UMA君のお部屋

山遊びのページ

御座峰南東尾根

2020-02-09 18:07:39 | 山歩き…岐阜市近辺の山
山行日:2020年2月9日(日)

山行者:単独です。

天気:雪時々晴れ

CT:駐車地7:00…長谷川歩道橋7:03…林道7:33…635標高点8:02…1036ピーク9:37~9:52…

御座峰山頂10:13~10:35…1036ピーク10:58…林道12:17…長谷川歩道橋12:33…駐車地12:38



駐車地の初若へ着いた頃雪がちらほら、路面はうっすらと雪化粧していた。

伊吹山北東尾根に登った時と一緒で、道路を少し北上し長谷川の歩道橋を渡り対岸へ。

トツ谷に掛かっている丸太の橋は怖いので渡渉して対岸へ渡る。

斜面を登り尾根に乗っかる。

尾根の南側は植林帯で北側は混成林、尾根芯は何もなくとても歩きやすい。


途中470辺りで林道を横切る。

といっても山側は法面で(コンクリではなく山肌むき出し)高さが7~8m程ある。

ここを木や枯れ草を掴んで這い上がる。

下りには林道へ下る踏み跡を見つけた。


登りには気が付かなかった。

600辺りで南側の植林帯も終わり辺りは広葉樹の森となり明るい。

740辺りから藪が濃くなってきてゴツゴツとした岩が見られるようになった。

藪かき分け進んでいく場面もあるがそんなに苦ではない。

830~850辺りが急坂+藪+岩でちょっと手こずる。

それを過ぎると一旦大人しくなるが900辺りから今回の核心部といえるところになる。

超級坂+激薮+岩でなかなか上がらせてくれない。

(激薮格闘中。)

そんなところが標高差100mくらい続いた。

このまま御座峰までこんなんか…と思っていたら1036ピークのなだらかな頂に出ると大人しくなった。

(写真の辺りは笹が出てなくて気持ちがいい)

ここは笹もかわいい高さのやつだけで木々の間も広めで歩きやすい。

雪は最大膝下でツボ足は辛いので今季初のスノーシューを装着した。


御座峰とのコルを越えると尾根芯に岩場、左から回り込むように巻いた。

尾根芯に戻ると笹が煩くなってきた。

せっかくスノーシューを履いたのに…。

歩きにくいが強引に進む。

御座峰山頂まであと少しの所で背丈の笹。

かき分けながら進むと北尾根縦走路に出た。

(やや藪の中からひょっこり御座峰)

積雪は全然で、高さのない山頂標識は出ていた。

(怒ってる?)

三角点も目印の白い木の棒が出ていたので雪を払ったら出てきた。

伊吹山はガスっていたが少し待っていたらガスが取れて顔を見せてくれた。



(遠くに木曽三川河口付近が輝いていた)

写真タイムでパシャパシャッと。

先週登った東尾根もはっきり見えた。


御座峰山頂より少し下ったところの木立の間からの方が伊吹山がハッキリ見えた。


1036ピークに戻ると山頂脇に登りには気が付かなかった直径2m程の縦穴を見つけた。




できるだけ近くまで近寄ってみると確認できる範囲で深さは5m程、

入口に雪はなく笹やシダが生い茂り、竪穴の壁にはコケがびっしり。

どのくらいの深さがあるかわからないが落ちたら這い上がれるようなものではなさそうだ。

石灰岩の山だし、洞窟の入り口か風穴だろうか?1036ピークでスノーシューを外し急斜面へ。

下りは登りよりは幾分楽だったが藪には手こずった。

600辺りまで来ると雪も藪もなく安心し尾根を下ることが出来きた。

今年は本当に雪がなく雪山歩きを存分に楽しめない。

この尾根も積雪次第では楽しみ方も変わってくるだろうに。

来週から暖かくなるそうだ。今年は近場の山でいつ頃まで雪山を楽しめるだろうか。

伊吹山 東尾根 

2020-02-02 18:13:24 | 山歩き…岐阜市近辺の山
山行日:2020年2月2日(日)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:さざれ石公園P7:05…尾根取り付き7:24…ドライブウェイ8:48…尾根取り付き点9:05~9:31…
山頂台地10:53…三角点11:17…山頂11:20…南東尾根下降点(鳥居)11:38…ドライブウェイ12:35…
尾根下降点12:51…さざれ石公園P13:39



一ケ月ぶりの山行、塩見岳の後ヒドイ風邪をひいてしまいダウンしておりました。

暖冬で雪が全く降りませんが、ちょこっと降りましたので期待して山へ。

さざれ石公園に車を停めますが雪は全くなし。

堰堤を三基越えて渡渉したところから尾根取り付き。

最初はスゴイ急登だけどすぐに落ち着く。

だけど全体的に急な尾根。

最初はうっすらだったけど、徐々に雪が繋がるようになって…。

ドライブウエイ上で積雪15㎝程…あれれ?斜面で30㎝もあるかなぁ??

根雪は全くなくて今回の雪が新雪としてそのまま地面に乗っている感じ。

ドライブウェイを山頂駐車場へ向かって少し歩き予定の尾根取り付き点へ。

これがまた雪が全然なくて予定していた尾根へ取り付けません。

法面の低いところを吹き溜まりの雪を登って取り付くつもりでしたが全くなくてムリ。


仕方ないので手前の谷から一本南の尾根に取り付くことに。

ここでアイゼン装着。

アイゼンの爪は雪を通り越して地面に突き刺さる。

雪が少なくて藪もうるさく藪漕ぎする羽目に。

暫く上がると木が生えてない斜面が現れる。



(あのスカイラインを目指して)

結構な急斜面で、怖いのであまり後ろを振り前らずに必死で登った。

(手前が登った急斜面、奥に昨年歩いた北東尾根が見えた。)

山頂台地直下の尾根上、わずかにかたまって木が生えてるところまでこればヤレヤレだ。

一息入れてわずかに急登をやり過ごせば山頂台地に出た。

(登ってきた尾根を振り返る)

ここから三角点手前まではノートレースでツボ足で苦労した。

(ノートレースの山頂台地、山頂へ向かって)

折角ここまでスノーシューを背負ってきたので装着すれば楽なのだが、

装着するのが煩わしく感じて頑張った。

三角点までこればトレースバッチリ、山頂標識辺りはにぎわっていた。


下りは鳥居の所から一旦南東尾根をドライブウェイまで下る。


これまた雪が少なく岩やブッシュが出ていて苦労した。

(しかもガスった)



雪が少なすぎて昔の石組みの道が現れているところがあってプチ感動もした。

(破線ジグザグの道)

降り立ったドライブウェイは雪が全くなかった。

アイゼンを外し、下降点へ。

下降の尾根は目印あり。


最初は痩せ尾根で急な坂のため少し肝を冷やした。

下っていくと尾根が広くなってくるので安心して歩ける。

465辺りに目印がありここからしっかりした踏み跡を北へ下っていくとさざれ石公園の前に出た。

渡渉してわずかで駐車場だ。

雪は大分少なかったが、狙っていた東尾根を歩けて嬉しかった。