夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ひとつの旅でも4度ぐらいは享受している、と老ボーイの私は微苦笑を重ねて・・。

2017-01-25 12:15:56 | 旅のあれこれ
私は東京の調布市に住む年金生活の72歳の身であるが、
家内との共通趣味のひとつは国内旅行であり、私たち夫婦は子供に恵まれなかった為か、
若き新婚時代から日本の各地に四季折々に訪ねたりしている。

旅から帰宅すれば、愚図で齢ばかり重ねた私は、何かと慌ただしく過ごすことが多い・・。

もとより旅行は非日常の出来事で、平素の私は年金生活している中、
程ほどにのんびりと過ごしたりしている。

2004年(平成16年)の秋に定年退職後、多々の理由で年金生活を始めた私は、
自主的に平素の買物担当を宣言して、家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に行ったりしている買い物メール老ボーイとなっている。

その後は、自宅の周辺にある遊歩道、小公園などを散策して、季節のうつろいを享受している。
             

日常の大半は、随筆、ノンフィクション、小説、現代史、総合月刊雑誌などの読書をすることが多く、
或いは居間にある映画棚から、20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、
ときには音楽棚から、聴きたい曲を取りだして聴くこともある。

そして少なくとも家内は料理、掃除、洗濯などをしてくれるので、
せめて家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、私は素早く察知して、茶坊主ぐらいはしている。

このような年金生活を過ごしているが、何かと身過ぎ世過ぎの日常であるので、
日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、パソコンの故障とか旅行に行っていない限り、
ブログの投稿文を重ねて、早や13年生となっている。

そして時折、庭の手入れをしたり、友人と居酒屋など逢ったり、家内と国内旅行をしたりしている。
             

我が家の両親は、無念ながら家内の母だけとなり、
80歳過ぎた頃から膝(ひざ)を悪化して、まもなく杖(つえ)を突く身となって、『要支援2』となってきた。

こうした中、整形外科、内科、眼科に通院している中、膝(ひざ)と腰に激痛が感じ、
一昨年の5月より少し遠い大学病院で検査、そして入院、退院後の検査が加わりした後、
リハビリで近くの病院に行ったりしている。

そして家内は付き添う為に、家内の母宅で駐在することが多くなってきた。

やがて家内の妹が強力な援軍となり、家内と家内の妹が交互に、
家内の母宅に宿泊して、家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしている。

そして昨年の5月より、家内の母は市の福祉課が再審査を得て、『要支援2』から『要介護1』と認定されたりした。

こうした関係で、家内は家内の妹とお互いに日程を調節して、家内が担当した期間には家内の母宅で孤軍奮闘し、
私は我が家で独りぽっちの『おひとりさま』の生活をしている。
             

家内は旅行する前日、女優を引退された後に随筆家として著名な亡き高峰秀子さんのように、
台所を洗い清めたり、洗濯物も残さず、そして冷蔵庫の肉類、魚類、野菜物、牛乳など殆ど空の状況にしない、
と満足しないひとりである。

私たちは旅行の滞在日数が多い場合は、旅先の最終日に現地より旅行ケースを宅配便を利用して、
自宅に送付することが多いが、
帰宅した直後は、部屋に外気を入れたり、着替えたりした後、手荷物を開けたりしている。

そして煎茶、コーヒーを私が淹れた後、私は入浴したりする。
この間、家内は宿泊した売店、お土産屋さんで買い求めた食べ物、或いは旅先でその地の特有な食べ物を皿に移して、
食卓に並べたりしている。

そして風呂上りの私は、私は煎茶を飲みながら、少し食べ物などを賞味している間、
家内は入浴している。

その後は私たちは、旅先のこぼれ話を談笑したりする。

やがて旅の疲れもあり、家内は寝室に行き、寝てしまう。

そして私は、確か5年の晩秋頃からブログの投稿文に写真を添付しているので、
旅先で撮った写真をデジカメの記憶媒体からパソコンに移動させ、
パソコンの大きな画面を見て、独り微苦笑したりすることが多い。

こうしたことはコンバクトのデジカメの性能もあるが、何よりもデジカメの技量の乏しい私は、
撮った数多くの写真への心の思いは強いが、やはりこの程度かょ、と苦笑したりしている。
                                         

そして写真を見ながら旅行の投稿文を思案したりしている。
出来うる限り、綴りは紀行文の形式に準拠したく、内容、構成とかを配慮しながら、
苦心惨憺としながら綴ることが多い。

結果として、私は平素は毎日一通は投稿をしてきたので、
こうした制約もあり、やむなく短めの散文で写真を添付して、
ごまかしたような手抜き投稿文となってしまい、ときおり後日に再読し、苦笑したりしている。

しかしながら、せめてタイトル名には配慮したりしている。

もとより小説、随筆、映画などの場合は、タイトル名で内容を適切に凝縮した表現となるので、
私も拙(つた)ないなりの投稿文であるが、タイトル名は気にしているひとりであるが、
大半は失敗だった、と後日に後悔したりしている。
                       

帰宅後の翌日は、家内は洗濯の合間に掃除をしたり、料理をしているが、
私はスーパーを2店ぐらい廻り、パン類、肉類、魚類、野菜、牛乳などを買い求めたり、
この間に、このブログサイトの投稿する内容を考えたりしている。

今回の旅は、たまたま沖縄本島の北谷(ちゃたん)地域にある『ザ・ビーチタワー沖縄』に滞在して、
1月12日より9泊10日で周辺を遊学した旅路であったが、
何とか7通ばかり投稿し終わったのは、昨日の24日であった。

この間に、このブログサイトで私が愛読している御方の投稿文を数多く読ませて頂ただいたり、
ネットで毎日のように精読しているニュース、音楽業界のサイトを見たりしている。

このように私は、情報機器として携帯電話、スマホも使えず、
自宅に設置しているパソコンだけが頼りとなっている稀な国民のひとりなので、
帰宅直後から、ブログ投稿の完了まで、何かと慌ただしく過ごすことが多い・・。
                       

家内は旅先でも、家内の母の安否を心配して毎夕電話連絡をし、
旅路から帰宅した翌日には、家内の母の介護に行く日程を家内の妹と調整したり、
或いは次回の旅行を思案しているらしく、今回の旅は忘却の彼方のように心情となっている。

しかしながら私は、少なくとも旅立つ前の思惑、旅行のさなかの遊学、
そして帰宅後の旅先の写真の整理、或いはブログの投稿文などで、
ひとつの旅でも4度ぐらいは享受しているなぁ、と微笑んだりしている。


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