだった。

ふと、硫黄岳を見る。荒々しい爆裂火口が見える。


北稜から巻き上げられた雪が爆裂火口を飛び越えそのまま真横に飛んでいく。

荒々しい八ヶ岳を感じた。

夏沢峠を出発し再び樹林の中へ、部分的だがうっすらだがトレースが残っている。

しかし脛下ラッセル、トレースをちょっとでもはずすと股下までズボッ。

トレースの無いところは道探しゲーム?それとも爆弾探し?

雪の下に隠れている踏み固められた場所を考えながら足を置く。

ここは普通に真っ直ぐだろうと余裕ぶっていると股下までズボッ…

思わず笑ってしまう。

根石山荘南にあるピークを越えると樹林帯を抜け吹きさらしのコルに建つ根石山荘。

根石山荘を通り過ぎ根石岳に登ると目の前に双耳峰の天狗岳が現れる。

目指すは天狗岳の東峰、東天狗。

根石岳とのコルから見上げる東天狗は二つピークがあるように見えるが、


登っていくにつれ違うことに気付かされる。

頂上直下まで来て向こう側から東天狗の頂に登山者2人が現れた。

赤岳鉱泉からここまで誰にも会わなかったから、

さすがに人恋しくなってしまってホッとさせられた。

登山者2人と頂上で標柱を背に撮りあっこして黒百合ヒュッテに向かって下る。


(東天狗から南を望む。かっちょいい山がいっぱい。)


(北八ツは天狗岳を除くとなだらかな山が多い。)

山頂直下のちょこちょこっとした岩場を下っていくと分岐。

北へ中山峠に向かう道と西へ中山峠を経由せず黒百合ヒュッテへ向かう道。

計画では中山峠経由で、東天狗に上がってくる登山者はこちらを登ってくる。

どちらも黒百合ヒュッテへ至るのあえて西へのルートをとってみる。

トレースはうっすら程度であるが尾根道なので外すことはない。

大きく下って尾根がなだらかになった頃、

この時期使われない理由がなんとなくわかった。

大きな岩がごろごろで、歩きにくい!

小ピークが幾つかあって登り返すのもめんどくさい!

計画から外れて歩いたのを暫く進んでから後悔した。

黒百合ヒュッテに至る最後の下り斜面は全くトレース無し。

シリセードで下ろうかと思ったが雪がふかふかで滑らない!沈んでしまう。

仕方なしに雪まみれになりながら腰までラッセルして下り立った。

黒百合ヒュッテは薪の暖炉があったり建物の外も中もクラシカルな感じ。






でも建物の横と屋根には立派なソーラーパネル、

トイレの入り口には発電した電力量や気温、風速が表示されたモニターもあり、

トイレも超綺麗。

小屋は古い感じなんだけど何処かにドラえもんが隠れているような気がした。

この日の黒百合ヒュッテの宿泊客は4人とテント泊が1人。

人数が少なかったからか夕食(翌日の朝食も)はこたつで!


お互いの気持ちも近くなって?すぐに意気投合し山の話に花咲いた。

夕食は5時半からだったが消灯の8時半までがあっという間の楽しいひと時であった。

19日(水)
この日の行程は奥蓼科登山口(渋ノ湯)に下るだけ。2時間程の行程だ。

登山口近くには渋御殿湯という温泉宿があり日帰り入浴も出来る。

2日間入ってないので熱々のお湯を求め意気揚々で下山する。

1時間半程で渋ノ湯に下山。真っ先に温泉へと向かう。


渋御殿湯の玄関前に登山者はザックを持ち込まないで!

と張り紙があったので必要な元と貴重品だけ持ち込む。

お風呂の方は酸性単純硫黄泉、冷泉なので源泉は冷たい(冷たい源泉の風呂もある)。

加温・加水している方はもちろん温かいが色は無色透明、ほんのり硫黄の匂いがする。


源泉の方は加水していないのでほんのり濁っていて、湯の花が浮いている。

お風呂は浴槽、壁、床すべて木。

綺麗な現代の風呂場を見慣れているので、昔にタイムスリップした感じを覚える。

とはいってもジャグジーはちゃんとありますが。

ちょっと困ったのが!?石鹸とボディーシャンプーはあるのに

髪を洗うシャンプーは無いということ。

男だから?堂々とボディーシャンプーで髪を洗いましたが、

ボディーシャンプー(石鹸もあるのに!)は置いてあるのにシャンプーが無いのは不思議!

ぜひ置いてもらいたい(ボディーシャンプーか石鹸かどちらかを無くしてもいいから)

温泉をでて玄関のソファーで休憩。

だけど、暖房が無く温度は5℃前後。

せっかく温まったのにみるみる体温が奪われていく。

玄関先に置いたザックからフリースを取りに行った。

暫く待っているとバスが入ってきた。

バスは暖房が掛かっているだろうと、荷物をまとめてバスに飛び乗った。

正解!!暖房が掛かっていてこれ以上冷やされることが無くなりました。

しかし、温泉入ったのにブルブル…変な話ですね。

帰りは雪による遅れも無く予定通り帰宅できました。

いつも単独で歩いてますけど、

今回は積雪期、2000m台後半の中級山岳、

小屋泊まりと今までやったこと無い事にチャレンジしました。

まあ、どうにか成功を収めました。

山の神様の機嫌が比較的良かったのでしょうけど。

ただ、アイゼンでスパッツやパンツを引っ掛けてしまったり、

転倒しそうになったりと未熟な部分があります。

ここら辺のアイゼンワークですか?向上させなければと思います。

今回の登山は雪山登山のいい勉強になったのでは?と思いました。


初登り

2011-01-09 18:01:05 | 山歩き…伊吹・越美の山
ようやく初登りです。

2日はただ林道をワカン着けて歩いただけなので登ったとは言えません。

山域:伊吹山

山行目的:雪山トレーニング

山行日:2010年1月9日(日) 天気 晴れ一時くも、山頂はプチ吹雪

山行者:単独です。

CT:上野登山口7:00…一合目7:23…三合目8:21…五合目8:42…

   六合目避難小屋8:55~9:12…山頂10:16~10:31…六合目11:07…

   一合目11:49~11:58…上野登山口12:15

先週は殆ど平坦な林道でも膝丈の雪をラッセルすると1Km/1時間ほど掛かることが学習できました。

そんでもってラッセルはキツイ!!と。

今回は駐車場からすぐ登りに入る伊吹山に雪を期待して登りに来ました。

が、先に結果をいうと、ラッセルの必要なし!!

冬道には踏み固められた一筋の道、

この上を歩けばラッセルなんてしなくていい!!

まー、降ったばかりではありませんでしたし、

冬でも登山者で賑わう伊吹山ですからね、

そりゃ足跡いっぱい踏み固められた道が出来るってもんです。

冬道から逸れれば、もう深いところでは腰までラッセルも可!!

でもね、別にラッセルがしたくてしたくて堪らない訳ではないんです。

踏み固められた道があるのにわざわざ埋もれるとこになんか突入しません。

ラッセルするしか先に進めない!!っていうんなら仕方がないですけどねー。

もう言い訳はこれくらいでよろしいでしょうか?先に進みます。

上野登山口駐車場は僕のを入れて4台。

僕が2番手でしたので、先行者は最低でも1人。

ラッセルが必要な状態ならどこかで追いつくはずと思いました。

7時に出発。

登山口から一合目までは大した積雪もなく、殆ど地が出ていて、しかもぐちょぐちょ。


一合目からやっとこさ白い世界。


吹き溜まっているところは別として積雪30~50cmくらい。

草が所々出ている。

道はしっかり踏み固められていて一本の筋となって上へ延びている。

この時点でラッセルの必要のなさをほぼ確定。

2合目を目前にアイゼン装着。


UMAは甘えんぼさんなので、便利な道具があれば頼ります(^^ゞ

アイゼン装着したら機動性アップ、滑ることがないのでガスガスと進んでいきます。

登山口から1時間20分ほどで広い雪原に出ました。


三合目です。

伊吹山の上の方は雲の中。

ちょうど六合目避難小屋あたりに雲の底が来ています。

六合目の避難小屋で先行者に出会います。

どうやら僕と同じ単独のようです。

避難小屋で休憩を撮った模様、僕とあいさつした後登って行かれました。

避難小屋は昨年の2月に訪れた時は風で屋根が破損していましたが、

今日見たら修復して元通りになってました。


修理費用はどこから出たんでしょうねー、感謝感謝です。

休憩のため入ります。

実は初めて入るのですが、金属のドアを開けるとすぐに土間。

板間は8畳くらいですかね?両サイドにベンチ、天井はコンクリ製。

2か所ある窓から十分な光が入りますのでとっても明るいです。

避難小屋から出ると先ほどより見通しが悪くなってきています。

下も上も視界は30mほど、すっかり雲の中です。

ここからは冬道はほぼ直登だと思ったのですが、

実際はジグザグになっているところもありました。

結構急な所もあるうえ、雪が締まってない所なんかもありますので

アイゼンを装着しているとはいえ滑るところがあります。

昨年の2月にここを訪れた時は厳冬期のはずなのに思いっきり残雪期の状態。

暖かく、午前中の早い時期から雪が腐ってしまって、滑る滑る。

今回はそこまではいきませんでしたが、近いものがありました。

九合目近くで先行者に追い付きます。

ここから山頂までは緩やかですが、

ホワイトアウト状態で山頂までいくか迷っているようです。

僕も冬山はまだビギナーですからあんまり無理はしたくありません。

内心は積雪期単独でピークを踏むことに燃えていますが。

後ろからカップル2人組が追い越して行きます。

先行者の方と僕はそのお二人を見て進むことを決意し山頂へ向かいます。

とても視界はいい状態とは言えませんし、

吹雪いていて肌が露出しているところは痛いです。

暫く行くと左手に1億円トイレ、風上側に鎧のような雪が付着しています。


ここまでくれば山頂まであとちょっと。

ちょこちょこと歩いていけば、これまた立派な雪の鎧を着けた山頂標識。

先行者の方とお互い撮りあっこしました…言い方変かな??

先行者の方とカップル二人は下山へ。

僕は折角なので三角点のところまで行ってみることにします。

山頂標識から5分くらい、三角点はかろうじて頭のてっぺんが出ていました。


グローブをはめたままでは撮りにくいので素手にしたらトンデモナイ寒さ、いや痛さ!!

ヤバいくらい寒い、痛いです。

ふとザックに括り付けたペットボトルのスポーツドリンクを見たらフローズンになってました(怖)


フローズンドリンクなんて買った覚えないのですが…とっても寒いのですね。

こんなアホなことする奴は居ないと思いますが、

服を脱いだら確実に死ねますマジで

凍死一直線です。

三角点を撮ったらそそくさと下山に掛かります。

視界は相変わらず悪いですし、ここに留まっているのは良くない気がします。

1億円トイレを過ぎた辺りで、ちょっと道に迷います。

先行者の方もカップルの方も迷われたようで、右往左往してました。

なんとか登ってきた道を見つけますが、先行者の男性もカップルも

こっちへは来ずどこかへ行ってしまった模様。

探し出して誘導しようかと思いましたが、再び迷ったら危険なのでやめてました。

GPSは勿論持参しましたが頂上で電池切れ寸前。

慌てるな慌てるな換えの電池があるわと思って救急袋を探ったら

単四はあったけど必要な単三は持ってきていませんでした

なんとか野生の感で!?戻れたからいいものの…アブナイねえ

9合目を下回ったところで下界が見えてきました。


というか、山頂は雲の中ですが下界はまだ晴れているようです。

3合目あたりも日の光が当たっているのが見えます。

よーくみてみると、下から登ってこられる方が沢山。

今日は天気予報下り坂だから人少ないなーと思ってたんですが。

ただ単に遅いだけでした。

9合目から6合目まではシリセードで下っていきます。

(足を投げ出してシリセード)

ピッケルの柄の部分で制動を効かせながら滑っていきますが、

思ったほど滑りは良くなく、短い距離を何回かに分けて滑りました。

出来れば、頂上から6合目あたりまで一気に滑りたかったんですが…残念。

登ってこられる方を見ますと、山スキーの方が多いです。


スノーボードを背負ってスノーシューで登っておられる方も見えました。

下りはかなり勢いがついて1時間45分で登山口に到着。

夏道より若干速いような気がします。

登山口駐車場では、待ち構えていた管理人?にばっちり千円を取られてしまいました。

うーん、ここの駐車料金何とかならんかなー。

登山口から遠くなると安くなりますが、なんで取られるのかが意味不明。

岐阜県側の登山口は駐車料金なんてないんですけどねー。

やっぱ、商売上手の近江人だから??

2011年初登りの伊吹山、多少ラッセルも期待していたんですが、

全く無くてがっかりした様な…ラッキーだった様な…贅沢ですか?

頂上での荒れ模様で、雪山の恐ろしさを垣間見たような気がします。

さー、来週はどこ行こう。

適度なラッセルが楽しめるところがいいなー。

≪おまけ≫
アイゼンを引っ掛けて北壁のパンツに穴をあけてしまいました。


穴が開いたのはパンツだけでなかった…

アイゼンの爪は貫通して足まで刺さってしまった模様。


帰って、着替えているときに気付きました。

痛みも着替えているときに感じました。

どんだけボケボケェ~








初滑り

2011-01-03 22:20:29 | インポート
ダイナランドスキー場へスキーの講習受けに行きました。

スキーはまったくやったことありません。

ということで初心者コース!!

基本のハの字、飛んでみたり!?ジグザグに滑ったり。

最終的に大きく弧を描いて180°方向転換するまで上達しました。

スノボをやり始めたころを思い出しましたね。

新しくモノを覚える、身に着いてきたと感じた時が一番嬉しいですね。

MY板です。


悩んだ結果ATにしました。

フライマンにはテレマークがお勧めらしいですが
(フライフィッシングというメンドクサイもんが好きなら絶対テレマークらしいです)

身近にテレマークの先生居なさ過ぎ!

でも、ATからテレマークへの転向もありかもね。