UMA君のお部屋

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ブンゲン 竹屋谷遡行・北谷下降

2013-07-27 20:21:31 | 沢登り
山名:ブンゲン

山行目的:美渓を楽しむ

山行日:2013年7月27日(土)

天気:晴れ

山行者:単独です。

CT:自宅4:30=竹屋谷入渓点6:00/6:11…竹屋谷遡行…
ブンゲン9:59~10:32…北谷下降…竹屋谷入渓点13:55/14:10=自宅16:00



今年二回目の沢登りはブンゲンに至る谷”竹屋谷”と”北谷”です。

前回もブンゲン目指して遡行しましたが、前回は滋賀県側から。

今回は岐阜県側からとなります。

そして今回は沢登りでは初の単独デビューです。

前日夕方から今朝にかけて大雨&雷でどうなる事かと思ってましたが、

現地に着いてみると笹濁り程度でやや増水気味いった感じ。

登るにつれ天気はよくなり水も透明度を増し沢日和となりました。

竹屋谷は最初藪沢で、本当にこの先に楽園が続いているのか!?

と疑心暗鬼な感じでしたが、写真で見た滑滝を見て確信に変わりました。

矢谷とちょっと違うのは何度か藪区間が現れること。

倒木などの障害物もあり正直面倒臭いです。







この沢の見物は大きな樋状の滝。

見た事のない滝で面白半分で水線通しで遡行しましたが、

途中で二進も三進もいかなくなり、

微妙にフリクションが効きにくい巻き道(岩)へ

エイっと飛び移ったのがちょびっと怖かったです。

このあとも数え切れないほど滝が目を楽しませてくれます。

大半は解りやすい巻き道が付いているので

人気の谷であることを窺わせます。

滝の連続の谷ですが、水が無くなる手前の区間は

穏やかな流れとなっています。

(この滝を越えると…)


(緩やかな流れに)

今までいくつもの滝を越えてきたことが嘘のよう。

空は青く、木漏れ日が気持ち良い。

休憩するにもってこいの場所でした。

その後水が無くなり、最後の詰め。

GPS駆使しましたが、やっぱり!?間違えてしまい枝沢を登るはめに。

ルート修正して県界尾根から伸びる支尾根に乗っかります。

あとは籔をヒーコラ漕いでブンゲン登山道に出ました。

あとはチョイチョイでブンゲン山頂。

30分程昼休憩して北谷へと下降します。

しばしの藪漕ぎ、藪区間を終えると滑床続く沢に出ました。

北谷の上部は滑床が結構続きます。

沢の師匠K川氏やI藤兄さんなら上手く下降するところも、

今回は初単独なので慎重に巻いたり、懸垂下降しながら。

二条滝と呼ばれる滝からは大きな滝が連続で幾つか。



とあるブログで”赤テープの所から巻き道で林道へ”とありましたが発見できず。

かなり下ってから左岸の藪を強行突破したら運よく駐車場近くに出ました。

竹屋谷・北谷、山仲間S田氏が推薦するだけあっていい谷でした。

今回、初単独遡行・下降でしたが大した怪我もなく無事下山出来た事が何よりも嬉しいです。

ちょこっとステップアップできたかな?

えー、ここで最後に残念なお知らせ。

帰りの林道、走っていたら違和感が。

停車して左前輪を見たらバーストしてました(涙)

タイヤ1本交換¥14750ナリ…ぐすん(つД`)

越百山~空木岳

2013-07-21 21:24:55 | 山歩き…アルプスの山
山名:越百山~空木岳

山行目的:避難小屋泊りでアルプス縦走

山行日:2013年7月21日(土)~22日(日)

天気:21日晴れのちくもり 22日晴れのちくもり

山行者:M利さん、T藤さん、僕。

CT:
21日 安八町役場3:00=岐阜羽島IC=中津川IC=伊那川ダム登山口5:50/5:57…
福栃橋6:37…越百小屋10:37~11:05…越百山12:03…南駒ケ岳15:57…
摺鉢窪避難小屋16:54

22日摺鉢窪避難小屋5:09…空木岳7:24…木曽殿山荘9:00…吊橋11:28…
林道12:52…伊那川ダム登山口14:46/15:00=温泉=中津川IC=岐阜羽島IC=
安八町役場18:45

今年の夏初めてのお泊り山行となりました。

二日間とも天気に恵まれ充実した山行になりました。
(アルプス特有の昼前からガスに覆われるは相変わらずですが。)


(越百小屋から南駒ケ岳と越百山。この時はまだ天気良いですが…。)

(越百山頂上に着いた時には辺りはガスガス。)


(ガスガスの稜線を歩きます。)


(クロユリ)


(チドリ)


(イワギキョウ)

眺望得られずともお花達がお出迎え。全体的に白色が目立ちました。

南駒ケ岳では伊那谷の町がちょこっと見えましたが…。

今夜の宿”摺鉢窪避難小屋”にヘロヘロになりながら到着。

カールの中にあるロケーション最高の小屋、トイレあり。
                水は勇気さえあれば百間ナギから

M利シェフ{シュフ!?}が夕食&朝食に腕をふるってくれました。


(夕食の”ふわとろ中華丼”)


(朝食の”トマトリゾット”)


(夜9時に小屋を出て星空撮影…月が出て雲が多く断念。)
(しかし幻想的な雰囲気に包まれしばし見とれていました。)


(21日朝、南アルプスをバックにカールを登る。)

赤ナギ岳を越え空木岳へ到着。ガスってない稜線歩きを楽しめました。


(南駒ケ岳から続く稜線。)





ブンゲン 矢谷遡行・大長谷下降

2013-07-13 19:43:01 | 沢登り
山名:ブンゲン

山行目的:沢初め

山行日:2013年7月13日(土)

天気:くもり、一時雨または晴れ

山行者:M利さんと僕。

CT:垂井北中6:00=矢谷出合6:30/6:45…ブンゲン12:19~12:34…
道路15:35…矢谷出合15:50/16:00=温泉=垂井北中18:10

沢初めに選んだのはブンゲンに突き上げる谷”矢谷”。

名渓だそうで山の会でもここ2年程2パーティ入っています。

いつも連れてってもらってるけど、今回は自分から行ってみました。

同行者も居るのでドキドキ。

まっM利さんは沢も岩もバリバリの頼れる姉御なので心配ないですが(笑)

矢谷出合から入渓。

流れが細いので不安になりますが、ある程度進みGPSで確認したらOK。

時期的なもので蜘蛛の巣イッパイ。

拾った木の枝で振り払いながら進みます。

チョコチョッと進むと堰堤にぶち当たり右岸側を巻き巻き。

よく見たら林道が脇に付いていてここから入渓すれば良かった!と後悔。

再び入渓して、ちょこっと進むと滑底が現れた。

歓喜して先に進むとさらに滝が現れ始めた。





溝状の滝、滑の滝、多段の滝。

飽きない間隔で現れ楽しませてくれる。

これ登れるかな?ってやつはトライ。

あーこれはムリムリってやつは巻き。

どれも滝には違いないんだけど、

大きさ、形、水の流れ方がすべて違っていて、

それぞれの滝に個性があるようで面白い。

この谷最大と思われる多段ノ滝は下は樋状、上は滑となっていた。




これは左岸から大きく巻いた。

流れが細くなり、休憩できそうな二股で昼休憩。

今日は折角なのでそうめんにした。

茹でたそうめんを沢水でサッと冷ます。

コシがあってウマいそうめんだった(写真無し)

この先はもう滝は無いだろうと思っていたら最後に白糸の滝。


登れそうな感じだったけど、滑っていて滑りやすそうだったからこれも巻き。

最後の滝を越えたらいよいよ源頭らしくなってきた。

こんなところにも滑床があり遡行を楽しませてくれる良い沢だった。

最後に笹に突入し、暫く藪漕ぎしたあと山頂に着いた。


下りに使った谷は”大長谷”

ブンゲンと北の小ピークとのコルから西へ下降した。

笹は意外と早く切れたが、所々藪がかった沢であった。

矢谷ほどではなかったが、懸垂下降を2回、大巻きを1回した滝があった。



こちらの滝も滑が多く、下降するには嫌らしいところが幾つかあった。

ずいぶん下ったところで右岸側に素晴らしい滝があった。


山の会記録を見ると、昨年矢谷を遡行したメンバーはこの沢を下降した模様。

車のブーブー、キュルキュルと音が聞こえてきたら出合間近だ。

大きな堰堤にぶち当たり大きく巻かないと下りられない。

右岸を上がりドリフト場!?の脇を通って奥伊吹スキー場へと至る道路に降りる。

あとは矢谷出合まで十数分の歩きだ。

一日がかりの遡行&下降でちょっと疲れた。

矢谷遡行だけで十分満足。

下降もそこそこ時間掛かるので、

奥伊吹スキー場経由の登山道の方が早く降りられるかも。