UMA君のお部屋

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登り納め 伊吹山行導岩・行者堂へ

2021-12-30 19:37:50 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2021年12月30日(木)

山行者:単独です。

天気:曇りのち晴れ

CT:駐車場9:07…登山口9:10…避難小屋10:48…行者堂12:24~12:33…

避難小屋12:52…登山口14:03…駐車場14:08

登り納めに伊吹山へ行ってきました。

朝、伊吹山辺りには真っ黒い雲。

小雨降っており、諦めかけていたら雨が止み雲が取れていきましたので決行です。

雪は麓にもたっぷりで登山口から雪道が続いております。

とりあえず冬靴だけで歩き始めましたが三合目で速そうなのでスノーシューにチェンジ。

一歩がデカいので高速です。

相変わらず上の方はガスがかかっており山頂は見えません。

トレースはしっかりあるので山頂へは辿り着けると思うのですが、

視界悪いガスの中ではあんまりいい思いはしません。

冬期の伊吹山はバリルートも含め何度かあるので登頂は諦めることに。

その代わりにまだ行ったことのない行導岩・行者堂へ行くことにしました。

六合目避難小屋からメインルートと別れて左の方へ。

あんまりはっきりしない隣の尾根に移り登っていきます。

うっすらとシュプールが確認できる以外はトレース確認できず。

重い新雪でスノーシューが思ったより沈みます。

だんだん急な坂になり、スノーシューでは登り辛くなったところでアイゼンにチェンジ。

すると膝上から股下位の沈み込みで思いの外進みません。

ピッケルを横に持ちシャフトで削るように雪掻きしたら足が上がるようになり、

雪掻き→登るの繰り返しで先へ進みます。

しかし、牛歩戦術のようでなかなか進まない。

おまけに辺りがガスに包まれ行導岩がハッキリ見えない!

とりあえずガーミン先生の導きに従い尾根を直登していきます。

標高差50mを切ってしばらく登ったとき左手の上の方に崖が見えました。

もうちょっと登るとお堂がようやく見えてきました。

右手から回り込むように急斜面を登り、お堂の尾根に乗っかりました。

少し戻るとお堂が目の前。

山頂側は完全に壁、左に回り込むとすりガラスの窓がありました。

麓側には開閉する壁。北側の側面にドアがありました。

開くかな?と思ったら簡単に開きました。

中は2畳程のスペース。

床はコンクリートのようでした。

山頂側には腰のあたりの高さに棚と反対側に棒で開閉する窓がありました。

今までずっとお堂か中に仏像か何か安置されているものだと

思ってましたが小さな避難小屋みたいなものだったとは。

柱は鉄骨なので丈夫だと思います。

壁は内側がベニヤのような木の板で、外壁はガリバリウム鋼板のようになっていました。

ここで休憩しても良かったのですが、そそくさと下山しました。

相変わらずガスは濃く、風は強かったです。

かなり下まで降りてくると青空が広がりだして、

下山し駐車場まで戻ってくるとガスが取れてハッキリと山頂が見えました。

まさかこんな形で行者堂へ訪れることになるとは思いませんでした。

これも導きでしょうか。

それと行者堂がどういうものなのかハッキリして気分がスッキリしました。


(行者堂の前にて。)


(ぐるっと回って行者堂のドアの前にて。)


(ドアを開けへ中を覗いてみると。)


(摺りガラスの窓。開かないが締め切った状態で唯一光が入る。)


(棒で開閉する窓。)


(開いた状態。)


(閉じた状態。)


(天井。柱は鉄骨。)



納古山~遠見山

2021-12-29 17:40:51 | 山歩き…岐阜市近辺の山
山行日:2021年12月26日(日)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:酒蔵前の駐車場11:45…遠見山見晴し岩12:05…納古山13:17…南天の滝14:32…

遠見山山頂14:44…酒蔵前の駐車場15:01

駐車場はちょっと迷って酒蔵の前の駐車場へ。

すでに11時でしたが何台か停まってました。

異世界へ行っちゃいそうなトンネルをくぐって山道へ。

山頂へは短い距離ですが面白い標識に変顔写真撮りながら楽しく登ります。

見晴らし岩は右下がチョイ怖ですが腰掛けてみると展望とってもgood

ぜひ後ろから撮ってもらいましょう。

納古山はまだまだ遠くここで引き返そうかなと思いましたが、もうちょっと行ってみることに。

鉄塔広場で納古山2時間の看板。

頑張れば14時に山頂踏んで日が暮れる前には下山できるかな?

と思いタイムリミット14時で頑張ることに。

この先も道はハッキリしていましたがクネクネした尾根道で

どっちを向いて歩いているのかよく分からなくなります。

読図の練習にはいいのかな?

辺りは常葉樹と植林多く影が多め。

木漏れ日は届きますが早めに暗くなりそうな予感。

稜線に出ると冷たい風ビュービューで一度外したニット帽を再び被ります。

基本尾根通し登ったり下ったりですが、巻道で余計な登り下りは減らしている感じ。

巡視路か作業道が入り交じり途中分かりにくいところもありましたが、

最後は標高差200m弱一気上りで山頂へ到着。

早足で歩いたこともあり鉄塔広場から一時間ほどで到着。

ゆっくり温かいコーヒーでも…と思ったけど

あまりの寒さに休憩する気も起こらず、適当に写真撮って来た道を引き返す。

復路は南天の滝へ寄りました。

この滝落差20mもありますが、

落口から5mほどで取水されてるので、

おこぼれ程度しか下まで落ちてこないなんだか可哀想な滝でした。

後は林道歩くだけ…ん?なんかおかしいぞ?

そういえば遠見山の山頂に立ったっけ?と思い返してみると立ち寄ってない。

ということで再び登り返して遠見山の山頂に立つのでした。

下山して五平餅屋寄ったら店が閉まってる!

あと数分あったけどどうやら売り切れて閉まったようです。

泣く泣く酒屋へ寄って日本酒と酒粕をゲットして帰路につくのでした。

岐阜のグランドキャニオン、景色良かったですわ〜。

納古山とセットで登ると満足感アップ。

後は林道歩くだけ…ん?なんかおかしいぞ?そ

ういえば遠見山の山頂に立ったっけ?と思い返してみると立ち寄ってない。

ということで再び登り返して遠見山の山頂に立つのでした。

下山して五平餅屋寄ったら店が閉まってる!

あと数分あったけどどうやら売り切れて閉まったようです。

泣く泣く酒屋へ寄って日本酒と酒粕をゲットして帰路につくのでした。

岐阜のグランドキャニオン、景色良かったですわ〜。

納古山とセットで登ると満足感アップ。





上臈岩 モリトピア愛知からピストン

2021-12-19 08:24:21 | 山歩き…その他の山
山行日:2021年12月18日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:モリトピア愛知8:40…シャクナゲ尾根登山口8:46…シャクナゲ尾根・東尾根…

△川合10:15…上臈岩下道周回…中の上臈12:15…△川合12:46…赤木沢登山口13:31…

モリトピア愛知14:02

上臈岩というところを勧められ、モリトピア愛知(愛知県民の森)から歩いてきました。

途中の縦走路は愛知県民の森の遊歩道ですが地道が岩場で手軽な岩稜といった感じ。

この日は青空が広がっているものの一日中寒く、

朝は凍結している木道や薄っすら積もった雪が昼過ぎでもなかなか解けないところが見られました。

上臈岩へは縦走度から外れますが踏み跡、目印はしっかりしています。

上臈岩下道周回コースは急な斜面や岩場のトラバース洞窟なんかがあって

一種のアトラクションのようなもの。

トラロープや目印はしっかり付いているのですが、危ないところは多々あって

滑り落ちたりしたら即アウトな箇所があり気が抜けませんでした。

登山サークルの初心者仲間が最近よく行ってるレポを見る~とのことでしたが

とても初心者が行くような場所とは思えませんでした。

僕は何箇所かある岩場のトラバースは怖かったです。

上臈岩と呼ばれる岩場が張り出しているところは崖っぷちで

こういうところが苦手な僕は端まで行けませんでした。

天気も良く絶景が見られたのは良かったかな~。


















高室山~倉骨山~ザラノ~丸山

2021-12-12 19:38:35 | 山歩き…鈴鹿の山
山行日:2021年12月12日(日)

山行者:単独です。

天気:くもり

CT:高室山登山口9:31…高室山10:29…倉骨山10:47…ザラノ11:30~11:52…

丸山12:44…南後谷登山口13:21…高室山登山口13:46



佐目トンネル西の登山口からほっつき歩き。

高室山はいきなり尾根直登で息上がりました。

小ピークを越えて急な尾根をジグザグ路で。

尾根が緩やかになりもう着くかなと思ったら谷沿いの道を更に上へ。

台地状の山の頭は植林で拍子抜け食らった感じ。

ひょっこり林道へ出たら、しばらく林道歩き。

再び山道へ入ると登山口←の看板。

今までのはアプローチだったのか!?

いやしかし下にも同じような標識あったぞ!

ここは「登山道、横入りします!」が正解だと思う。

植林を右手に登ってくと最後は左から回り込むように山頂へ。

葉っぱを落とした広葉樹林を抜けると頭ツルツルの高室山山頂に着いた。

360度の見晴らしはまさにその通りだけど、

今日は雲が多くて鈴鹿山脈は雲の中、

おまけに鍋尻山も頭が雲にかかっていた。

倉骨山へはそのまま尾根通しで少し下ったら着いた。

こちらも南側は展望よくいい感じ。

おまけに南側はすとーんと落ちているので、○玉キュッとしました(汗)

ザラノへは高室山経由だと登り下りが大きいと感じたので

適当なところで北側の谷を横切ってショートカット。

ザラノへの尾根は登ったり下ったりで道はあるような無いような…

テープはしっかりなので迷いはなかったです。

ただ、オフロードバイクなのかオフロードチャリなのか

尾根伝いにタイヤ痕が残っていてちょっとビックリ。

結構土がえぐれててなんとも…。

ザラノ手前のブッシュは最近手が入ったようで灌木の幹や枝が切り払われていました。

プチ痩せ尾根を過ぎると山頂。

樹間から鍋尻山、霊仙山の方見えるようでしたがパットしない感じの山頂。

静かなのでコーヒーブレイクするにはもってこい。

このまま来た道戻ろうかと思ったのですが、

ガーミンの地図に高室山のドリネと表示された地点が

ちょっと気になってそちらへ寄ってみることに。

ザラノ登山口のある林道終点から地点付近までは林道歩き。

地点付近には確かにすり鉢状の穴がありました。

せっかくなので地点から近い山へ登ると丸山という山頂。

思いがけない出会い、まさか山名があるとは…。

ここから来た道戻る手もありましたが

北側の鞍部へ降り立ち南後谷登山口へ降りるルートに変更。

やはり、歩いていないルートのほうが楽しいですからね。

鞍部へは適当に歩いたので道はなくシダ植物の藪漕ぎと倒木越えに少し難儀しました。

鞍部からは立派な道があり難なく南後谷登山口へ下山。

谷間の風情ある集落を見ながらグルっとして戻ってきました。

今回の山行は計画書作らず高室山・倉骨山・ザラノを巡るだけしか

考えてませんでしたがプラスαで思いもよらない山&ルートも歩け満足しました。

次に高室山へ訪れるなら空気の澄んだ天気良い日にしたいですね。

能郷谷から能郷白山

2021-12-12 06:37:40 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2021年12月11日(土)

山行者:山の会K川師匠、僕の二人。

天気:朝と下山時晴れ、日中は曇り一時雨

CT:ゲートの先の駐車地7:16…徒渉点7:43…林道跡横切る8:21…お迎えブナ8:46…

前山付近9:41…能郷白山山頂10:46…お社10:51~11:26…昼休憩30分程11:59…

前山付近12:55…徒渉点14:14…駐車地14:38

K川さんが能郷白山の計画書を出したのを見てしまったので、同行をお願いすることに。

一週間前のヤマップでは大雪で前山で引き返すという記録を見ましたが、

ここ何日か暖かかったので大分解けてしまっただろうなと思っていたら

案の定下の方は雪ほとんどありませんでした。

徒渉点は最近橋が撤去されてしまったようで普通に徒渉。

お迎えブナ辺りで雪が繋がるようになりまして雪山へやっと来たなという感じ。

前山までこれば藪は出てますが割と積雪量ありここでスノーシューを装着。

ちなみにK川さんは終始ツボ足でした(さすが!!)

スノーシューつけても締まり切らない賞味期限切れの残雪みたいな感じだったので

何度も踏み抜きました。

それでもスノーシュー着けたら大股で歩けるので早い早い。

最後の急斜面もスノーシューの歯が雪面にしっかり食い込んでくれて

ずり落ちることは少なく、何とか山頂にたどり着けました。

朝出発したころは晴れてたんですが、日本海側から低い雲が流れ込んでおり

山頂は雲の中で時折小雨が降る天気でした。

お社でK川さんを待ってから下山開始。

前山近くまで戻ってくると晴れ間が復活してきて、前山越えたあたりで

能郷白山の頭はすっきり見え、磯倉もギリギリ雲が掛かるくらいまで復活しました。

翌日は下り坂ですし、まあこれで良しとしましょうということで下山してきました。

久々のK川さんとの山行、色々お話しできて楽しかったです。


(ヘアピン林道跡で積雪こんなもん。)




(お迎えブナ辺りで雪が繋がるようになりましたが、この先夏道が出てるところも。)


(前山は雪多めですがまだ藪出てます。)


(スノーシューに装着。今回新品デビュー。)


(残念な天気の山頂。)


(お社のブルーシート剥がれてしまってました。)


(下山中、前山目前で晴れ間復活!)


(低い雲が取れて顔がハッキリ見えました。)